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Photo of the Dayと田中希美男さん

Asakusa 著名な写真家、田中希美男さんが、デジタルカメラの新製品インプレッションとともに撮影した写真を掲載しているサイト「Photo of the Day」(リンク先は旧版、こちらは新装開店のブログ版)に出会ったのは、もちろんヒビコレを始めるずーっと前のこと。たぶん、マップカメラ辺りで掘り出そうとしていたデジカメの情報を漁っていて辿り着いたんでしょう。私は新品でカメラを買ったことがほとんどないので(苦笑)、デジカメですら数年前のモデルについて必死で調べることがとっても多いんです。

 何よりも写真の素晴らしさにビックリしました。その多くは、街で目にした何気ない風景を、ウィットを効かせて鮮やかに切り取ったようなもので、400×300ピクセルくらいの決して大きくないカットなんですが、どれもこれも「うーん、こんなの撮りたい〜!!」と刺激されて、写欲が急上昇してしまうものばかり。インプレッションのキレ味も痛快ですし、ときどきとってもアンダーテーブルな情報があったりして(GR DIGITALの具体的な話を見たのもここ)「これやタダ者じゃないぞ・・・・・・」とすぐに直感しました。ところが、そのときは「私が普段読んでいるカメラ関係雑誌などでおなじみの、かの、田中さん」だと気が付かかなったんです・・・・・・本当にスミマセン(´ε`)

 で、ほとんどその日のうちに(もちろん仕事中)発見したエントリーを起点に、バックナンバー〜最新のエントリーまで読了(笑)。いぬいぬ氏にもURLを添えて「すごいよ!このタナカさんっていう人のサイト。写真がどれもこれもすごくイイので見てみて!」と興奮のメールを送ったことを憶えています。そうこうするうちに「あの、田中さん」だと気が付いて二度ビックリ。間違いなく、ヒビコレのリファレンスになっているウェブサイトが、この「Photo of the Day」なんです。

 普段から「Photo of the Day」を読んでいて、書かれている用語もほぼ理解できるような人はナンの問題もないカメラヲタ(笑)だと思うのでそれこそ釈迦に説法でしょうが、もし、これを読んでいる人の中に、「写真に興味があるんだけど、何を撮ればいいのかピンと来ない」という人がいたら、ぜひPhoto of the dayを訪問してみてください。きっと、何か撮りたくなると思います。
 たとえば、私自身昔は、何となく写真=「ハレ」なものだと思い込んでいて、モチーフというと旅行とか、ものすごく美しい風景とか、大切なイベントとかを記録する……とかだと思い込んでいたような気がするんですよ。言ってみれば「絵ハガキみたいな写真」ですね。でも、家の周り半径10mでも、何度も通っている駅までの道でも、ビジネス街の一角でも、浅草の裏通りでも、どこにでもありそうな風景の中からモチーフを切り出す楽しさが無限にあることを実感させてくれたという点で、田中さんと「Photo of the Day」は(もうひとりの田中チョートクさんとともに)、私のカメラ生活を決定づけた存在です。

 で、いいなと思ったらぜひ「This is Tanaka」内にある「『京・都 — 京都を広告する』…コピーと写真のクロストーク」も! 企画の面白さもさることながら、写真が本当に素晴らしくて、私はとにかくこの作品集が大好きです。タダで見られちゃうのがウソみたい。京都でカメラを持って歩くたびに、「オレもやるでー!」と気合いが入ってしまうのです(まったく追いつけませんが・・・・・・)。

ふなふな@田中さんご愛読ありがとうございます〜

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コメント

>foggieさん
最後にオチまで付ける辺りはさすがに関西人(´ε`)
しっかし大変なことになってしまいましたね。。
田中さんジキジキにそんないいところ教えてもらって。。
楽しみだわ〜拝見するのが(と、プレッシャーをかけてみる)
ちなみに、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797333944/qid=1148740033/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/503-7066008-1443904

これに、田中さんの撮影した京都が載ってます。これまたステキなんですよ。わたくしなど、この撮影とカメラまで同じなので言い訳(?)の余地もナシ(´ε`)

投稿: ふなふな | 2006/05/27 23:30

田中様、はじめまして!(人様のブログのコメント欄からご挨拶など不躾で申し訳ありません。。。そしてふなふな様にもすみません。。。)
コースから歩き方まで丁寧な解説ありがとうございます!(別に私の為でないことは重々承知しておりますが!)

生まれも育ちも京都ながら、所謂観光名所は殆ど学校行事でしか行ったことがなく、おそらく他府県の京都好きの方よりも知識が薄いであろう恥ずかしい身分な私ですが、これを機に普段歩かないところへも足を延ばしてみようと思います。
写真を撮ることを意識していると、今まではただ目の前を流れていた景色がまるでコマ送りのように一瞬一瞬の風景のつながりに見えてきて、とても新鮮ですね!
実家が金閣寺の近くで観光名所に囲まれ、なんとなく知っているような気になっているところもじっくり観察してみたいと思います。
ご紹介いただいたコース、是非行ってみたいです!

