« 2005年12月 | トップページ | 2006年2月 »

モノクロで、世界と対峙するいぬいぬ氏

inu5
今日はモノクロで撮るぞ、とあらかじめ決めてカメラを持つだけで、世界に対峙する(ちょっとオオゲサ)心構えが変わってくるから不思議なものです。もちろん、あとからワンクリックでモノクロにできるのはわかっていますが、あえて対象物を観察する段階から色無しで撮影するという精神状態になっているのがポイントなんですよね。

 ま、銀塩時代は「フィルムを経て、やっとモノクロに変換される風景を想像する力」が求められたので(記憶の中にあるカラーの映像と、現像上がりの間に横たわる想像力の不足を思い知るというか(笑))、あらかじめモノクロ画像でフレーミングできるデジタルカメラ時代のBW写真というのは、ちょっと楽しちゃっている感は否めません。その一方、モチーフ選びの段階で、対象物の色よりもコントラスト比を意識して「これならモノクロで撮ったときによりドラマチックな絵になるんじゃないかな」みたいなことを考えているようにも思いますが。

ということで、本日はモノクロモード限定のサンポカメラでした。撮影は、このところ写真のウデをぐいぐい上げているうちの「森山犬道」こといぬいぬ氏。新宿ではなく目黒本町界隈(笑)を28mmレンズで切り取ってみました。やっぱり街歩きにはこの画角って魅力的なんですよね。例によってほとんど-0.3〜-0.7EVの露出補正でリサイズのみです。お手持ちのデジカメにモノクロモードが備えられている人は、ぜひモノクロ限定のサンポカメラしてみてください。楽しいですよ〜。
inu1inu2
inu3inu4

@いぬふな


参考(?):森山大道オフィシャルサイト


sugarおれが撮ったのも見て〜フレッシュネスバーガーにて。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

ボク、フレンチ雑貨好きです

arrivee
 恵比寿から代官山への駒沢通りはキュート雑貨好きにとって危険がいっぱいの物欲ストリートなわけですが、とくにフレンチ雑貨好きの方におすすめしたいのがこのアリヴェデパールです。まーこれでもかというくらい、かわいいフレンチものが満載。しかも、いかにも!といった感じの「フレンチ雑貨ふう」のものばっかり並べられてゲンナリするお店が多い中、現地買い付けの日用品とか、アンティークものの混ぜ具合がなかなかよくて、うちみたいな年配夫婦(泣)でも見ていて飽きません。個人的にはエッフェル塔ものに弱いので、店内に飾ってあった古いエッフェル塔+鉄道のポスターに思わずフリーズ。うう、欲しい……(売り物なので買えばいいんですけど手持ちが寒かった)。

 その代わりに買ってきたのがこちら。エッフェル塔のポストカードと、中で飛行機がスイーっと動く、とってもスーヴェニールなボールペン。40近い男の買うものにしてはガーリィすぎへんか!?というツッコミがとりわけ実家筋から入りそうですが、こういうのが好きなんだからしょーがないでしょ。上の階にあったフランスの乳歯入れ(顔のイラストが描かれた小さい木箱)もかわいかった。エッフェル塔もの、ほかにもピンバッジとか消しゴムとか、たくさんあったのでお好きな方はどーぞ。あ、そうそう、カフェも併設(←王道やね)。

@ふなふな

ariveecard

| | コメント (2) | トラックバック (0)

MM続きネタ(速報版)

MMyebisu都内にあまたある洋服屋さんの中でもそのヘンテコリンさ具合では図抜けた存在(もちろん大好き)と言える恵比寿のマルタンマルジェラですが、残念なことに1月29日までの営業で移転になるようです。んで、現在絶賛セール中。ニット、コート、シューズ、ジャケット、スカート、パンツ、小物までまだまだありまして40〜50%OFF。うちもお金があったら散財したいんですが無理なんでだれか代わりに行ってください。ちなみに新店舗もご近所みたいです。またヘンなお店だったらいいなぁ〜。

@ふなふな

■おまけねた
その近所(駒沢通り沿い)に入ったことが無い古着屋さんがあったので突入してみたんですが、ギャルソン関係が揃っていてしかも安いっすね。ジュンヤのニット7千いくらってのがあって、いぬいぬ氏に大プッシュしたんですがガマンしてました(笑)。メンズもあります。よく古着屋さんって、外のハンガーに激安品がかかってますが、ここはフツーにローブのスカートがかかっていてそれが3,300円だったり。デニムがすごく揃っていたのも印象的。また行ってみようっと。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

MM(6)の筒マフラー

mm6scf 毒にも薬にもならんものがどーも苦手です。いい例がすぐに思い浮かびませんが例えば関口宏のとかかなぁ〜。あの、ジャケットの袖を肘までロールアップするのも往年の一世風靡くらいまでにしておいて欲しいもんです。

 と、脱線気味ですが、そういう「毒も薬もどっちもこい」という点で非常に好きなデザイナーがマルタン・マルジェラです。エルメスのプレタをやっていたことが早くも伝説!という感じですが、本物のラグジュアリーと、それを嘲笑うかのようなアバンギャルドを両立できる凄いデザイナーだとここ何年もの間、密かに崇拝中。それから、アイディア一発勝負だけじゃなくて、リメイクしたり、布で遊んだりと、洋裁屋さん・仕立て屋さん的な洋服作りが垣間見えるのも好きなポイントです(この辺りはちょっとヨウジさんに通じるものがあるんですよね)。主として経済的理由により、商品とはあんまりお付き合いできていないのが残念ですが。

 んで、最近手に入れてとっても気に入っているのがこのMM(6)のマフラー。一見なんの変哲も無い赤マフラーですが、もちろんヒネリ入ってます。まず、筒状なんですよね〜これが。巻いてみると妙なボリューム感が出て非常に存在感があります。そしてその筒状になってる縫い目が面白くて、ここの糸が白なんですよね。もちろんわざとだと思いますが「同じ色の糸が無かったので手近にあった白で縫ったらダサくなっちゃった……」みたいなヨレ具合にクスっと笑ってしまいます。やっぱり好きだわマルタンマルジェラ。なお、購入地は10コルソコモ@青山なんですが、もしかしたらまだあるかも。しかもアンダー10,000円なのでオススメです。思わず買っちゃう気持ちもわかるでしょ。

このほか、マルタンマルジェラねたでおすすめは、なんといっても「A MAGAZINE #1 CURATED BY MAISON MARTIN MARGELA」ですが、これは英語が苦手でもビジュアルブックとしても素晴らしく面白いので、ぜひ手に入れてみてください。もうあんまり流通していないようですが、青山とか恵比寿のショップにはまだあるんじゃないでしょうか? それから、平山景子さんの「パリコレ51人」にコレクション初期の面白いエピソードがいろいろ書かれていたので、興味のある方はご一読を。

