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メモパッドだけでもポールスミス気分

rhodia.jpg

今回の浪費アイテム:
ロディアのメモ200円&250円

 写真集をはじめとするアート系アイテムのナイスな品揃えでおなじみのナディッフに行ったら、レジ横でこれが売られていたので、今さらと思いつつも前から気になっていたのでポロっと購入。ポールスミスフォーロディアです。ポールスミス氏がロディアの愛用者だったことから生まれたコラボレーション・アイテムだそうですが、おなじみのオレンジの表紙(1920年頃からこの色なんですってね)に、まさにポールスミス印のマルチカラーストライプがとてもうまくマッチ。最近、なんだか安直なコラボものが多いですが、こういう伝統のあるアイテムにちょっとだけアクセントが付くのっていいですよね。価格が普通のと変わらないのもいいですね。会社のデスクで愛用してます。

@うしうし

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「アトミック・カフェ」との邂逅

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渋谷のユーロスペースで上映されている『アトミック・カフェ』を見てきました。実はこの映画に出会ったのはもう10年以上も前のこと。大阪にいた頃、テレビの深夜映画を偶然見て、しかもたまたまビデオに録画。あまりの衝撃に、それ以来自分にとって最も大切な作品のひとつであり続けました。では、なぜこの映画にそれほど惹かれたのか? 考えてみるに、反核映画として優れているのはもちろんですが、ここには自分の感性に訴えかけるアイテムが幾つも存在しているからでしょう。
 まずは40年代〜50年代当時のアメリカン・ウェイ・オブ・ライフが垣間見えること。ファッションやインテリア、流線型のクーペに広い庭、オーブンで作るおいしそうな料理、クラシカルでモダンなテレビやラジオの意匠などなどといったドリーミィなアメリカ的アイテムの数々に見入ってしまいます(それが、映画そのものブラックとも言えるテーマをさらに恐ろしくしているのでしょう)。当時の珍妙なポップスが数多く流れるのも聴き所ですし、初期カラーフィルムの色彩感にもグッと来てしまいます。
 一方で、キノコ雲の不吉で禍々しくもぞっとするほど美しい光景。砂漠での実戦訓練で、立ち上るキノコ雲に向かって多くの兵士が(放射性物質の恐ろしさを知らされないまま)歩いて行く光景はとてもショッキングなものです(これについてはキノコ雲の姿を集めた著名な写真集、美術出版社刊「アトムの時代」をぜひご覧いただきたいところ)。さらには、当時のプロパガンダニュース映画の美術面や手法は、この手のマッシブな映像表現が好きな私にとってまさにド真ん中。しかしまぁ、この冷戦下のプロパガンダの何と脳天気で恐ろしいこと・・・・・・。もちろん、恐ろしくアイロニカルで、現在の感覚からするとエレガンスすら感じる映画自体の構成も素晴らしく、あの「Dr.Strangelove」を思い起こすのは私だけではないでしょう。何と言っても、新たな素材や、ナレーションを一切追加せず、過去のニュース映像からのサンプリングのみで87分間を作り上げた手法には感服する他ありません。本当に久しぶりの邂逅でしたが、この2004年に見てもその衝撃は変わりませんでした。いや、メディアの向こう側にあるものがより見えにくくなっている今だからこそ、評価されるべき作品ではないでしょうか。
 で、今回うれしかったのはこの公開の後、めでたくDVD-Videoでリリースされること。アマゾンで発見した時はうれしくて会社のデスクで「うわっ」と声を上げてしまい、即刻クリックしてしまいました。話が脱線しますが、その時一緒に注文してしまったのがセルゲイ・パラジャーノフ監督の『ざくろの色~サヤト=ノヴァ~THE COLOR OF POMEGRANATES』。恐らく、史上最もトリップ感のある映像作品の1つでしょう。これまた当時、今や伝説の「パラジャーノフ祭り」で『アシク・ケリブ』と2本立てで見て以来の再会となります。まさかDVD化されるとは思っていなかったのでうれしくてマジ泣きそう。うーん、この2本がそろって自宅で見られるなんて、まさに夢のようです。
 そうそう、脱線ついでにもうひとつ。『アトミック・カフェ』上映前の予告編コーナーで『変身』(もちろん、フランツ・カフカのあれです)をやっていたんですが、これがまた凄そう。やっぱりユーロスペースっていい映画たくさんやってるなぁ〜。

