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エコベールの洗剤はインテリアにもやさしい

■今回の浪費アイテム:
洗剤にこの値段は浪費と言われそうだけど・・・・・・
エコベールの洗剤はいいよ。
■価格:580円

もう4年近くに渡って愛用している台所用洗剤、エコベールです。ecover.jpg

 以前は「エコバ」と呼ばれていて、ボトルのデザインも白(不透明)でした。エコベール社(ベルギー)は1993年のタンカー座礁事故(シェトランド島沖で発生したブレア号の座礁事故か)の際、油まみれになった鳥たちを洗う洗剤を開発したことでも知られているそうです。ま、いわゆる「エコ」な商品なわけですが→詳しくはこちらとか実はボトルデザインがいいなと思って買ったのがきっかけ。「あぁ、これなら台所がダサくならなくて済むよ・・・・・・」涙をキッチンペーパーで拭ったものです。
 国産の台所洗剤のデザイン、あれがどうにも苦手なんですね。「なんでおれがこんなにインテリア、頑張ってるのにブチ壊しにするのかな」と文句付けたくなるのが多い。結婚するとき、奥さんに「台所洗剤はたとえ安売り発見しても○○ー○ーとか買わないで! 俺が自腹で買うから」と言ってヘンな顔されました。
 もちろん、デザインだけじゃなくて洗浄力も文句無しだし、長持ち具合も価格に見合ってる。香りもそのボトル同様、とてもナチュラルです。

@フナフナ

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森美術館のヨウジヤマモト〜後編

(続き)
 ユニフォーム、以前にクサマトリックスを見に来たときには気が付かなかったけど、そのシルエットはまさに長年慣れ親しんだあの感じ(って、自慢げに言うほど持ってないんだけど)。着丈とゆき丈のバランス、肩のところから袖が下に向かってぶら下がっている布地の形、ボタンの位置、パンツのシルエットなどなど、とっても美しい。特に女性スタッフのパンツスーツは絶品でした。

おれも着たいよ。

 専門家じゃないのにイイカゲンなことを書くと怒られそうですが、服の形に縫製されて、重力に引っ張られている布が人の動きに合わせてどんなふうに動くか、そのときどういうドレープが発生するか、などの表現に美学があるんですよね、ヨウジさんの手掛けるブランドって。特に、これくらいのボリュームのある生地だと際立ってそれが美しい。私が海外の高級メゾンのプレタを見ても、大抵「そりゃ素材は最高にイイけど別になんてことねーなぁー」なーんて思ってしまうのは、ひとえにこの辺りが原因ではないかと自分で考えてます。
 そんなわけで、MoMA展の入り口から10分目くらいまでは、スタッフの服に見とれて思いっきり気が散りました。(で、その後調べていたらここに制服の紹介があった。もっと大きな画像載せてくださいよ)
 で、面白かったのは、靴の合わせ方を見ていると、その人の「血中ヨウジ濃度」みたいなものが想像出来る点。もちろん、いかに森美術館のスタッフとはいえ日常的にヨウジ好きの人なんてマイノリティだろうから中には「あなた、どっちかっつーと、イタリアン・ブランド好きでしょ」と思える人がいたりして。個人的にはコットン・キャンバスのスニーカーを合わせていた方がナイスでした。ヨウジ好きの人は、ぜひチェックしてみてください。あ、けやき坂のお店も忘れないでね。


@フナフナ

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トリコのカットソー!

■今回の浪費アイテム:トリコ コムデギャルソン
          長袖ジップアップ・カットソー
■価格:バーゲンでゲットしちゃいました。10,000円くらい。

zipup.jpg

これは、少し前のバーゲンでゲットしたアイテム。
太めのボーダーにピン!と来てしまったのですが、
それだけではありません。
上の写真前方の、この“縫い目が外に出ている”ところが、なかなかの出来。
よーく見ないとわからないところが、良いのです。

それから、薄手のカットソーにもかかわらず、
形が崩れないというのも、かなり優秀です。
というわけで、この夏の冷房よけに、かなり重宝してます。

そうそう、「薄手」というキーワードは
「重量を感じさせない」ということにもつながります。
ただでさえ暑いこの夏、カバンの中身は軽くしたいもの。
ポン!と放り込めば、ラクチンなのだ〜。

ちなみに、これを着ていると、いろいろな方にほめられます。
特に男子に人気(笑)。
と言っても、「僕もこれ着たい!」的なものなので、
セクシャル面でのアピールは、たぶんゼロです!