@ふなふな

| | コメント (4) | トラックバック (1)

銀ブラ。

ginbura本日は仕事のトラブルで朝から銀座。なーんて書くと何だかデキるビジネスマンみたいですが全然そういうことはなくて、こうやって空き時間を10分くらい使って写真好きサボリーマン(*)やっているのでした。なかなか平日の銀座に午前中から行かないもんね。ちなみに、-0.7EVの補正でちょい暗めに撮影。他はリサイズのみでレタッチなしです。
gibula2
 そういえば、これまで何度かあまり写真に詳しくない女子に「露出補正」を説明したことがあるけど、理解してくれたのはゼロ(泣)。私の説明が悪いのか? でも、コンパクトデジカメでこそ必要なのが露出補正でございますよ・・・・・・なんて言っているのはカメラ好きのオヤジだけか。

 露出補正って面白いなぁ〜と気が付いたのはいつのことか憶えていないんですが、コンタックスの銀塩一眼レフを使っていたのも「基本的には絞り優先AEで撮影→AEロック&露出補正でコントロール」という流れがよくできていると思ったからなんですよね。

@ふなふな

*(C)フライショップ・ハーミットの稲見さん?


| | コメント (4) | トラックバック (0)

CdG最低価格商品ってどれ?

cdgwarefみなさんが立ち上がりでどのベロ買っただジャックパーセルだエバグリのあれがいいだなんて盛り上がっているので、ウチもプロパーで買ったのを紹介して対抗してみるかなぁ。どどーん。ウォレット用リフィル、確か1つ150円×2(泣)であります。まぶしいでしょ。
 これ、以前にも紹介しましたレディスの定番ウォレットのカード入れ部分です。お持ちの方はご存知かと思いますが、金属製の金色のバーでカード入れを固定するという独特の構造になっておりまして、カード入れ部分は破れたりしちゃった場合に交換できるわけ。たぶん、お店でいちばん単価の低いのがコレじゃないかと思います。お直しでもこの値段ってことはないでしょう。
 なお、お財布は大いに気に入って引き続き愛用中。牛皮の型押しなんですがヘビ柄(?)なんで、いぬいぬ氏の白い方など使い始めのころ「何それ!?」ってよく言われたそうです。でもスンゲーかっこいいですよ。個人的には、スペイン生産ラインの上品なやつよりも、こっちの方がおすすめです。

<おまけの時事ネタ>
 それにしてもここ数日の報道、勝谷さんのブログなどを通して見ているとなんだかホントに気分が悪くなってくる(´Д`) テレビの報道があまりに表層的すぎて笑えません。クリント・イーストウッドのスーパー泥棒っぷりが楽しい「ABUSOLUTE POWER」、ジーン・ハックマンが切れ味鋭い「ENEMY OF THE STATE」、トミー・リー・ジョーンズの演技が白眉な「THE FUGITIVE」などなど、私はアメリカのクライム・サスペンスものの映画、それも巨悪もの(笑)みたいな映画が好きでよく見るんですが、こういうのも「いやー、こんなことがあったら怖いよね〜」と対岸の火事だから楽しめるんです。ああ怖い怖い。


@ふなふな

| | コメント (0) | トラックバック (0)

tao@コルソ+2階はセール中

corsocomo いやー白かったですね〜久しぶりの雪。ところがヒビコレ音楽班、このクソ寒い中、今日はちょっと用事で外苑西通り方面に外出しなければならなかったんです。で、せっかくだからまだ渋谷以外で立ち上がっていなかった、いぬいぬ氏のため……ということで表参道方面に立ち寄りました。あんまり寒いのでパタゴニアとプリュスを若干無理のあるコーディネートで仕上げ、コルソコモ→青山店だけ行ってきました(さすがに空いてたよ)。

●tao
 私もコルソのレディス関係はまだだったので、いちばん見たかったこちらへ。何と言っても話題は、中国の伝統工芸である蘇州の汕頭(スワトー)刺繍を使ったハンカチ、それを使った(モチーフにしたという感じかな?)のトレンチコートその他です。
 階段を下りて行くと真っ正面に目に入るんですが、これは本当に凄かった。単に「ハンカチをつなぎ合わせてコートにしました」なんていう簡単なものじゃなくて、ワンピースのバリエーションだと思った方がいいみたいですね。ハンカチ的なテキスタイルと、トレンチコートのディテールを組み合わせ、ワンピースを作った、という感じなんです。ものすごく繊細で可憐なハンカチと、マニッシュなトレンチコートとを組み合わせるアイディアが凄い。

 実のところ、現物を見るまでは「鑑賞するにはすごいけど、着ようと思うかなぁ?」なんて訝っていたんですが、これが何と着たくなるようなアイテムがいっぱいなんですよね。トレンチコートに近いものから、よりワンピース風なものまで形もいろいろとありますし、色も白、白+ブルー、黒という展開でどれも甲乙付けがたい出来映え。私は製品染め(!)した漆黒のカワイイカッコイイ感じがいちばん好きだけど、いぬいぬ氏は「これ、結婚式で着たら絶対にカワイイ!」と白がお気に入りのようでした。また、Tシャツ+ハンカチとか、ボーダーT+ハンカチ、ブラウス+ハンカチなんていうのもあり。いずれの商品も極めて高価ですが、気に入っちゃった人は、ああいうのこそ、死ぬ気で買うといいんじゃないでしょうか。

 そして、コルソはまだセール中。しかも愛するマルタンマルジェラのいいものが、メンズ&レデイスとも、まだまだたくさんありまして……(泣)。お財布が暖かい方はどーぞ。そのほかで面白かったのは、ひもなしジャックパーセルが超バカ売れで激減していたことですね〜。再入荷あるのかな?

