武蔵小山の洋食店
こんなことなら、いつも大満足の「トスカーナ」でスパゲティにしておけばよかった・・・・・・という深い後悔を味わった洋食店を紹介します。モザイク入れときましたが。最寄り駅は武蔵小山。いかにも、古き良き洋食店然としたたたずまいに騙されて入ったわけですが(かの有名な「ヤナギヤ」じゃないですよ、念のため)、すごい料理のオンパレードでした。
私はドライカレーを注文。上にトマトソースがかかっているユニークなレシピだったんで期待していたんですが、ちょっとユニークすぎました。まず、困ったことにカレーの味はしなくて、ただの「バターでベッチョリ、ターメリックライス」なんです。スパイスの風味もありません。これで、上に乗っているソースがトマトを煮詰めたコクのある味付けとかなら、それはそれでよかったのかもしれませんが、普通のケチャップソースみたいなのにエビ(冷凍)が入っていて、仕上げにチーズを加えているんですがこれがさらにミスマッチ(笑)。「お米炒め系の料理で、ここまで破綻するか・・・・・・」と感心するほどの一皿でした。
奥さんは王道のハンバーグ定食を注文。一口食べさせてもらいましたが、肉の味はせず、食感がフカフカ。おそらく、つなぎの生パン粉がものすご〜く多いのでしょう。私は絶句しつつゴックンと飲み込みましたが、奥さんはいちおう、完食していました。称賛。付け合わせもかなり酷くて、スパゲティサラダはやる気のなさそうな味だし、漬け物みたいなのはしょっぱくて食べられない。千切りのキャベツは毛ボコリと和えた上で盛りつけという前衛的な仕上げ。店を出た奥さんが「あぶないあぶない、ビーフシチューとかオーダーしなくてよかった」と名言を吐いておりました。
ということで、個人的には、鎌倉の某有名イタリア料理店のランチ(ガイドブックには必ず載っているほどの有名店!なのにあれかよ)以来となる、「ああ、やってしまった」なお店でした。でも、驚いたことに常連さんとおぼしき人がいたんですよね。お医者さんを紹介するので味蕾を見てもらってください。さらに、隣席のカップルは1万円渡して3,500円おつりをもらっていました。1品平均900円程度のあのお店で、ランチに6,500円も使うなんて、奉仕精神にもほどがあります。とどめは無愛想な接客対応の奥様。ま、無愛想でも料理が旨かったら別にいいんですが、手が空いたらタバコをスパスパ。吸うのは勝手だけどその手でサーブすんなよ。
ということで、めったに料理を残さない私が、4割くらい残させて頂きました。なんでかというと、途中からもう1軒行く気になっていたから。んで、モスバーガーで菜摘のロースカツを食べたらとってもおいしかった。前にも書いたけど、菜摘はキャベツ+レタスのハイブリッドになっているのが素晴らしい。エビカツとロースカツがそうなんですよね〜。あらら、結局菜摘バーガーのガイドになっちゃった。
@ふなふな
Mosaic Effects:Toy Viewer for Mac OS X(freeware) by Takeshi OGIHARA
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