@いぬいぬ

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森美術館のヨウジヤマモト〜前編

■今回の浪費アイテム:
今回は浪費じゃないよ。森美術館のMoMA展はとってもお得!
■価格:チケットは1,500円
moma.jpg

 六本木ヒルズの森美術館に「モダンってなに? MoMA ニューヨーク近代美術館展」を見に行ってきました。いやー、これほどお得な展覧会もなかなか無いのでは?さっきモネを見たと思ったらピカソとかマグリットが飾ってあるし、リートフェルト邸にブロイアーのチェア、マシンエイジの写真、アールヌーヴォーにアールデコ、ずーっと見たかったクリスチャン・ボルタンスキー、マリリンモンローにジャイアントアイスクリームコーン、例の積み上げキャンディーもあるし。既知のネタ多いとはいえ「あれ、これも見られちゃうの?」「あらら、これもあるの」という感じで予想の3倍くらいの凄い量。

ぐったりしました。

あまりにいろいろ一堂に会してるもんだから、

集めすぎ!!

 とか不条理な文句付けたくなるほど。とにかくこれだけ一度に見られるんだから、1,500円なんてタダ同然のお買い得企画。未見の方はぜひ!中高校生なんかの美術の授業にも最高じゃないでしょうか。ただ、あまりの空調の寒さに体の芯まで冷えました。必ず上着をご用意ください。PHILIPSの白熱灯を使った展示(誰のだったっけ)の前で思わず暖を取ってしまったのは私です。ちょっと暖まったし、頑張って見るぞ〜と一歩踏み出したら出口でした。寒がりの人は、ビデオモニターのある部屋とボルタンスキー辺りで暖まったらいいかもしれません。

で、やっと本題ですが、個人的に一番「おおっ」と思ったのは森美術館のスタッフ・ユニフォーム。
こ、このシルエットはまごうかたなきヨウジヤマモトじゃないか・・・・・・。

続く

@ふなふな

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トリコのニットケープ!

■今回の浪費アイテム:トリコ コムデギャルソンのケープニット(袖アリ)
■価格:25,000円(税別)

tricot.JPG

今、いろいろなところで話題になっている、
トリコ コムデギャルソンのケープニット!
渋谷西武でとりあえず試着だけ・・・のつもりが、
思わず買ってしまった!!!!

正直に言います。
ニットのセーターに、25,000円払ったの生まれて初めて!(笑)

トリコ コムデギャルソンのケープニットはいくつかパターンがあるらしいのですが、
私は2パターン、試着しました。

ひとつは、大きめの安全ピンで留めるタイプ。
もうひとつは、大きめのスナップボタンで留めるタイプ。

ともに袖アリ。ただし色の展開は違うみたい。
“安全ピン”タイプは黒、グレー、茶。
“スナップボタン”タイプは黒と青でした。

いろいろ迷って、大きめのスナップボタンで留めるタイプを買いました。
この写真ではわからないと思うのですが、
着た感じは“着丈の極端に短いカーディガン風”。
くしゅくしゅとした、絶妙なバランスがいいんです。

私の接客をしてくれた店員さん曰く・・・
「こういうニットって、毛玉をつけたままでも味が出ていいんですよね〜」とのこと。
これって、“くたっとした感じが、身体に馴染む”感じかな?

そうそう、このケープ、「天地逆」に着てもかわいいのです!
微妙にいろいろなバランスが楽しめます。
袖を通さずに、首周りにストール状態で巻いても良さそう。

うーん、一粒で何度でも美味しいお買い物。

栗原さんのセンス、かなりツボにはまってます。

@いぬいぬ

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コムデギャルソン シャツのブルゾン

■今回の浪費アイテム:やっぱり最も危険なのは、立ち上がりから
2週間目くらいまでの時期だよね。ブルゾン買っちゃったよ。
■金額:2枚くらい……

同行者が話題のケープを思わず購入して放心状態になっていたので「まぁまぁ、おれも何か買うから。あははは」と冗談混じりに西武B館4階に行ったら本当に買ってしまいました。