@ふなふな

| | コメント (2) | トラックバック (0)

「エムザ」の赤いソルト入れ

emsa 「エムザ」と言われるとコンマ5秒くらいで「有明!」と返しちゃうバブルど真ん中世代の私。バリライト落下事故が今も語り種になってる六本木の有名大バコ「トゥーリア」の前で待ち合わせしていたとき「お店の方ですか?」と聞かれたことがある、なんていうトホホな話もちょっとした自慢です(*)。

 で、今回ご紹介いたしますのはそういうバブルねたではなく、ナイスなデザインのキッチン用品で知られるドイツのemsa(エムザ)です。いちばん有名なのは、ブルーの蓋がすてきなコンテナ類でしょうか。あらためて商品紹介ページを見てみると、いいものがありますね〜。んで、写真のコレ。でっかくSalzと書かれていることからお分かりの通り、卓上塩入れなんですが、これが東西ドイツ時代のエムザの製品みたいなんです。多分、そんなに古い物ではないと思うのですが、ちょっとだけ懐かしい感じと絶妙な赤の色味がテーブルのアクセントにいいなと思って、アンティークショップから連れ帰ってきました。現在は、爪楊枝入れとして使ってます。

@ふなふな

(*)
バブル期といえば、これの、中森明夫氏を交えた部分で当時の話がイロイロあって爆笑しました。私も「シリン」行ったことがあります。2杯飲んで、おかきみたいなおつまみ付いて5,000円くらい取られた!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オリジンってどうなのよ+カーナビタクシー

orijin今日は靖国通りでトヨタ・オリジンを目撃。初めて実車を見て、朝からちょっと得した気分です。デザインは正直言って悪い冗談としか思えませんでしたが、あれをあまりピカピカにしないで普段の足にしたりすると、これはなかなか粋かも・・・・・・。私はそのとっちらかったディテールに二笑亭を思い出しましたが。特にリアの三次曲面ガラスがどうもねぇ〜。

 車といえば、先日タクシーに乗ったとき、運転手さんとお話ししていてカーナビの話になったんですが、カーナビが機能拡張されていて、どこで乗車してどこで降りたかetc.が自動的に記録されるんだそうです。「これになってから日報を書かなくてもよくなっちゃったんですよね〜」とのお話に、そんなこと知らなかった私はビックリ(庶民派ゆえ、めったにタクシー使わないものですから・・・・・・)。で、コントロールパネルのところを見せてもらうと、確かにコンパクトフラッシュみたいなのが挿さってるんですよね。会社に戻ったら、カードを抜いて会社のコンピュータにデータをアップロードするんだそうです。想像ですが、もちろん双方向に位置確認とかされちゃってるんでしょうね。安全のためにも役立つと思いましたが、なんだかすごい時代ではありませんか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

お金があったらみっちり銀塩してみたい

ikon京セラコンタックス消滅のときとは、やはり衝撃度が違います・・・・・・コニカミノルタのカメラ事業からの撤退報道。ソニーが資産を引き継ぐということですが、「コニカ」と「ミノルタ」のカメラがいっぺんになくなっちゃうなんて本当にショック。「ロッコール」なんていう名前も消えちゃうのかな?
 ま、これだけデジタルカメラが主流になっているわけですから、カメラの開発も「ボディが組み立てられてレンズが設計できたらOK」、というワケじゃなくなってきて総合力が勝負(DMC-LX1とGR DIGITALのバッテリが同じだったりするご時世ですしね)。冷静に考えたら仕方ない判断なのかもしれません。ちょうど、コダックのデジカメにTIのプロセッサが搭載、なんていうことも報道されたりしていたところで、蛇腹のカメラとセレン式の単体露出計のころからやっている人間としては(むろんリアルタイムってわけじゃないが)、カメラってこれからどうなるんだろうなぁ〜?と思っていたところでした。今後のトレンドとしては、強力なプロセッサをカメラ内部に搭載して、レンズの個性(各種の収差)なんて内部処理でどうにでもなっちゃったり、ボケ味まで後処理・・・・・・なんていう時代も、まさにすぐそこかも。知り合いのカメラマンたちが「もう、デジカメになってフィルターのこと考えなくてもいいのは楽っすよね〜。刷り上がったら全然色がヘンなんだけど(笑)」なんて言っていたのもごく最近のことなのに。まぁでも例えば音楽の世界では、ビンテージマイクとかビンテージのアンプの音をコンピューターのプラグイン・エフェクトでシュミレートすることが当たり前になってます。それと似たようなものでしょうね。

 そういうわけで、このところ銀塩が気になるんですよね。デジカメがとにかくラクチン&便利な方向になっていて、それはそれでエンジョイさせていただいておりますので、こうなってくると面倒でコンビニエントじゃないことが贅沢に感じられるというこのアンビバレンツ。モノクロフィルムにレンズは明るめの35mm1本、フィルムは時々装填に失敗するくらいがイイですわな(よくやりました)。AEはもちろん、露出計も内蔵されていると便利すぎるので単体の露出計を。カメラはさほど小さくないので、自然とストラップで首から提げるわけですから手は割と空いてます。明暗の差が大きいときだけ、ポケットからサッと露出計を取り出していちおう確認・・・・・・なんてのがいいですよね。意外と「インテリジェント○○○分割測光」なんていうのと出てくる数値が同じだったりするかもしれません。
 問題はランニングコスト。デジカメのお金のかからなさといったら銀塩の比じゃないですから。んで、最近カタログを手に入れていいなと思ったのは上の写真のこれ。露出計入っちゃってますし、デザインはライカMシリーズの方が100倍好きですが、これでこの価格は大バーゲンですよねぇ。

@ふなふな

| | コメント (6) | トラックバック (0)

小さなお買い物予定(結局買わないかも)

sofutflex毎日愛用しておりますSHURE E2Cのスリーブに、新しくよりソフトなのが登場したみたいで気になっています。私は付属している中で、スポンジのよりも密着性の低い透明タイプのを愛用していますが、時々落っこちちゃったりするので、もう少し耳にピタっと止まるのが欲しいと思っていました。ケーブルが太くて重いんで、引っ張られて耳から抜けるんですよね。

 で、これ、音がどんなかなー(仁鶴風)というのが興味あるんですが、耳への密着度がアップする分、ミッドローが持ち上がるのかなと想像。低域は今くらいのバランスがちょうどいいので、あんまりブーミーになったらちょっとイヤかも。あとは価格ですが、あのお安いサウンドハウスさんでもこんな案配で、これがまたしても、ディスカウントストアならイヤフォン本体が2つは買えそうな価格なんですよね(フツーの店だともっと高い)。どなたかインプレ聴かせてください〜……とかいいつつ、きっと買うのでしょう>オレ。

