「ミスター・ビーン」待望の廉価版
いつかコンプリートしたいと思っている「ビーン」ですが、待望の廉価版DVDを発見し、買ってしまいました。1枚980円だなんて・・・・・・うう、うれしすぎる。このところ、夫婦でゲラゲラ笑いながら鑑賞しております。半分以上、既知のネタだったんですが、内容が普遍的なので何度見ても笑えるのがいいんですよね。まだ全部見ていませんが、一番好きなのは大あわてて歯医者に行くやつ・・・・・・大傑作です。
作品を見ていて思ったんですが、どうもNHKの地上波やBSでは、ブラックな部分が巧妙にカットされているんじゃないでしょうか?前半部分は知っているけど、後半が初めて見るネタというのが幾つかあったんですよ。サスガ、この辺りは、由緒正しい英国のスラプスティック&ブラックを受け継いでいるんですね。また、見るたびに「ミニのステアリングって本当に床から生えてるような角度だなぁ〜」と実感したり、リライアントの運転感覚ってどんな感じなんだろう?って思ったり。クルマ好きに楽しいネタもいろいろであります。
それぞれのDVDには、おまけコンテンツが入っているんですが、感動したのが「2」に入っているドキュメンタリー「Story of Bean」(約49分)。ローワン・アトキンソン本人をはじめ、スタッフのコメントでビーンの世界を紹介しているんですが、プレ・ビーン時代のセリフありコメディなど貴重な映像が満載。ビーンが好きで未見の方は、このドキュメンタリーが見られるだけでも買う価値アリ、と断言します。
このほか、年末年始はいろいろとDVDを手に入れまして奥さんはコーエン兄弟のものを幾つか、私はお約束のEpisode IIIIなど大作系というふうに、分担して?購入しているわけなんですが、よくできてるなぁと感心したのがトム・クルーズ×ジェイミー・フォックスの「コラテラル」。もっと派手な映画だと想像していたんですが、これが抑えた演出で実に上手い。タクシーの中という、ちょっとした密室劇の部分と、一夜の出来事という限定された時間なのが奏功しているのでしょう、気がそれたりすることもなく、物語に浸っていられるんですよね。ふと考えてみると、別に超大作でもなく、日本でロケできないシチュエーションとか火薬量じゃないと思うんですが、果たして、これくらいの濃密な時間を演出できるでしょうか?
おまけ。1月5日に見て強烈だったのがNHK総合で放送された「にっぽんの現場(全4回)」の 「東京渋谷発 若者たちのメッセージ」です。渋谷の若者を追ったドキュメンタリーなんですが、夫婦でヒクヒク痙攣笑いしながら最後まで見てしまいました。想像ですが「こんなネタがある」という話が入ってきて密着取材開始したものの最後までグズグズ……みたいな展開が見えて、ディレクターさんのご苦労が目に浮かぶよう。ちょっと賢い小学生に見てもらい、感想を聞いてみたいところです。とにかく、ここ数年で見た中でも極上の珍ドキュメンタリー。再放送を強く望みます。DVDに焼きたいんで。
@いぬふな
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コメント
いいなぁーあのぬいぐるみ、欲しいんですよね〜。
奥さんが昔持っていて、当時はソニープラザにあったとか?
今はもう売ってないのかなぁ〜。ああ欲しくなってきた。
投稿: @ふなふな | 2006/01/08 18:11
キッチンにあのクマのぬいぐるみが、若干油にまみれてひっくり返っています。(合掌)
しばらく見てないですが、ちょっと見たくなりました。
NHKのドキュメンタリーは、ちょっと番宣で見ましたが、「イタイ」感じでしょうか・・・。
気になります。
投稿: marmitako | 2006/01/06 00:58