cdgshirt.jpg

ポリエステル+ナイロン+ポリウレタンの軽いブルゾンです。今回はスポーツがテーマの1つになっているそうで、これも前身頃とか襟は普通のブルゾンっぽいんだけど、背中がブルーのメッシュ、でっかく白で「6」と背番号が入っている。実は立ち上がりのときからチェックしていたんだけど思わず。。。
例によって縫い目が一部オモテウラになっていたりして、「一見普通っぽいんだけどよーく見るとヘン」なバランスが面白い。これにハマるとギャルソンから抜けられなくなるのだよなぁ。で、洗濯表示を見てみると、「一部にビンテージの記事を使っている」とある。同時に出ていたアイテムでカリフォルニア大学のプリントTシャツとかがあったので、ビンテージのスポーツウェアから取った生地(ストライプのところかな)を再構築したものではないかと想像。

まぁでも本日のハイライトは例の「ケープ」でしたね。栗原さんのトリコ、とてもイイです。

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すごいぜラムソン!

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■今回の浪費リール:
ラムソン・リーディアス R1.5

 初めてラムソンのフライリールを手に入れました。ラムソンといえば、ラージアーバー/ハイテク系フライリールの代表的メーカーのひとつ。フライを始めた頃から気になる存在でした。例えば、アメリカのガイド御用達として絶大な評価を受ける代表機種、ライトスピードはもうずーっと「MYいちばん欲しいリール」。が、これはそう簡単に買える値段じゃありません。その下のベロシティってのもいいんですが、デザインがちょっとエッジィすぎる。言葉にするのが難しいんですが、どうも同心円上にシンメトリーなデザインが好きみたい。ベロシティはフレームのデザインがちょっと特殊なんです。いちばん安価なのが、リーディアス。んが、これは見た目がちょい地味で、特に候補に入れてませんでした。
 ところが、ちょくちょく顔を出す水道橋のハーミットさんで、リーディアスが数量限定セールになっていたのでおもわず買ってみると、これがめちゃめちゃいい。1万円台でオール・アルミニウム製、軽量、そしてミッドアーバー。ミーリングホールの開き方も個性があってビューティフルです。いちばん興味があったのは独自のドラグですが、これがまぁ実にじわーっと粘るいい感じなんですよね。今まで使っていたリールも、別にドラグがダメだとは思っていなかったんですが、これと比べると持っている中の幾つかは「よく滑るだけ」に思えるほど。カンツリだと、40センチくらいのトラウトが突然ヒットしたりするので、ドラグを使うシチュエーションって意外と多いんですが、実にいい効き具合でリールファイトが楽しくなります。ドラグノブのデザインも実にモダンで美しかったり、こんなにいいと思っていなかったので相当驚きました。コストパフォーマンスの高さは国産の製品並みじゃないでしょうか。
 で、決心したんですよね。やっぱりライトスピードを買おう、と。そのためには手持ちのタックルを大幅処分しなければならないだろうけど、多分あれこそが理想のリールだ、と思う今日このごろです。

@ふなふな

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南禅寺裏山で釣ってきた

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■京都東山でフライフィッシング?
→ブルーギル無限釣れ

 京都に滞在中、大好きな南禅寺の裏手から琵琶湖疎水をずーっと歩いて行くいつものルートを通ったら、一番奥の水が池みたいにたまっている水路のところで、地元の高校生?が釣りをしていました。うわ、ここで釣り!?とビックリし、翌日に、夕暮れまでの1時間だけフライロッドを振ってきました。
 水路の壁際にフライを落とすと、1投目から結構でかいブルーギルがゴボッとヒット。その後も#10のエルクヘアカディス1本のみでヒットすることヒットすること。平均サイズは15センチ前後で「こいつらいいもん食ってんだろうなぁ」という丸々したのばかりで引きもけっこう強烈。ちなみに、ギルは周りの水ごと吸い込むバイトをするので、ラインスラッグに気をつけ、魚が出た向きも計算してシャープにアワセないと飲み込まれてしまいます。ので、ドライフライの練習にもピッタリなのですな(なんてあんまり推したらヤマメな人に殴られそうだけど)。
 で、20本目を超えた辺りからだんだんフライがボロボロになり始め、最後はハックルもほとんど残っていないくらいような状態……になってもワンキャストワンヒットのまさに無限釣れ。40本くらい釣ったところでさすがに飽きてホテルに(歩いて)帰ってきました……ポケットにパックロッドとリールを突っ込んで。まるで小学生だな。
 いやーしかし、学生の頃からよく歩いていたあそこでフライができるなんて、なんだか感激。本来の姿である「フライ=英国紳士の釣り」からはほど遠い雰囲気でしたが、めちゃくちゃ楽しんできました。フライってどうも神格化されがちというか、様式美を語る人が妙に多いけど、基本的なキャストなんてだれでもすぐマスターできるし、すごくいろいろな魚が反応する凄い釣りなので、ルアーな人もこういうところからどんどんやってみたらいいと思いますよ〜。