@ふなふな

>自己追加
 ヨドバシ@アキバで試聴してきました。フィット感はさすがによくて快適。音質面のデメリットみたいなものも感じず。んが、デザイン的にはなんかフツーになっちゃって、せっかくの透明ボディがかわいくなくなっちゃうので見送ることにします。
 ヨドバシではこのほか、Nikon F6をいじったりDSC-R1をチェックしたり。F6はサスガに高級機って感じで、ああいうキレのいいファインダーを覗くとオートフォーカスが何ともめんどくさいものに感じられます。DSC-R1は興味深い製品だけど重すぎ&液晶小さすぎで脱落。名機DMC-LC1展示がついに消失(だが、カメラのにっしんに中古美品があった90.45k)。あとは、ツァイス・イコンのRF機のカタログ入手&D-LUX2のカタログ入手。そしてGR-DIGITALをまたまたチェック。文句のない製品なんだけど、何度見てもデザインだけが引っかかる(笑)。なんであんなにつや消しに? 特に、光学ファインダーという、ああいうカメラでは大きな視覚的アクセントが無い分、前面に何かポイントとなる面構成を設けるとよかったのに・・・・・・と思わずにはいられません。カラバリ出ないでしょうか・・・・・・。インテルマックは動作が速くてビックリ!!しかも何にも変わった感じがしないのがウソみたい!!

| | コメント (8) | トラックバック (0)

ヴィヴィアン展@六本木ヒルズ→随時追加(長くなってきた)

manrikiya ふと、ヴィヴィアン・ウェストウッド展が本日最終ということを思い出したヒビコレ芸術班、六本木ヒルズへ行ってきました。
 南北線麻布十番で降りて(ここから商店街を抜けて行った方が絶対に楽しい)まずはごはんであります。駅を上がってすぐのウェンディーズでよかったんですが、ちょっと変わった物が食べたくなって人気のお店、「萬力屋」さんへ。ヘルシーな豆乳ラーメンと、麺幅1センチ以上はあるかという平打ちの太麺が強烈な鶏肉大根煮込みラーメンをチョイス。両方ともスゲーうまかった。ここ、オツマミ系とかお酒も揃っていて、夜はラーメンバーみたいに使えるんですよね。
naniwayacafe
rollcake ラーメンでゲプーっとまんぷくになったため、お次はやっぱりコーヒーでしょ、ということでそこからほど近いnaniwaya cafeへ。満腹だったのにもかかわらず和風のロールケーキがおいしそうだったので思わず頼んだんですが、これがうまいのなんの。写真手前が和三盆、奥が宇治茶なんですが、上品な甘さかつ奥行きのある素晴らしい味。そしてコーヒーが実においしい。たいやきもおいしそうだったりして、ここはレギュラー入り確定です。あとで調べてみたら、麻布十番名物として知られる、たいやき"浪花屋総本店"のカフェなんだそうです。グレイト。

 けやき坂を上がって、セールのポスターから発射されているトラクタービームに吸い寄せられエストネーションへ。相変わらず見応えたっぷりで、イラっとすることの多い六本木ヒルズではかなり好きなお店です。細かい報告はめんどくさいので省きますが、まだ、フレッドペリー×コムデギャルソンシャツのスニーカー(たしかレザー、黒)がセールにかかっていたので気になる人は早めにどうぞ。そのほか、モードな感じのプーマ(ジルサンダー含む)もセールプライスでいいもの多し、です。デニムも揃ってます。オリジナルのカットソーやシャツも結構いいです(高いけど)。
estnation
 そしてヴィヴィアンへ……ってことで登って行ったんですが、何と午後2時の段階で1時間半待ち!!このあと、渋谷で用事があったので断念してヒルズをあとにいたしました。 ヴィヴィアン展は評判が良かったので見たかったんですが残念〜。この日、午後6時頃に見に行くと言っていたデザイナーY君、見られたのかな? ま、最近アパレル系の会社にお勤めだというガールフレンドとラブラブらしいので、入れなくてもノープロブレムでしょうけど……。それにしても日々是芸術班、いったい、何をしに行ったんでしょうか!?

渋谷西武編へ続く。

<続き>

あれっ、なぜか渋谷西武A館3Fはトリコ コム デ ギャルソン店内にいるヒビコレ浪費班。今期のトリコは、リバーシブルになっているもの、および、裏返して着られるアイテムがすごく多い。片方が光沢のあるポリエステルの黒とか紺色で、もう片方がグリーンやレッド基調のタータンチェック(調)のがとにかくカワイイ。ジャケット、スカート、コート、そしてワンピースまでアイテムもいろいろです。別珍素材の丸襟ワンピースなんてのもあったな。それから、グレイ&ベージュの小花柄ワンピース、ブラウスもこれまたすごくかわいい。製品染めなので、間違って洗濯して灰色になっちゃったみたいなんですが、これが花柄の甘さをうまく消している感じ。しかも裏返して着られるんですよね。まー割とどれもいい値段するんですが、リバーシブルということで、実質定価の2分の1というふうに考えてはいけないでしょうか!? やっぱダメか……。ジャケットはそんなに高くないと思いましたが、ひとまず試着もせずに後ろ髪引かれつつ脱走です。

●CdGH
 リップ&タンはほかでたくさん報告が出ると思うのであえてオムです(笑)。今回ははっきり言ってジミですが、私は大好きです〜。というか、私の中での「コムデギャルソンの紳士もの」って、まさにこういうイメージ。ジャケットはほとんどポリエステルで、ジャージみたいな素材なのに、すごく綺麗にカッチリ仕立てています。裏地がわりとカラフルで、裏返して着ちゃってもOKみたい。形のバリエーションは、2つボタン/3つボタン/ノッチ/小さめピーク/フラップ付き/パッチ/センターベントあり・なし・・・・・・なんていうふうにイロイロ。いちばんかわいいと思ったのはパッチポケットでチェックみたいな生地/裏地の3つボタン。それから、2つボタンのジャケットがすごくきれいな形・バランスで素晴らしいと思いました。で、このちょっとヒネってあるんだけど一見どこにでもあるような上着に、繊細なディテールのシャツを合わせるという感じみたい。パンツの形も大好きです。褒めすぎ???

