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都市とモードのビデオノート(を、買いたいんですが……)

yohjinotebookヴィム・ヴェンダースが山本耀司の仕事を追った映画「都市とモードのビデオノート(Notebooks on Cities & Clothes←原題の方がいいね)」が海外でDVD化され、アマゾンでも買えることに気が付いてはや3ヶ月が経過してしまいました。

 当時、たしか渋谷の映画館で見たような記憶があるんです。公開は1989年。元はと言えばポンピドゥー文化センターの依頼だか何かで、ヴェンダースが撮影することになったとかそういうハナシで、ヨウジのことを知らなかったヴェンダースがだんだん惹かれていく様子が織り込まれています。この映画のあと、ヴェンダースはすっかりヨウジご愛用になっちゃいまして、雑誌などで見るヴェンダースは、ほとんど例外なくヨウジヤマモトプルオムをおめしではないでしょうか。もちろん ヨウジ好きとしては大いに思い出深い1本なんですが、もう10年以上「ちゃんと」見ていないはず。憶えているシーンも断片的で、ランウェイの様子以外だと、ヨウジさんが、青山店の看板の手書き文字を何度も何度も書き直しては消す→最後にスタッフらしき人がフィクサチーフみたいなのをシューっと吹き付ける、というシークェンスくらいです。
 で、2,980円という手ごろな価格で出ているDVDなもんですから、すぐにでも注文しようとしたんですが、これ、リージョンコードが「1」なんですよ。いま、うちにはリージョンフリーのDVDプレーヤーがありません。DVD-Videoが再生できる機器はMacを含めて5台も6台もあるのになぁ。Macのリージョン切り替えを使ってもいいんだけどちょいめんどくさい。そして、subtitleが英語のみなんですよ(←ということを海外のビデオレビューのサイトで調べたヒマ人がおれ)。ま、英語でも文字さえ出ればそんなに困らないと思うけど日本語字幕があった方がいいのは確かですからね。
 ということで、まだ決心しかねているんですが、これもともかく、ヴェンダースのDVDは、この作品を含め「ザ・ヴィム・ヴェンダース・コレクション」という名前で廉価版DVDがイロイロ出ているみたい。ぜひ、日本でも発売して欲しいものです。

@ふなふな

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コメント

おおーなかなかナイスなカップリング盤。
でも、ローラン・プティガン、全然知りまへんわ。
ところが、その曲はなんか知ってます。なんでだろう?
そしてDVDはまだちうもんしてません。それより欲しいiPod nano・・・・・・

投稿: | 2005/09/12 16:45

音楽は、ローラン・プティガン(Laurent Petitgand)という人。(全然知りませんが)
「時の翼に乗って」の音楽もやっているらしいです。
それよりエンドタイトルの「支那の少年市場」という日本語の曲があまりにヘビーでドヨ〜ンです。
綺麗な服を着せられて、売られてゆく少年の話・・・。
まあコレで、「こんな音楽だった」と思い出しましたが、酷い歌です。
ドナドナド〜ナ、ド〜ナ〜♪みたいな。(涙)

あっ、ちなみにcuppling with「東京画」です。

投稿: marmitako | 2005/09/07 20:27

あらま、サスガですね。だれですか!?サントラやっている人
内容ははっきりいってどちらかのディープなファンじゃないと面白くないと思います。ていうか、ヴェンダースのファンだったらもっと他に見るものありますからね(笑)。
が、80年代後半の東京の、町の様子は面白いかも。
あー、そういう意味ではアレに似てます「TOKYO MELODY」(笑)。坂本龍一の。

投稿: @ふなふな | 2005/09/07 01:05

この映画見てないんですが、なぜかサントラは購入。
たいして聞かずにどこかにあるはずです。

この映画、観たら絶対寝そうな予感がします・・・。
面白いのかな?

投稿: marmitako | 2005/09/07 00:11

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