@フナフナ

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フィリップ・スタルクのスニーカー

■今回の浪費(予定)アイテム:
フィリップ・スタルク+プーマのシューズ
■価格:まだ買ってないけどこりゃ欲しいね。

いつも良いネタが満載のヒラノスタイリングオフィスさんのサイトに
http://www.02.246.ne.jp/~ruohto/hso/hsoindex.html

フィリップ・スタルクとプーマのコラボレーションの話題が。早速見てみたよ。
http://www.philippe-starck.net/habillement/puma/index.html

 うーん、参りました。まずは前フリの長さに(笑)。でも、じーっと見ていると、3タイプのスニーカー(いや正確にはスニーカーって感じじゃないんだな。しかも英語では「スニーカー」じゃないし)が出現。うわ凄い。プーマと言えばミハラヤスヒロさんのも凄かったけど。デザインから受ける印象は、モダンな素材と製造技術使って機能的なシューズを作るという感じ。シューレースとかも無くて、ゴムのガーデニングシューズとか長靴に近いイメージ。全体の面構成は、斬新だけどミニマルな印象。ただ、トウ側とヒール側の接合が面白くて、歩くときの足の動きは快適そうに見える。ポイントに鮮やかな色を使っていて例の、フォッシル+スタルクに通じるモノがあります。

 LOW/MID/SUPERHIGHという3タイプのスタイリングがあって、スーパーハイはサイドゴアブーツみたいな感じ。個人的にはバランスの面白いMIDかな。フォッシルのように、リーズナブルな価格が期待出来る・・・・・・と思うので個人的にはひとつ買ってみよう、と思っております。ただし、ウェア・デザイナー系のシューズとは文脈の違うデザインなので、どんなふうにするといいかな?

ムレないといいなぁ。。。

@フナフナ

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夏はやっぱりゴーヤだね

■今回の浪費アイテム:
たまにはかしこいサラリーマン。残りものでクッキング。

■購入価格:ゴーヤは100円くらいでゲットしたいところ。

goya.jpg

このところ安く手に入るようになったこともあってゴーヤクッキング研究中。
ということで、習作といえる炒め物です。
中身は、ゴーヤ、冷凍豚肉残り、賞味期限ギリギリエリンギ、安売りツナ缶。
ま、炒めただけなんだけど、順番はいちおう、吟味したよ。
ツナ缶は、パラパラにして調味料扱いにしたかったので
油をしっかりめに切りました。
あとはちょっといい塩を使ったのと、しあげのニンニク醤油。
そうそう、苦めが好きなので、ゴーヤのわたはそこそこ残します。

でも、これでタマゴと仕上げのかつおぶしがあったら
もっとおいしかったかも、と写真を見て思ったりして。

@うしうし

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爪切り日本代表?

■今回の浪費アイテム:
実はとってもお買い得品なんだけど2つも買うなんて
やっぱり浪費だよね。木屋の爪切り
■価格:500円/800円


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日本橋の木屋さんといえば、刃物の老舗・名店であります。
http://www.kiya-hamono.co.jp/

 これはその木屋オリジナルの小型爪切り。東急東横店をウロウロしていて発見し、KIYAのロゴにピンと来て購入。実は2つ同時に買ったのですな。南部鉄のフライパンを思わせる黒色で爪の飛散防止カバー付きのベーシック版・税抜き500円とゴージャスな金メッキ版。こっちはカバー無しで税抜き800円。特に金色のは、紙箱からしてやたら豪華でなんだか爪切りっぽくないミスマッチな感じがいい。
 使い心地はいいよぉー。。爪切りマニア(って何?)にとっての定番はドイツ物だと思うけど、これはまさに「ニッポンの刃物」って感じで、バチン!とパワフルに良く切れる。足の親指の爪が極厚だとか小指の爪が岩みたいになっちゃってるとか悪戦苦闘している方は特に試してみる価値アリ。しかも、サイズが絶妙だから細かなカットにも対応出来る。そしてこの価格! 性能を考えたら500円という価格はまさに爆安。で、お奨めは、これを書いている浪費家のように2つ購入して、金色に黒版のカバーを移植する使い方かな・・・・・・。