●YY HOMMME
今回のテーマは昔のベースボールってことで、BGMも「Take me out to the ball game」です。それにしても表参道の喧噪から隔絶したあの空間……贅沢の極みであります。何度行ってもいいなぁ〜。
 見たかったのはまず、コレクションでも目立ってた、半袖のベースボールシャツみたいなやつ。実物を見てみるといろいろな素材が組み合わせられた凝った造りで驚きました。それからストライプのキャップ。ツバの部分が広かったらアウトドア用に欲しいと思っていたんですが、クラシカルなベースボールキャップのデザインだからか、そうではありませんでした。残念。同じくベースボールシューズ風の革靴も魅力的です。チト高かったけど(50k)。上着も縦縞のがいい感じ。
なお、ショウでは単に模様プリントだと思っていたのが共布&ボタン止めだったり、そうかと思うと殺し屋みたいな巨大コートがあったりして、やっぱり現物を見ないといろいろわかんないもんですね。さらにはインディゴっぽい染めに、手作業でペイント&脱色イラストを施したと思われるTシャツもベースボール柄ですごくカワイイ。見ていて楽しいコレクションです。いちばんいいと思ったのはちょっとミリタリーテイストの入ったコットンのブルゾン。これは強烈にかっこいいシルエットでした。ホレボレ。ウェブサイトのコレクション写真を全部見直してしまいました。

……さらに続く。(ま、日記みたいなもんなんで)

●ジュンヤワタナベマン@コルソコモ
 興味なかったんですがこれが結構良かったんですよね〜。ヒモ穴アリだけどヒモナシのジャックパーセルが結構かわいいんです。色も何とも絶妙だったりして。それからデニム。縦にぶったぎって、もう1つつなげて激太りにしたジーンズがなかなかインパクトありました。個人的にはそれよりも、コルソコモオリジナルのデニムが欲しいんだけど……。ジャケットとかもいろいろと現物を見るといい感じでした。アイテムは忘れたけど、ウォッシュ加工のアイテム(タグが色あせててヨイ)にも面白いのがあったな。そうそう、コルソはペラっとしたショッピングバッグみたいなのも出てましたね。春っぽいくすんだグリーンがよかった。
 

| | コメント (12) | トラックバック (0)

SEAT IBIZAのインストラクション

 お待たせしました!!と、元気に始めつつ、日本全国で何人くらいの方に面白がっていただけるのかサッパリ想像できない、セアト イビザのインストラクションマニュアルです。もちろんスペイン語で全然意味わからないんですが、これが付いてきただけで奇跡みたいなものだったんでしょうね。まだ手元にはこれ用に買ったスペイン語の辞書も残っています。画像をクリックしていただけると当時私が書き込んだエンピツ文字が見えたりして笑えます。必死で辞書を繰って調べたら「掃除」なんていうユルい単語で、「おれはエアクリーナーのメンテがしたいのに!!」とかイラっつとするうち、辞書なんて引かなくなりました。

 私が今でもいいなぁーと思い出すのはシートのしっかりした座り心地(サイズもたっぷり)。そして、当時ジウジアーロが凝っていたと思われる(同時代のピアッツァとかにも通じる)クラスタースイッチです。そんなに使いやすくもないんですけど(笑)。
 ビジュアル的に面白いことを基準に、適当にページを抜き出しましたが「ここが見たい」というリクエストがあれば応談いたします(笑)。スキャナーがないのでデジカメ撮影でスミマセン。大きなウィンドウが開きます。ご不便おかけします。
L1030084L1030085L1030086L1030087


L1030088L1030089L1030089L1030090


L1030091L1030092

| | コメント (0) | トラックバック (0)

混迷?の次期デジカメ選び

quicktake200
 赤瀬川さんやチョートクさんを引き合いに出すのはいささかやりすぎですが、カメラ好きって1台のカメラじゃおさまらないんです。ま、銀塩のころに比べると、さほど個性に差があるわけじゃないんですが、いろいろ使い分けたいんだから仕方ないでしょ・・・・・・というイイワケ混じりに、数ヶ月にわたって混迷の地を彷徨っておりますわがNewデジカメ選び。GR DIGITALをいったんおいといて、在庫限りでおなじみ、3:2のとき32mmの、銀色のやつ、しかもグリップが無いほうになりそうなんですが7-1GR-Dのカタログ(1枚ペラじゃないやつ)を手に入れてきたら作例が「マジ!?ここまで写るの!?」っていうくらいいい仕上がりで吃驚。とりあえず、CLIEを嫁に出したりして地道にお金を貯めています。立ち上がりにも顔を出さずで。そのほか、意外なところではDSC-R1のUSEDってのもチラっと考えたりしてます。あとは、F828、DMC-LC1、digilux2、E-300とか。

 いろいろと作例などをダウンロードしていて感じたのは、今更ながら8MPの威力ですね。私は画素数至上主義者ではないんですが(大きくプリントしたり等倍で鑑賞したりしないので、画素数はそんなに多くなくてもラチチュードの広い方がうれしい)、明らかにうちの4MPクラスとはディテールの出方が違うと、あらためて実感しました。ちなみに、デジカメについてよほどみっちり調べたいときに利用するのがこちらのdpreview.comさん(英語)。国内のメディアにはなかなか載らないような本音レビューが読めますのでデジカメヲタの方、ぜひご参考に。あ、ヲタだったら知ってるか。レビューのコーナーにある、最後の“Conclusion”読むだけでもどういう製品かよくわかりますよ。

 で、しばらくメインに使うつもりなのが最新のコレ・・・・・・というのはウソで、カメラ箱を整理していたら出てきたのでついでにご紹介。その昔手に入れたApple QuickTake200です(←モリッシーにもらったんだっけ?)。ほとんど使っていないのはスマートメディアが手元に無いからと(しかも、たしか電圧違い)、燃費がたいそう悪くて、アルカリ電池を鯨飲しちゃうから。ひょっとして、コレクターの中にはノドから手が出るほど欲しい人とか、いるんでしょうか? OEM丸出しですが、デザインは流石に悪くありませんね。

@ふなふな

| | コメント (5) | トラックバック (0)

Macworld、その後

 またいつものように、午前中は仕事をしながらヘッドフォンでキーノートアドレスを視聴してしまいました。またまた最初から最後までスマートかつ面白いプレゼンでした。私がこれくらいの規模のプレゼンするような身分になったら大いに参考にさせていただきたいと思います。その中でもいちばんウケたのが、あの完璧な仕上がりの、intel MacのテレビADです。会場も大ウケだったもんな。

http://www.apple.com/intel/ads/

The Intel chip: for years, its been trapped inside PCs,
inside dull little boxes, dutifully performing dull little tasks,
when it could have been doing so much more.

Starting today, the Intel chip wlll be set free
and get to live life inside a Mac.

Imagine the possibilities.

よくここまで言いますよね。これを笑って許した(かどうかは知らないが)intelも凄い。アメリカ人には勝てないニャー。日本でこのまま翻訳されて放送されるかな??