@ふなふな

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コレット犬だらけ

dogsits

 久しぶりにcolettemeetscommedesgarconsに行きました。今回は買い物というより、ギャラリーで展示されているマーテン・ウェトセマの「Dog Sits」を見に行ったという感じ。犬がいろんなもの(椅子とか籠とか)に座ったり寝転がったりしている、とてもかわいいポートレートのシリーズなんです。
 で、2階に上がって行ったらなんとまさにその撮影の真っ最中。まさかここで撮影しているとは思わなかったので、上がってくる人上がってくる人一瞬ビックリ。で、ちょうどチワワ(?)が椅子(←これがまた、例の川久保さんデザインのやつなんですな)に乗っかって撮影されていました。でも結構怖がっているみたいで、なかなか落ち着いてくれないのをスタッフがお菓子で釣ったりして結構大変そう。順番待ちの犬&飼い主の方が3組くらい待っていて、うち1匹のマメ柴は寝ちゃってたり、隅っこに犬用の紙トイレシートが転がっていたりして、あの2階がすごく不思議な空間になってました(笑)。

@うしうし

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コンクエストDCで南の海を釣る

kotafishing……ということで、フィッシング関連のネタは下の方でひっそり更新されているわけですが、マレーシアの海で釣ってきました。なんと、私に取っては海外における初フィッシングなんですよ。

 釣りがメインの旅行じゃなかったので、タックルはあまりいろいろと持って行けません。よって、基本的に1セットのみ。漁港でライトリグかもしれないし、マングローブの脇にラバージグを打ち込むかもしれないし……と、実はどういうところで釣りができるのかサッパリわからなかったので、2週間ほど仕事をしながら考え抜いた末、バスロッドと、16lbのフロロカーボンを巻いたコンクエスト101DCを投入することにしました。

 で、結果から言いますと、まともに釣りができたのはビーチ脇のロックエリアのみ。パターンは、海岸から10メートルくらい先に立ち込み、偏光グラスでできるだけ濃い色の根を探してそこにルアーをキャストすると、ロックの切れ目のところでバイトがあるというパターンでした。素晴らしかったのはコンクエストDCのキャスティング能力です。惚れ直しましたね〜。たった6フィートのバスロッドに16ポンドラインで1/2オンス足らずのポッパーとかを投げるわけですが、少し向かい風の吹く状況でもノントラブルでフルキャストできるんですよね。「ギイイーン」と例の音を唸らせながら飛距離は完璧に安定し、毎回、スプールの穴がうっすら見えるくらいまでラインが出て行きます。いやはや、凄いリールです。
 
 で、名前のわかんない20センチ少しの根魚??をポッパーでキャッチ(笑)。そのほか、バイトは多数ありまして、サンマみたいな細長い魚がポッパーをカチ上げたあと、1mくらい飛び上がったのには大興奮しました。8lbくらいの糸を巻いたスピニングでシャッドワームとかを遠投していたらまた違った展開があったかもしれませんが、私としては大満足。キャスティングのアキュラシーはベイトタックルならではのもの。それにしても、使い慣れたバスタックルで何が来るかわかんない釣りをするのってこんなに楽しもんなんですね。村田さんの気持ちがすんげーよくわかりました。

@ふなふな

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Marke Tischfein=なんちゃってWMF?

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 10月の中旬くらいだったか、碑文谷のダイエーにプラ〜っと行ったらホークス応援感謝セール(だったかどうかは忘れたが)をやっていて、キッチン用品のワゴンにMarke Tischfeinという聞き慣れないドイツメーカーのステンレス鍋が積み上げられていました。定価の4割引で、2,500円〜3,500円(バリエーション違いで4種類)というなかなかリーズナブルなラインナップで、デザインもシンプルで好印象。ちょうど、10年近く使っていたホーローの片手鍋がかなりガビガビだったので手頃なのを探していたところ。実はティファールのIHシリーズにしようと思っていたんですが、「なんかWMFみたいでかっちょいいし、安いからこれ、いっときましょう」ということで、16センチのをひとつ連れて帰ってきました。
 ちょっとした煮物とかボイルなどに使ってみると、これがかなり良い。底は3層で焦げにくいみたいだし、すぐにミトンが必要になるほど取っ手も熱くならない。ステンレス鍋は初めてだったんですが手入れもらくちん。自宅でしげしげと眺めてみると、デザインはやっぱり2,500円と思えないほどカッチョイイ。帰ってきてから気が付いたんですが、これ、貝印さんが輸入代理店なんですね。「へぇーそれなら安心かも」と思いつつ各国語で書かれた取扱説明書を読んでいると