@フナフナ

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1980年代のアブ・ガルシアに心惹かれる

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■地道に浪費アイテム:
ちょっと古いアンバサダー

 中学生だった1970年代の後半からずいぶん長いブランクのあと、私が再びフィッシャーマンと化したのは1993年のこと。ちょうど、アンバサダーではアルミニウム・モノコックボディのプロマックス・シリーズ(2dnジェネレーションですな)が登場して間もない頃でした。そんなわけで、私にとって1980年代のアンバサダーは失われた10年というわけなんですが、このところ、そのデザインの素晴らしさを再認識して、安価なUSED品を見つけるとまめに手に入れるようにしています。基本的には不人気なので数千円で入手できることが多いのです。
 で、これは何年も探していてやっと手に入れた1021シリーズ。実はまだあまり調べが付いていなくて詳しくないのですが、PLUSが冠されていることを考えると普及版ってことでしょうか?(1021FLIPPINGなんてのもあるし)。で、これ、数あるアンバサダーの中でもデザインのブッ飛び具合や盛り込まれたアイディアの多さではトップクラスでしょう(パーツも死ぬほど多いんですよね。分解するのが怖い)。ちょうどカーボンの成形技術とデザインの方向性がうまくマッチしたころで、ウェッジのきつい全体の造形はもちろん、オートマグの調節スライダー、その横のカムロックの丸い穴、ツマミで調節するメカニカルブレーキ、アンチリバースのON/OFFスイッチなどなど、ディテイルのデザインがとにかく凄い。クラッチもサムバーとボタンのどちらを使うか選べたりするんです。
 で、1980年代のアンバサダーといえば、ニューヨークのヘンリードレイファス・デザイン(ポラロイドのSX70があまりにも有名)によるLITEシリーズなどがポピュラーですが、これもその1つなのでしょうか? ちなみに、ヘンリードレイファス・アソシエイツのウェブサイトにも「IDEA BUSINESS WEEKにおいて1986年、アブ・ガルシアのプロダクツでゴールド・アウォードを受賞」という記述があります。どの製品で受賞したのかご存知の方がいらっしゃたらぜひ教えていただきたいものです。ちなみに、アブのリストやパーツ・リストが見られるこのサイトのことはご存知ですか?みなさん。マジでたまんないウェブサイトですよ〜。

@フナフナ

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アンバサダー4600 USA BASS

bass3600 ちょっと珍しい4600番、USA BASS4600のゴールドです。これ、国内では恐らく正式発売されていない商品だと思われ、今は無きPOPEYE用賀店で買いました。価格は1万6千円程度だったかな。1998年前後の入手だと思います。
 その名の通り、バス用のルックスにお化粧した4600番C3という感じで、インスタントアンチリバースになっているなど、基本的な設計は現代の4600番と変わりません。ただ、フット部分が金属ではなくグラファイトだったり、キャスコンの部分がプラスチックだったり、細かな部品の構成はアブのローコスト・ラインに共通するもの。内容的に最も近いのはキャベラズで出ている「ロイヤル・エクスプレス」ではないでしょうか。
 が、ルックスはなかなかのもんでしょう?ゴールドだけに結構、高級感もありますし、基本性能は何の過不足もありません。私はフラットタイプのハンドルに交換し、ベアリングを追加して(レベルワインダーの駆動ギア)軽いルアーが投げられるようにして使っていました。最近ではさすがにほとんど出番がありませんが、いろいろと思い入れのあるリールです。
 4600番って、日本人からみると中途半端(特にバスしかやんない人にとっては)かもしれないけど、あの操作感覚は本当に独特ですし、マルチパーパスに、いろんな釣りに使える名品だと思います。
 記憶にある限りでその後、このシリーズの在庫を見たのは、都営線西大島駅(だったっけ?)から徒歩15分ほどの「TOKYO SUNRISE」さん。ゴールドの他に、カッパー(銅色)みたいなのもあったような気がします。

