とびきりのクリスマス・アルバム
とある筋から手に入れた、ダイアナ・クラールの『Christmas Songs』
、しかも業界向けサンプル盤です。まぁこの時期になるとクリスマスものの企画盤は、聴く前にパンツのゴムが切れそうな「誰が買うねん?」みたいなのから本格派までいろいろと出るわけですが、そんな中でも今年はこれがとびきりの1枚でしょう。ひとまず試聴でもしてみてください。
さすがは現代ジャズ・ヴォーカリストのトップに君臨するダイアナ様ってとこでしょうか。おなじみのクリスマスソングを、あの渋い声とゴージャス&スタイリッシュなオケに乗せて歌っています。プロデュースはトミー・リピューマ(“リプーマ”かな?やっぱり)、そして録り&ミックスは巨匠アル・シュミット。ま、この2人が揃ってるんですから悪い作品になるわけありません。もっとも、普段の作品に比べたらグッとリラックスムードというか、クラウス・オガーマンの恍惚ストリングス・アレンジが聴ける『The Look of Love』のようなゾクゾク感はありませんが、そこはクリスマスアルバム。このどこかノンビリしたベタな仕上がりも確信犯ってところでしょう(もっとも、それでも超一流の仕上がりなのは言うまでもない)。ちなみに私は、M8の「Have yourself a merry little christmas」とかが好きでした。
そんなわけで、クリスマス向けにアダルト&ムード満点のアルバムをお探しの方、おすすめの1枚ですよ〜。賑やか系もしっとり系も入っているのでパーティとかにもいいはず。ジャズ入門にもいいかもね。
ところでこのサンプル盤、盤面いっぱいに警告文が書かれていてなんだか凄いんですが、Macintoshでは再生すらできませんでした(もちろん、近いうちに本チャン買いますが)。こういうのって、どういう仕組みになってるんでしょう?? スゲーっすね……というわけもあってのご紹介です(笑)。
@ふなふな
←コレね。
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コメント
その後、買わはりました???
この人のはどれも音がいいので、できればSACDで聴きたいところなんです。
とはいいつつ、過去の作品が廉価版で出てるのでそっちに手が出ちゃうんですが。でも、SACD版の「Girl in the other room」とかモノスゴイ良いです。
投稿: ふなふな@ヒビコレ | 2005/11/15 18:10
クリスマスアルバムってキリない感じがしますが、これはなかなか良いですね。
さらに、ジャケがなかなか私好み。ってことで買わせて頂きます。
投稿: marmitako | 2005/11/11 00:42