www.wmf.de

と書かれているじゃないですか! へ??ひょっとしたらこれ、ドイツ生まれのハイエンド・ブランドであるWMFの普及ライン?? 生産は中国で、素材は同じ18-10ステンレス(←鋼+クロム18%、ニッケル10%ですな)ながら、おなじみWMFの「クロマーガン」素材じゃなくて、「クロミナル」(?)とのこと。この辺りでコストを抑えているのでしょうか。まぁ、細かいところの処理を見てみると確かにローコスト感ただよっている部分もありますが、実用上は何の問題もなし。「これはなかなかいいもの見つけちゃったぞ」という具合です。言ってみれば「なんちゃってWMF」ですもんね。
 ということで、何だかすっかりトクした気分になってしまったわれわれ、翌週にダイエー再突入し、18センチの両手鍋もゲットしてしまったのでした。これまた使いやすい。目下ばりばり活躍中です。その後、貝印さんのウェブサイトなども見てみたんですが、WMFはたくさん載っているのに、このMarke Tischfeinについては記載無し。読み方だけでも知りたいんですが(笑)。

@うしうし

→その後、11月の中旬にまた行ったら、圧力鍋がセールのラインナップに追加されていてこれもなかなかナイスでした。価格は1万円前後(定価はもっともっと高い)。しかも、日本語のポップが追加されていて読み方が書いてあったよ。確か「マーク・ティッシェフェン」だっけ・・・・・・ああー忘れた(泣)。

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恵比寿のハワイ!?

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 恵比寿ガーデンプレイスにあるワインショップ、PARTYにギフトのワインを買いに行きました。いつ行ってもまるで雑貨屋さんのように楽しいお店で、メッセージカードを入れて10本くらいイッキに配送。ああぁー疲れた。ちょっとしたお返しということで、ヒネリがあったほうが面白いだろうと選んだのが、スペインの赤ワイン「モセン・クレト・クリアンサ」。何と、ボトルに土がついているんですよね。これは生産地「ンポ・デ・ボルハ」の土壌をイメージしたものだとか。ギフトにぴったりの、インパクトのあるボトルでした。
 送り終えたらぐったりしておなかがすいてきたので、かなり早めの5時くらいに、近くのMOANA LANIというハワイ料理のお店に。テラス席で食べるハワイ料理はなんともいい気分。カシスビアなどを飲みつつ、前菜の盛り合わせとかマグロのアゴのスペアリブとかをもりもり食べたんですが、とってもおいしかったのがハワイライスというパイナップル入りのチャーハンみたいなの。小さく刻んだ黒い物体が入っていたので「まま、まさかピータン!?」と思いつつ食べてみたら何と茄子のお新香!! で、これがむちゃくちゃうまいんです。お店の人に聞いたら「なんかごちゃ混ぜの料理ですよね〜」と笑っていたので、きっとコックさん(外国の人でした)が勝手に入れたんでしょう(笑)。ピクルスみたいに思ったのかも。このほかでは、スパムのソテーにマンゴーソースをかけたものとかも美味でした。帰り際に「やっぱりマウイって最高っすよねー」などとハワイ移住トークなどもしたりして、楽しい夜でした。また行こうっと。

@ふなふな

→その後、お店は残念ながら縮小、すっかり変わってしまいました。料理も当時の面影はなし。残念〜(2007)