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コムデギャルソンの財布

■今回の浪費アイテム:お財布
■価格:こりゃリーズナブルだよ。

 そうそう、下にあるギャルソンの財布、私も思わず同時に黒を買いました。使い勝手=最高ですね。ジッパー付きだけどSuicaも問題なし。実は私、ギャルソンの財布歴かれこれ10年くらいで、これまでにオム、オムプリュスなど3、4個遍歴してますが、今回のこのレディス版(2003シーズンからの新定番だそう)がナンバーワンのお気に入りになりました。ギャルソンの財布、とにかく丈夫で長持ちします。こういう小物は「川久保さんが個人的に使いたい物」が基本コンセプトだと聞いたことがありますが、いわゆるブランドものの財布にありがちな華美な装飾とかいっさい無し。無骨とも言える仕上げなんですが、そこがイイ。ひたすら、革職人さんの「いい仕事」が堪能出来ます。どこのファクトリーで作っているのか、知りたいなぁ。
 ちなみに、ギャルソンの財布にはスペイン生産ラインのもありますが(画像はここで見られます。セレクトショップとしても素晴らしい)、国内生産のもののほうが本来のギャルソンらしい気がして好きなんですよね。

@フナフナ

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WMFのフライパンって絶品

■今回の浪費アイテム:
WMF HOTELシリーズ・フライパン
■価格:
16,000円だったかな。。。(たたた,高いっ!!!自分じゃ買えないね)

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 これを浪費なんて言っちゃ怒られる。結婚記念にいただいたのだ。プロ用の調理器具などで有名なドイツ,WMF社のフライパン。特に,これはホテルシリーズという,業務用の製品で国内では一般にほとんど出回っていないらしいのだが、合羽橋のDr.GOODSというお店で発見して,一目惚れ(で,頂いてしまいました)。フライパンというと,やっぱり究極はじっくり油をなじませて使う鉄のものだと思うけど、普段の扱いやすさを考えると,やはりノンスティック加工のものは便利。その中でもこのフライパンは素晴らしくて、見るからに丈夫そうなのはもちろん,アルミニウムの厚み,柄の角度,フライパン自体のカーブなどなどとにかくすべてが使いやすい。デザインも機能美に溢れている。直径20cmなので,あまり大量の料理を作るには向いていないけれど、ズッキーニと挽肉をソテーしたり,白身魚の切り身と香草に火を通したり・・・・・・なんていう料理には,これ以上のものは考えられないほど。いや,プレーンオムレツを作っているだけでもうっとりする使い心地なのだった。
 困ったのは,これをきっかけにしてWMFの製品が猛烈に欲しくなってしまったこと。狙っているのは「グラングルメシリーズ」のシェフナイフなのだけれど、これには強力なライバル,ポルシェデザインのtype 301というのがありましてかなり悩んでおります(ま,そのうちどっちか買うんだろうけど)。キッチンツールって本当にピンからキリまであるけど、良い道具は料理を楽にしてくれる。使うのが楽しくて料理をもっとすれば,自然と腕も上がるしね。

@フナフナ

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サンドペーパーで研ぎ名人

■今回は浪費アイテムじゃないよ:サンドペーパー
■購入価格:数百円

 世の中には切れない包丁を使っている人が何と多いことか。。。私は研いでいない包丁とサビサビになっている自転車のチェーンが大の苦手で,目撃するとたまらなくメンテしたくなる。
 で,チェーンの潤滑についてはさておき、包丁を簡単に研ぐ方法としてサンドペーパーをお奨めしたいと思います。ホームセンターみたいなところで,ちょっと粗めの耐水ペーパーを買ってきます。それを平らなところに置いて包丁の刃を適当な角度で当て,まさにヤスリをかけるように動かします。するとこれがまぁ面白いくらい,見事に研げてしまうんですね。市販の砥石とか,研ぎ器よりも簡単。何と言っても安い。私も凝り性なもので,以前はセラミックシャープナーとかでやっていたのですが,これをテレビで見て,試してみたら驚くほどの効果。以後,研ぎはサンドペーパー派です。凝り性の人は粗研ぎ→仕上げで番手/研磨剤の違うペーパーを使い分けるとか,刃面にカーブを付けるように研ぐとか,やってみるといいですよ。怪我にはくれぐれも気を付けてね。