さて、その後も噂サイトでは途切れることなくこんなpostが続いています。

●iBookのモデルチェンジは春ごろ? モデル名はMacBookとなる。
●Jobsの先日のキーノートは本来予定されていたものではなかった。実は、もっとスゲーものが出てくる。それはMacBookではなく、もっとcoolなもの。
●iPodを内蔵したデバイス(スマートフォン系?)が登場する(アップルが“Mobile Me”という商標を申請したことを受けて)。これに関してはさらに詳しい報告がありまして、この商標を申請したカテゴリというのが
"telecommunication services", "portable digital electronic devices and software related thereto", "providing digital music from local or global communications networks" and "computer services"だそうで。どちらにしても、アップルからポータブルもののデバイスが出てくるとなるとドキドキですね。あと、なんか接続したデバイスをいっぺんにそれぞれの枠内で表示するディスプレイがどうたら、みたいな噂も出てますが、これはまだちゃんと読んでません。

 なお、先日発表された製品中で個人的にいいなぁと思ったのは、iPodに付けるリモコンラジオのインターフェース。アナログなチューニングを模したやつです。いろいろな機械的要素がソフトウェアでシミュレートされる時代だからこそ、デザインの力は大切だなぁと実感した次第ざんす。

@ふなふな

| | コメント (0) | トラックバック (1)

IKEAのILENトロリーテーブル

ikeawhite 世界最大の家具チェーンとして知られる、スウェーデン生まれのIKEA(イケア)。優れたデザインながら非常にリーズナブルなここの家具は大好きで、これまでに何度か購入しています。ドサクサ紛れに告白させて頂きますと、そのうち働いてみたいと思っている会社の1つだったりして(笑)。えー人事部のかた、ご連絡お待ちしてます。

 今までは自由が丘のチルドレンミュージアムにあるセレクトショップなどでキッズ用のプラスチック製家具(とってもかわいくて大人でももちろん使え、しかもどれも数千円)を幾つか買ったりしていました。で、昨年末、とっちらかっている電話/ファックス周りを片付けようと通販で買ったのが、このILEN Trolley table/TV benchです。わが家は、ハコものの家具にできるだけ色を使わないことを決まりにしているので、こういうシンプルでちょっとだけ存在感のあるラックは理想的。価格も1万円ちょいですから、デザインの完成度を考えると高くないですよね。もっとも、イケアの製品って、海外版のカタログを見るとウギャッ!!と驚くほど安いので、それに比べればまだまだちょい高いんですが。

 ちなみに、樹脂成形だと思っていたのが届いてみたら化粧合板だったりしてビックリしたんですが、組み立ては2人でものの30分とかからずに完成。サスガ、よくできた設計です。ファックス、プリンタ(←これが前面給排紙の製品でよかった)、いぬいぬ氏のiBook、そしてADSLモデム類などなどがうまく収まりました。
 さてさてこのイケアですが、2006年の春、ついに国内で本格的な店舗の展開がスタートする予定。オープンしたら早速行ってみようと思っています。うぬー、行ったらさらに働きたくなってしまうかな。

■今回お世話になったお店(IKEA商品大充実!!オススメです):オンテックススクエア

@ふなふな

| | コメント (6) | トラックバック (0)

黒の「おたべ」

 京都駅に降り立ったら目に飛び込んで来たものがありました。あちこちに、ピラミッドのごとく平積みになった、黒いパッケージの「おたべ」です。陳列のイキオイから、京都界隈のこの製品に対する力の入り具合が感じられます。
 パッケージ色から想像が付くかもしれませんが、売り文句は

「黒ごまのペーストと食用炭(竹炭)を練り込み、黒ごまの食感を残した、黒ごまあんを包み込みました」

とのこと。いやーかなわんわぁ〜ブログのネタに最適やおまへんか……ってことでもちろん購入。最近こういう「ネタ」購買パターンが多いのは私だけでしょうか???

 で、食べてみたのですが、私の評価はちょいと微妙です。というのも、特徴のもう1つが「ニッキ」を使っていないということなんですね。柔らかな皮と甘いあんこ、そこにほのかに漂うニッキのあの香り、そして生まれる妙なるバランスこそが生八つ橋のレゾンデートルだと思うんですが、どうもそこんところがアウフヘーベンされていないように感じるのです(独仏混合でムチャクチャですけど)。これじゃあ、ふつうのあんこ入り和菓子じゃん、と思ってしまったワケですな。

 とはいえ「ニッキが苦手なので、これなら好きかも♪」というテスター(実はいぬいぬ母)の意見もあったので一概に批判できないのも事実。興味を持った方は、ぜひあなた自身の舌でテイスティングしてみてください。ゴマの香りはたしかに、なかなかヨイです。詳細&オンライン購入はこちらとかで。blackotabe

@ふなふな

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年のベストバイ(今ごろ)

 ということで、遅ればせながら2005年思い出に残ったお買い物を勝手に挙げてみます。洋服とかはナシってことで。

 やっぱりまずはこれ、ストライダ。まず、ベルトドライブの静粛さが本当に気持ちよくて、フラットな舗装路ならまるで滑るように走ります。1スピードだけど、都市型トランスポーターとしては何の問題も無くて、目黒からフタコくらいなら楽勝。そして、謳いい文句通り10秒足らずの展開/折り畳み時間が非常に便利。デザインの独自性はあらためて言うまでもナシで、展開してまたがった瞬間、今でも「うわーカッチョええ〜」って思います。車はとても持てないけど、自転車買って生活が変わりました。ちなみに、今興味があるのはこのiXi BIKE。これまた素晴らしいデザインですね。

strida-kun
 次はオーデイオもの。以前にも紹介しましたSHURE E2Cです。これに買い替えてから5倍くらいiPodを使うようになりました。E2Cの前に買った某ソニーの某カナルタイプは、小型化のムリがたたったか、かなりクセのあるf特性でしたが、E2Cはロック・ポップス系には文句の無い音質で、遮音性が高いため、小音量でもきちんとディテイルまでリスニングできます。地下鉄通勤の私には最高の逸品なんですよ。
 私の知り合いのオーディオマニアで、iPodのことを「音が悪い」と敬遠している人がいるんですが、スピーカーで聴くオーディオとは別モノってのが私の意見。そんなもん、スピーカーで部屋の空気を震わせるリスニング方法と比べる方が間違ってるわけで、「気分のいい耳栓」だと思えばいいんですよね。E2Cには、最近オプションで、ソフトタイプのフレックススリーブが出たみたいなので、買ってみたいと思ってます。

 もうひとつ印象的だったお買い物はコレ。また音楽ネタですが、DCD-SA500で聴く「KIND OF BLUE」です。SACDの音にはビックリしました。特に素晴らしいと思ったのが弱音の美しさ。それから、音の消え際が繊細に再現されるので音色の変化とかリバーブ感が豊かなんですよね。その結果、3次元的な空間が異様に出るんです。あまりの生理的な気持ちよさに、このアルバムを手に入れたときは毎日、うちに帰ったら部屋を真っ暗にして大音量で聴いてました。
 「KIND OF BLUE」は、別にSACDじゃなくてもジャズ史の中で最高の1枚だと思いますが、たとえば「BLUE IN GREEN」のビル・エヴァンスによるビロードみたいなピアノにトランペットが滑り込んでくる瞬間なんて何度聴いても鳥肌もの。1曲目の「SO WHAT」の最初のクラッシュシンバルの長〜い減衰音にもゾクゾク。SACDって、マーケット的には全く成功と言いがたいですが、うちで使っているくらいのシステムで凄い音が聴けるんですから素晴らしいの一言です。
sacdmls