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悩ましいねtalby

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■師走の浪費予定:
au by KDDI のtalby


  マーク・ニューソンのデザインによるtalby、もう出るんですね。きっと最初の発表会の段階でかなり仕上がっていたんでしょう。ところが、すぐに飛びつくにはちょっと現在使っている機種(ソニエリのA5404S)からスペックダウンする点が多くて悩ましい。デジカメの画素数は落ちる(しかもCMOSのちょっとボヨンとした画質だろうし)、外部メモリをサポートしていない、しかも次は絶対と思っていたWIN端末ではない・・・・・・etc。しかし、デザインについてはここ数年で最も惹かれる端末であります。それに、マークのデザインする実用的なプロダクツが1万5千円くらいで買えるんだったら安い安い〜。時計機能も付いているからまぁ言ってみればクォーツのIKEPOD買うようなもんだ。てことは、精度はクロノメーター以上!?
  さらにここからはちょっとジマンなんですが、マーク・ニューソンは過去に仕事で取材したことがあるんですね。もちろんまだ日本でこんなにメジャーになる前ですが、彼が内装を手掛けたレコーディング・スタジオが日本にありまして、そこでお会いしたことがあるのです。そりゃーもう死ぬほどかっちょいいスタジオでした。
 とまぁそういう縁もあって(って、えらい勝手だけど)、とりあえず何にも考えずに12月には手に入れちゃう可能性が高いtalby。普段から「おれはデザインには金を惜しまない」と公言してはばからないワタクシですから(その昔、ドコモのデザインがあまりにも酷いので、それだけの理由でauにキャリア変更した実績を持つ)、少々機能なんか落ちてもいっとけいっとけ・・・・・・と、耳元で悪魔がささやいてます。トホホ。

@ふなふな

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わが2代目クリエちゃんはとってもラブリー

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■今回の浪費アイテム:
CLIE PEG-UX50

 久々にPDAを乗り換えました。クリエに手を出して2代目、初代palm pilotから数えると5代目のpalm OSマシン、PEG-UX50です。発表されたときからフルキーボード付き+横長液晶ということで「うわーまさに理想のpalm OSマシンだ!」と思っていたコイツですが、当初は7万円くらいして全く手が出ず。ところが、このところ4万円くらいに下がってきているので、それまで使っていたのを下取りに出しつつ思わずゲット・・・・・・。いつものように(?)K’s DatebookとかAddrexとかpookとかCrs Launcherとか青空文庫の「人間失格」(毎回入れるんだなコレ)とかをインストールして環境構築も済ませました。
 実際に使ってみると、ネットワーク機能があるだけでこんなに楽しいもんなのかとビックリ。自宅は無線LAN環境なので、ベッドに入ってからでも「あ」と思ったら一瞬でwebにアクセスして調べものしたりニュースを見たり。またあるときは寝転がってメールの返事をプチプチ書いたり。カメラも付いているので、ブログもこいつだけでササっと更新できます。同じソニーのPalm Top(苦笑)から始まって、初代DOSモバイルギア(←名機!)、CE版モバイルギア(←クソ)、HPのジョルナダ(←結構名機)、iPAQ(←まぁまぁ)、シグマリオンなどなど、結構いろいろ使ってきましたが、今の自分のニーズに合っているという意味では最も満足度が高い製品と言えます。ま、USB経由でチャージできない電源周りだけはナメてんのか、と思いますけど。さらに最新版のMissing Syncnをインストールしてみると、iTunesとの連携がとってもナイスだったりして、オーディオプレイヤーとしても使えそう。
そんなこんなで1週間ほど使ってみて「こりゃ珍しく長い付き合いになりそうだぞ!?」と感じたので、あわてて拡張バッテリのPEGA-EB40も購入してしまいました。生産完了品で、ヨドバシでは全店で完売でしたが、新宿のさくらやに行ったらサクっと入手できて、一安心。取り付けてみるとあちこちのサイトで書かれている通りビッグマックみたいになっちゃいましたが、ますます愛着が湧いてきました。そうそう、今ごろになってUX50を手に入れたのは、毎日見ているPalmFan さんの影響も大きい、ということを記しておこうかな。

@フナフナ

■追加
入手難が続いていたPEGA-EB40ですが、2004年12月15日付けでソニーからバッテリの提供に関するプレスリリースが出ました。

http://www.nccl.sony.co.jp/products/common/info43.html

ほんと、本体がまだ普通に売られているのに(生産完了とはいえ)こういった周辺機器、しかもバッテリーなんて言う大事な製品が手に入らないなんてナメてますよね。これでひとまず安心かも。でも、私はこのEB40の生産を早々と打ち切っちゃったのは国内市場からも撤退するからだろうなぁと今でも深読みしてます。VZ-90にしても、あれがCLIEの正統な新製品かと言われるとどうかと思いますしね。ま、どっちにしても、北米マーケットから撤退するなんて、事実上の「やめます宣言」だと思いますが。