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TD-itoも使ってます

TD-ito

■もうひとつの愛用リール:
TD-itoめちゃめちゃ快適

 メインはSX1601Cですが、これも使ってます。TD-ito103HL(笑)。初めて幕張メッセで見たときは「うわ趣味わりー、ただの族車じゃん、これ」。と思いましたが、その後インプレネットなんかの書き込みで「恥ずかしくて使っていられない」とオーナーにボロクソ言われてるのを読んで、天の邪鬼な私としては放っておけず、行きつけのお店でUSED品を購入したというわけです。手に入れてよーく見てみるとこのグリーン、悪くない色なんですよね(笑)。
 性能はもちろん文句なんてあるわけありません。軽いし、パーミング性もグッドで快適そのもの。でも、こいつの魅力は何と言ってもマグフォースVに尽きます。オカッパリで1セットのみで何でも投げる私としては、メカニカルブレーキをゆるめにして、マグネットブレーキで微調整するのが便利なわけですが、低回転ではブレーキがほとんど効かないその特性ゆえ、1インチワームのスプリットショットリグのピンポイントキャスト(ベイトで投げるなよ)、1/16ozラバージグのピッチング、クランクベイトのロングキャストまで、まさになんでもこいのオートマ感覚。あまり語られませんが、ブレーキ・セッティングによってハンドルの重さが変わらないのもいいのです。ただし、スプールエッジのサミングのしやすさはアブに遠く及びません。この辺りはやはりベイトリールを知り尽くしたアブって感じでしょうか(ま、このリールはサミングなんていらないんですけど)。あとは強いて挙げれば巻き心地がイマイチなのと(メインギアは真鍮で十分だから系をデカくして〜)、カタログを読んでいてときどきトホホな気分にさせられるあのハチャメチャな日本語さえ何とかなったらいいリールだと思います。誰が原稿書いてるんでしょうかね。
 でも、ダイワでイチオシはどれか?と聞かれたらわたくし、新しいアルファスを挙げるでしょう。激戦区である実売2万円台前半の製品というと、シマノのスコーピオン1000が長らく独走!という感じでした。が、現在のミドルクラスのベストバイは間違いなくアルファスでしょうね。恐るべきコスト/バリューだと思います。私もひとつ買ってみたいほどです。

@ふなふな

 

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美しいリール

■今回の浪費アイテム:
Abu Garcia ambassadeur SX1601C ULTRA MAG S2
■購入価格:35,000円くらい

abu.JPG

 スウェーデンのリール、「アンバサダー」の新しい機種です。ちなみに、この前に使っていたのはシマノ カルカッタコンクエスト101でした。ま、普通はやんないですよね、こういう乗り換え(笑)。もちろん、性能だけを考えたらいまどき、アブのリールに4万円も払うのはバカげているかもしれない。でも、素晴らしい精度を感じるシマノとか、とにかく使いやすいダイワも使うけど・・・・・・やっぱりアブに帰ってきてしまうのです。事実、シマノとかダイワのは新しいのが出ると転売して買い換えちゃうけど(初代アンタレスはあまりの感動にまだ置いてありますが)、アブの製品はなぜか売らずに溜まっていく一方。今年の初めにも1600IARなんていう珍品(サムバー付きの1500ですな)を入手してゴマンエツです。あれ、すごくいいよ。またそのうちレポートいたします。
 で、このSXシリーズですが、すべてのタッチが軽くて、構造がシンプルでとても好きなシリーズ。もちろん、コンクエストには負けるけど、実用上は何の問題も無いし、分解すると実に良く出来た設計だということも分かる。ちょっとしたネジ1本までアルミになっていたり(個人的には別にステンレスでいいと思うけど)、外側ではなく内側のパーツにマグネシウム合金が使われていたり、肉薄で剛性を出しているフレームの設計だったり。巻き心地も大径化されたギアのおかげか、結構よい。ただし、あらゆる面で使いやすいかというとそんなことはなくて、例えばウルトラマグのチューニングは普通のマグネットブレーキと違っていて、いっぱいに強くしてもなんだか遠心ブレーキみたいなマイルドな効き具合。ようは、きちんとスプール・エッジでサミングできないと性能を生かし切ることは難しいセッティングになっているわけですな。
 でも、自分のスタイルにおいて性能的に過不足も痛痒も無いんだったら、やっぱり美しい道具を使いたい。そういう点ではこれに勝る製品がなかなか無いのも事実なんです。これを持ってスウェーデンで釣りができたらいいだろうな。