 最後におまけは、シマノのカルカッタコンクエストDCというリール。釣りをやんない人には無縁だと思いますが、リールにマイクロプロセッサが搭載されていて、回転をコントロールしてくれるという冗談みたいなリールです。しかも、これが「絵に描いたモチ」ではなく、実用性能として本当に優れたレベルに達しているのが素晴らしい。まさに歴史に残る製品です。今年発売される予定のアンタレスDC7ってのに買い替えるかもしれませんが、今まで何十台も使ったリールの中でベストは間違いなくコレ。
dc

……ということでひとまず。また思いついたら追加します(どこがベストバイやねん?)

@ふなふな

| | コメント (8) | トラックバック (0)

ジャポネな冬の甘味(+CdG)

 干し柿って、まぁ出てくれば食べるけど別に……って感じでした。ところがおいしいのがあるんですねぇ〜平和通り商店街奥の市場で発見したこれ、青森県三戸郡名川町は、田村勝一さんところの干し柿です。これ、ジューシーでプリプリしているんですよ。言い換えると、フルーティな感じ(果物なんですけど)どちらかというと、プラムとかああいうのに近いしっとりした噛みごたえで、しかも甘過ぎないのがいい。で、パクパク食べられてしまいます。
 市場のおばちゃん、いや、おねえさんによると、「好みでもうちょっと干してもいいし、ヨーグルトに入れてもいいわよ!」とのこと。確かに、細かく刻んでヨーグルトに入れてもちょうどいい感じのジューシー加減なんですよね。木の枝みたいなのにささっている感じとか、クラシカルな表書きのデザインもGOOD。ご近所の方、まだあると思うのでぜひどうぞ。たっぷり30個で200円です。

drypersimmon
 もうひとつは京都「やよい」さんの「お福さん」です。丹波の黒豆を使った和菓子なんですが、シナモン風味なんです。この「やよい」さん、本来は佃煮とかの専門店なんですが、このお菓子がおいしいので近くに行くと必ず買ってしまいます。ちょっと苦めのおいしい日本茶と一緒にいただくともぉー極楽。甘納豆とかと違って、甘過ぎないのがいいんですよね。お店の所在地は、京都市東山区 下河原通八坂鳥居下ル 上弁天町です。簡単に言うと八坂神社の右の方って感じ。有名な和食の「美濃幸」さんの隣です。
ofukusan

ドサクサまぎれにバーゲン速報for MEN& WOMEN。丸の内店はもうスカスカ(たぶん伊勢丹も)、行くならずばり、有楽町西武&阪急のcdgです(笑)。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

■ラバーメイドのシンクマット

 極めて高価なわが家のカトラリー(実は半分くらい無印)をキズや予期せぬ落下事故から守るため、シンクマットは必需品。これまで何種類か試しましたが、最近手に入れてなかなかいい塩梅なのがこちら、ラバーメイド社のシンクマット、27.1cm× 32.3cmサイズです。購入場所は代官山のピーコック、価格は1,050円でした。
 こいつのいいところは、大きめの穴サイズと、裏面に設けられた、十分な高さを持つリブです。このリブがシンクマットをわずかに浮かせ、良好な水キレを実現しているというわけ。これの前に使っていたのはとってもいいデザインだったんですが、どうしても水分がシンクとシンクマットの間に残って、すぐにヌルヌルしちゃっていたんですよね。シンクマットを選ぶときは、裏側に気をつけろ!であります。

 色はわずかにクリームがかった白。カラバリとしては蛍光染料でも入っているような「真っ白」(←ブリーフ的な白)ってのもありましたが、よりアメリカン・フィーリング♪(*)なこっちにしました。
 ちなみに、素材はスチレンブタジエンゴムで、耐熱温度は120℃。オマケのねたでそんなに関係ないけど、強化樹脂としておなじみのABSのBとSが、それぞれ「ブタジエン」「スチレン」。ご存じでしたか?(ンなこと、普通は知らないと思いますけど)

@ふなふな


* by サーカス/アレンジは坂本龍一で、1979年のレコード大賞編曲賞を受賞。
rubbermade

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「ミスター・ビーン」待望の廉価版

いつかコンプリートしたいと思っている「ビーン」ですが、待望の廉価版DVDを発見し、買ってしまいました。1枚980円だなんて・・・・・・うう、うれしすぎる。このところ、夫婦でゲラゲラ笑いながら鑑賞しております。半分以上、既知のネタだったんですが、内容が普遍的なので何度見ても笑えるのがいいんですよね。まだ全部見ていませんが、一番好きなのは大あわてて歯医者に行くやつ・・・・・・大傑作です。

 作品を見ていて思ったんですが、どうもNHKの地上波やBSでは、ブラックな部分が巧妙にカットされているんじゃないでしょうか?前半部分は知っているけど、後半が初めて見るネタというのが幾つかあったんですよ。サスガ、この辺りは、由緒正しい英国のスラプスティック&ブラックを受け継いでいるんですね。また、見るたびに「ミニのステアリングって本当に床から生えてるような角度だなぁ〜」と実感したり、リライアントの運転感覚ってどんな感じなんだろう?って思ったり。クルマ好きに楽しいネタもいろいろであります。
 それぞれのDVDには、おまけコンテンツが入っているんですが、感動したのが「2」に入っているドキュメンタリー「Story of Bean」(約49分)。ローワン・アトキンソン本人をはじめ、スタッフのコメントでビーンの世界を紹介しているんですが、プレ・ビーン時代のセリフありコメディなど貴重な映像が満載。ビーンが好きで未見の方は、このドキュメンタリーが見られるだけでも買う価値アリ、と断言します。

 このほか、年末年始はいろいろとDVDを手に入れまして奥さんはコーエン兄弟のものを幾つか、私はお約束のEpisode IIIIなど大作系というふうに、分担して?購入しているわけなんですが、よくできてるなぁと感心したのがトム・クルーズ×ジェイミー・フォックスの「コラテラル」。もっと派手な映画だと想像していたんですが、これが抑えた演出で実に上手い。タクシーの中という、ちょっとした密室劇の部分と、一夜の出来事という限定された時間なのが奏功しているのでしょう、気がそれたりすることもなく、物語に浸っていられるんですよね。ふと考えてみると、別に超大作でもなく、日本でロケできないシチュエーションとか火薬量じゃないと思うんですが、果たして、これくらいの濃密な時間を演出できるでしょうか?
 