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ル・クルーゼで作るパンプキンスープ

pumpkin

 奥さんが豆乳とかぼちゃでスープを作りました。かぼちゃ2分の1個をレンジでチンいたしまして、それを適度な大きさに切り豆乳で煮込み、コンソメスープと塩、胡椒で味を整えるというシンプルなレシピ。なんですが、時間をかけてじっくり煮込むとかぼちゃがホコホコ&トロトロになって豆乳と溶け合い、もぉ「これってデザート!」というくらいじんわり甘くておいしいのです。色も美しい。素晴らしい仕上がりです。
 強力な味方はル・クルーゼのココット。入手する前は、「ル・クルーゼなんてカッコがいいから売れているんだろうけど、ほとんどの人は台所の飾りになってるんでしょ? だいいち、あんな重い、メンテも大変なの、あっても使うかなぁ?」などと思っていたのですが大間違い!同じレシピで調理しても驚くほど味が違います。正確には「同じ時間でも違う仕上がりになる」っていうことかもしれませんが、厚い鋳鉄製ゆえに火の回りがマイルドで均一(底だけ熱くならない)、蓋が重いのでちょっとした加圧調理ができる、火を止めてからも余熱でじんわり加熱が続く……というあたりが原因かと。結局我が家で最も多用される鍋になっております。カレーにトマトソースに煮豚にとなんでもこい。米を炊いてもうまい。ハンドリングは少々大変ですが、煮込み料理好きな方は死ぬ前に使ってみた方がいいですぞ。これ、ホントです。
 ちなみに、写真のプレートとマグカップも最近のお気に入りです。そういえば、ル・クルーゼも含めてすべていただきもの。おかげでこんなにすてきな料理ができてます。みんな、ありがとう。

@うしうし
 

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すごいぜラムソン! その2

litespeed ついに買ってしまった、ラムソン・ライトスピードです。やはり、入手には多大な犠牲を要しまて、ロッド数本とリール数台が嫁いでいきましたが・・・・・・元気でな〜。
 で、結論から申しますと、期待通りの素晴らしいリールです。何が凄いってやっぱりドラグ。滑り出しはスムーズだし、微調整が効くし・・・・・・。けっこうデカいトラウトをヒットさせて実感したのですが、ちゃんとラインを送り出しつつ、魚の動きに合わせてしっかり止めるパワーがあるのです。今まで使っていたリールの多くは、スルスル滑るけどストッピングパワーが無いか、しっかり止められるけどちょっとした動きに追従してラインを送り出せないから結果的にラインブレイク、という感じでしたが、こいつは使えるドラグなんですよね。しかも「ワンラッチゆるめたらいきなりライン出まくり」みたいなことにならず、ノブを動かした分だけ、微妙に調節できます。ドラグの効きが信頼できるので、ロッドワークに専念して、走る方向をコントロールしたり、ジャンプされすぎないようにすればいいだけ。手元でいきなり走られてもヘイキ。釣りが楽になりました。

 しかもラージアーバーなので、ヒットしたらあっという間にラインを回収してリールファイトに移行できます。どうも日本のフライフィッシングは手でラインをたぐるのが基本みたいになってますが、渓流ならともかく、カンツリだとリールを扱えないと話にならないでしょ。このリールのおかげで、今年はキャッチ率が勝手にアップすると思われます。しかも大口径ながら軽量なのでハンドリングはらくちん。ドラグパーツは密閉されメンテナンス・フリー。部品点数の驚異的な少なさからも、練りに練られた設計を実感できます。そして極め付きは他のどのリールにも似ていないデザインの個性。とにもかくにも、素晴らしい製品です。もぉーベタ惚れ。

 なお、2005年モデルから採用された「ニュー・ガイドフィニッシュ」について、あまり情報が出回っていないようなので、私なりに集めた情報をまとめておきます。表面は以前の「ガイドフィニッシュ」と同じ、Type-IIIと呼ばれるハード・アノダイズド処理(陽極酸化皮膜処理)で、セラミックの皮膜が形成されています。もともと、このType-IIIというのは軍用に用いられている処理方法で、高い硬度が特徴です。ただし、この「ニュー・ガイドフィニッシュ」になってから、外観はひと目でわかるほど変わりました。ザラザラ感が無くなり、白っぽかった(粉っぽいというか)先代から比べて、より金属的な印象になっているのです。