@フナフナ

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Y-3のスニーカーはヘンだけど

■今回の浪費アイテム:
Y-3 スニーカー
■購入価格:
セールでも普通のアディダス2足分だよ・・・・・・。

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 今シーズンのセールは妻の影響(というか相互作用)でかなり頑張りました。いや,浪費しました。週末の都会嫌いの私が,伊勢丹,西武B館2階、バーニーズ,マルイ・・・・・・とサーキット。出社前に伊勢丹突撃ってのもあったな。で,今回はスニーカーに集中投下してしまった。2003A/Wから国内でも展開の始まっていたY-3です。ま,今まではあまりにも高いので指をくわえて見ていたんだけど、ひとつ買ったらあまりのヘンっぷりにすっかりやられてしまいました。最初に買ったのは,トウとヒール部分が蛍光エナメルのメッシュタイプを伊勢丹にて。早速,会社の数人から「うわ黄色い!!」とツッコミ入れられましたが(バカにされたというべきか)これくらいエクストリームなアイテムをシンプルなコーディネートに合わせるのはなかなか楽しい遊び。
 で,すっかりハマってしまって,もうひとつ,リステアという,ローライズのジーンズにサンダルをペタペタ鳴らしながら歩いているような女子がうじゃうじゃいるセレクトショップで黒のを購入(あの店内でのフィッティングはかなり恥ずかしかった)。こっちも蛍光イエローがアクセントになっていて,パッと見は普通のアディダスなんだけど,ときどきド派手な色がチラ見えするのが楽しい。
 Y-3についてはヨウジヤマモトの名前だけ貸しているようなイメージを持っていたんだけど,あらためてコレクションを見てみると,ヨウジヤマモトプルオムでも目にするようなフェイクファーの使い方とか異素材の組み合わせが見られて「やられたぁー」というアイテムがたくさんある。割高感?がヨウジよりあるのもスゴイ(笑)。でも,全体のコンストラクションも新規に起こしているみたいだし、よーく見てみると普通の黒のメッシュに銀の糸が織り込まれていたり,とにかくエクスクルーシブ。こんなスニーカーは他に無い。もし,セールで発見したらたぶんもう1個買うな。。。

@フナフナ

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コムデギャルソンに圧倒され……

■浪費アイテム:
コムデギャルソンの財布
■購入価格:
14,000円(だったと思う)

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なぜかここに来て、コムデギャルソンに首ったけなのです。

春に、麻のブルゾンを買ってしまったのが始まりでした。

もともとセレクトショップやらアニエスb等の、
きれいめフレンチ・カジュアルを中心としたワードローブだったのに。

なぜ、30代半ばにして、ギャルソン!!!!???

狂おしいほどの購入衝動なのだー!!

これは、ブルゾンの次に買ったお財布。

西武池袋店で目撃して惚れ込み、
表参道店で「白の型押しレザーのお財布ありますか?」と奥から出してもらって、
買いました。

付属のカードケース(着脱可能)が透明ビニールなので、
一瞬使いにくいかな?と思いましたが、これがかなーり使いやすい。

カードケースのお陰で、お財布の“ブタさん化”が阻止されています!

@いぬいぬ

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幻のロシア絵本1920-30年代を見に行く

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目黒の東京都庭園美術館へ久しぶりに行きました。

白金台から徒歩で数分、
でもその前に新しくオープンした
ブランド/時計ショップを覗いたりしちゃって。

新規オープン価格で、信じられないような価格!

エルメスのクリッパーが8万円とか(ユーズドだけど)。

ロレックスのレディースサイズが出たら買いに行こうと心に決め、店を出る。

忘れちゃいけない、今日の本題は「幻のロシア絵本1920-30年代」。

もともとロシアのアニメーションの質感がすごく好きだったので、
電車の中吊り広告を見て、行かなくちゃ! と思っていたのだ。

ロシア絵本は、当時の印刷物の色合いがいい感じ。

当時の時代背景、ロシアの状況も丁寧に説明され、
かなりわかりやすい展示でした。

願わくば全部の絵本に全訳をつけてほしかったけど、贅沢は言いますまい。

戦争についての絵本も展示されていて、その説明に
「20世紀が戦争の世紀だったことを思い出される」
とか何とか書いてありましたが、21世紀も戦争の世紀だナ、とぽつり思ったり。

展示を見終わって庭園に出たら、蝉がたくさん鳴いていました。

@いぬいぬ

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