 おまけ。1月5日に見て強烈だったのがNHK総合で放送された「にっぽんの現場(全4回)」の 「東京渋谷発 若者たちのメッセージ」です。渋谷の若者を追ったドキュメンタリーなんですが、夫婦でヒクヒク痙攣笑いしながら最後まで見てしまいました。想像ですが「こんなネタがある」という話が入ってきて密着取材開始したものの最後までグズグズ……みたいな展開が見えて、ディレクターさんのご苦労が目に浮かぶよう。ちょっと賢い小学生に見てもらい、感想を聞いてみたいところです。とにかく、ここ数年で見た中でも極上の珍ドキュメンタリー。再放送を強く望みます。DVDに焼きたいんで。
@いぬふな
 bean

| | コメント (2) | トラックバック (2)

海外のCESレポート

いつも愛読させてもらっております、デジタル物欲系人間のパラダイス、Engadget で、CESのレポートがばんばんアップされてます。オーディオ・ビジュアルはもちろん、Xboxネタ、デジカメまで盛りだくさん。個人的にはやっぱり通信系デバイスが興味深いですね。日本と環境が違いすぎるのでそのまんま国内マーケットには出てこないんだけど。正月明けってことで、これから日本のニュースサイトでも記事がたくさん出てくると思いますが、目が離せませんね(と、こうやって書いている間にも更新されててスゲー)。@ふなふな

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ドイツ・Pelikan社の画鋲

 帰省した実家で発見シリーズ第2弾!は、ステーショナリーの仕事をしていた12年ほど前、ちょうどディスコンになると聞いて、慌てて手に入れたペリカンの画鋲です。この画鋲を初めて見たときの感動は今でも覚えています。何というクラシカルな、そして画鋲とは思えない美しさなんでしょう。表面にはおなじみのロゴと、「Pelikan」「GERMANY」の文字、箱のデザインも実に素晴らしくて、裏側には画鋲を引っこ抜く穴が穿たれているなんていう気の利いたところもあるんですよね。1箱、500円でした。
 ずいぶん前に買ったにもかかわらず、当時シューっと防錆剤みたいなのを吹き付けていたのでまだ割とピカピカなのは、さすがフィッシャーマンってところでしょうか。2箱ありますが、今回この記事を書くにあたって調べていても売っているところがみつからなかったので、本当にディスコンのまんまなのかもしれません。なお、箱も本体もずーっと真鍮だと思っていたんですが、磁石にくっついたので鉄製のようです。ま、こんなことだれも「へぇーっつ」って思わないでしょうが(笑)。
 それにしても、貴重なものなので、画鋲が必要なときに勿体なくて気軽に使えないのが困ったところです。とにかく、私のちょっとした宝物です。
@ふなふな
pelican


| | コメント (0) | トラックバック (0)

関西セールに突撃(チョコっとだけ)

 新大阪駅へ向かう途中の、梅田で知人に会う前、ちょっと時間が空いたので重い荷物を持ったまま、阪急百貨店のバーゲン初日に立ち寄ったヒビコレ買い物班であります(←バカ?)。多分、ここの初日は軽く17年ぶり(笑)の私ですが、強烈な混雑にビビりました。どれだけいてるねん?ガードマン。

さ、て梅田阪急のギャルソン界隈(レディス)はちょっと変わってまして、ギャルソン、ジュンヤ、コムコム、ヨウジ、マルジェラなどが割と狭いスペースにギューっと一緒に押し込められるているんです。いっぺんに見られて楽だけどそこまでまとめるか!?って感じ。フロア構成はかなりコンサバ寄りで、上記のヘン系ブランドのかわりに、海外ブランドとか売れ筋国内ブランドが幅効かせているわけですな。ま、関西コンサバカルチャーの総本山、阪急グループですから仕方ないってところかな。全盛期を知っている私としてはちょっと複雑な気がしますが。

ちなみにギャルソンは全く事前セール情報無しなのはもちろん、そのフロアのエスカレーター前にあるセール開催情報一覧ですら赤くマーキングされてなかったりしていて、店に行かないとセール中かどうか分からないんです(笑)。時間が無かったこともあり結局何も買いませんでしたが、あやうく途中で引き返すところでした(事前情報くれた関西アパレル業界Sさんありがとう)。このほか、メンズではY-3とかもちょっと入っているんですよね。こちらはGASとか96hoursと一緒にまとめられてます。
 そういえば、丸の内店なんて店員さんがセールの目印エプロンしてるだけで値札そのままだったりするんですよね(笑)。そーゆーナメたところも好き♪

@いぬふな060102_182301.jpg

| | コメント (3) | トラックバック (0)

初詣(?)@箕面公園界隈

minotower 初詣は奈良に行く予定だったんですがなんか食い過ぎで疲れちゃったため、箕面公園へ(近っ)。何年かぶりに阪急石橋駅で乗り換えて、プラっと行って来ました。相変わらずホームにあるのね、宝塚ホテルの出店。
 
 で、箕面。ハナシには聞いていたんですが、二十数年ぶりに行ってビックリしたのは箕面名物スパーガーデン(温泉ホテルそのほかアリ)にエンデバーでも打ち上げそうな巨大タワーがブッ建ってるんですよね〜。エレベーターで100円払って上まで行くと(下りは無料)、大阪市内まで一望できるなかなかの景観が広がります。このほかは、これまた名物「もみじの天ぷら」をカリカリ食べたり、生姜の効いた甘酒をすすったり、龍安寺でおみくじひいたり、お神酒をいただいたりして帰って来ました。
 残念ながら猿は会えず。観光シーズンなんでBUCK-TICKいや違った爆竹で追い払われちゃってたのかな? 箕面の猿といえば、子供の頃に虫かごを強奪されて目の前で採ったばかりの蝉をムシャムシャ食われたというすごい想い出があります(もちろん大泣き)。ちなみにココの猿、オバチャンとかの財布を奪って自動販売機でジュース買うらしいです。スゲー。釣り銭返却レバーとかも操作するかな?

観光モードなので写真デカ目でお送りしております。それにしても今回のネタは東京の人が見ても全然面白くないだろうなぁ。ていうか、ハレ切りをちゃんとやんないとダメね(´ー`)。

minoriver
ryuanji

@ふなふな

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年12月 | トップページ | 2006年2月 »