 この理由ですが、「bead blasting」という工程が省かれたため。以前の「ガイド・フィニッシュ」は、表面に安定した皮膜を形成するため、アノダイズ処理の前段階で、「bead blasting」によって表面に細かな凹凸を作っていたそうです(名前から想像するに、細かな粒などを吹き付けて凹凸を付けるのではないでしょうか。Sand blastingというのをよく聞きますからね)。ところが、加工方法が改良された結果この「bead blast」が不要となり、表面のフィニッシュそのものはType-IIIのセラミック処理で変わらないものの、手触りのツルツルしたシャイニーな感じになっているんだとか。汚れにくくなったのもメリットです。・・・・・・以上、もし間違っていたらご指摘ください。

 ちなみに、私はどっちにするか迷ったんですが、古い方のフィニッシュを選びました。やっぱりあの異端な感じがラムソンらしくていいなぁと思ったんですよね。


@ふなふな

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ミョーにリアルな魚型カッター

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 お気に入りのステーショナリー紹介シリーズ?今回は魚型カッターです。実は魚モチーフのステーショナリーって結構あって、それこそ釣具店なんかに行くとときどきレジの横で売られていたりするんですよね。が、なんかヘンにファンシーだったり、釣りオヤジっぽかったりして買ったことはほとんどありませんでした。
 が、これはなんだかミョーに気に入って連れて帰って来ることに。なんでかというとカッターの刃を調節するボタンのところも魚という芸コマっぷりがなんだかツボだったんです。本体はやたらリアルな仕上げで、魚特有のグアニン色素の感じ(って、普通の人は誰も知らないと思うけど)まで表現されているのに、こっちはなんか脱力系なのもかわいい。あ、魚種は不明です。買ったのは雑貨はもちろん、自転車の品揃えがとってもナイスな中目黒商店街入り口すぐのコミュニケーションマニアさん。大好きな雑貨屋さんであります。あ、実は恵比寿の本店って行ったことがないんです。しょっちゅう前は通るんですが。

@フナフナ

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アブガルシアのソムリエナイフ

abuwine

■本日のフィッシャーマン必需品:
Abu Garciaのソムリエナイフ
■価格:
たしか1,600円(高いのか安いのか)

 これ、たしか品川区は中延のプロショップ、ホワイトバスさんで買いました。なぜか、アブガルシアのロゴ入りソムリエナイフ。マミヤオーピー時代なのか、ピュアフィッシング時代のものなのかわかりませんが、どういうライセンス与えてるんでしょうか(笑)。が、アブとワインオープナーという不思議な取り合わせに、思わずレジに持って行ってしまう私のような人間もいるので、あながち間違った商売でもないかも・・・・・・。たしか一緒に、バークレイの3インチ・パワーホッグを買ったような気がするなぁ。
 まぁこれについては遠心ブレーキが付いているわけでもないので特に書くことは無いんですが、ワインを開けるときに、よくあるT字型のコルクスクリューを使うと失敗する確率が高くなりますよ。あれはやっぱりまっすぐ力を入れてコルクを引き抜くのが難しいので、コルクが割れる→瓶の中に落下・・・・・・ということになりがち。ワインショップには落ちたコルクを拾う専用器具も売っているけど、それこそ1,000円くらいとか安物でもいいので、ソムリエナイフを使った方がはるかに失敗が減ります。ソムリエナイフだと、瓶の口の部分を支点にして、コルクに余分な力を加えずに抜けるんですよね。ソムリエナイフを使うようになってから、コルク割りが皆無になった私が言うんだから多分間違いないはず!? ちなみに、私が普段使っているのは4,000円くらいので、このアブのは確か1,800円でしたが、これでも機能的には十二分であります。そりゃ、そのうちシャトー・ラギオールの取っ手が水牛の角のやつを手に入れたいですが。

@ふなふな

★追記:これ今、ナチュラムとかだと900円そこそこで売ってます。それならかなりお買い得では??

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