そしてふなふな様
(↑管理人様かのような厚かましい書き方ですみません(´ω`)
というわけで、ヌケガケして多分お先に行ってきちゃいます!
もちろんカテゴリつくります♪
というか、今まで面倒で分けてなかったんで。。。
まさに”やったるで~!”な気分ですが、本日外出の際に早速カメラ忘れました!(^^;
長々失礼いたしました~~~

投稿: foggie | 2006/05/26 18:34

>tanakaさま!!
なんと、直々にコースのご紹介、ありがとうございます。
本当はすぐに行きたいのですがそうもいかないので
インターネットの地図で俯瞰してみました。

実は、年末に五条駅を起点として少し歩いたのですが
全く正反対の方を探検していたことが判明!
このときは、目的地があったので仕方ないのですが
龍谷大学方面にそういうコースがあるとは・・・・・・。
もうすぐに行きたくてたまりません(笑)。
次回の帰省の際にはぜひぜひ!!!
よくよく考えてみると、私は学校がもっと北の方だったので
四条から下ル側は未開拓エリアが多いのでした。
ちなみに、私は12月30日の京都が好きです。
一見、とても静かなんだけど、それぞれの家の中とか、料亭の勝手口などは準備であわただしい感じなんですよね。あれがなんともいえません。

>foggieさん、先を越されちゃうかな。。。
というか、foggieさんも写真のカテゴリ作るしかないですね。うふふふ。

投稿: ふなふな@ひびこれ | 2006/05/26 14:24

というわけで、京都写真スナップコースの紹介です。

京都をスナップするにはいくつかのポイント (コツのようなもの) があります。

以下、少し長々しくくどい話になりますから、興味ない人は適当に読み飛ばしてください。

とくに京都市中心部の街角を気楽にスナップするには土曜日、日曜日がおすすめです。郊外の観光名所は多くの人で賑わっていますが、市内は意外とすいています。

とにかくクルマに気にせずに歩きやすいのがいいですね ―― 京都のドライバーは気が荒い。

道を歩くときは「一方通行」を「逆走」、つまりクルマが走ってくる方向に向かって歩くようにすることです。そうすれば、ふなふなさんのように「車にひかれそうになる」なんてことはありません。
ぼくはいつもそうして一方通行の道を選んで歩くようにしています。

ところで、京都市内のスナップ撮影におすすめのコースもいくつかあります。

そのひとつ、たとえば、地下鉄・烏丸線の「五条駅」あたりから西本願寺、龍谷大学、島原あたりまで歩くコースなどは、ぼくは京都散歩写真コースとしては“絶品”だと思います。
夏の暑い時期は、長距離を歩くのは少し辛いですが、急がないことです。ゆっくり休み休み歩くことです。

コース途中の西本願寺の本堂 (いまは工事中ですが) で少し休んだり、あらかじめ申し込んでおけば、西本願寺の国宝の書院や飛雲閣が見学できたりします。一般の観光客向けには公開していません。桃山時代の遺構がたくさん残っていて、たぶん驚くこといっぱいでしょう。

申し込みはインターネットでも可能のようです。見学料は心付けです。

西本願寺の裏から龍谷大学に抜ける“秘密の道”も素晴らしいです。途中に西本願寺の七不思議のひとつ、国宝の唐門があります。ここは必見です。

島原に行くには、いったん大宮通に出てから松原通を歩くのがいいのですが、ちょっと気が向いたら横丁に入って細い道を直角に曲がりながら島原の角屋 (すみや) に向かうというのもいいかも知れません。

いちど、騙されたと思ってそのコースを歩いてみることをぜひ、おすすめします。きっといい写真をものにすることができます。

投稿: tanaka | 2006/05/25 19:40

>foggieサマ
やっぱり・・・・・・見覚えのある風景@京都、ありますよね。
私もそうなんです。
それだけに、素人の不遜・失礼・無礼を承知で言ってしまえば
「同じところで撮影してるのに・・・・・・くくく、クヤシイ!」
となるんです(笑)。

てことで、きっと運命ですよ。今年は写真やりましょうヽ(´ー`)ノ
ひとまず、必ず持ち歩いて、キョロキョロするところから、ですね〜。私はこれがいちばん大事な気がします。
何度か、車に轢かれそうになったことがありますが(笑)

投稿: ふなふな@ひびこれ | 2006/05/25 14:54

>tanakaさま
こんにちは〜。ブログ内でご紹介頂いた上にコメントまでいただき
本当にありがとうございます。
こちらこそ、恐縮の極みです。それこそ、田中希美男「さん」にするか「先生」にするか最後まで迷っていたくらいなのですから!!
とにかく、写真を拝見するたび、「毎回どこからこんな風景を切り出してくるんだろう?」と驚いております。
しかも、180グラムくらいのコンパクトデジカメからマミヤの2000万画素までバラバラなのに、常に同じテンションというのが写真の本質を突いているようで、痛快です。
ということで今後も、楽しみにしております!!


投稿: ふなふな@ひびこれ | 2006/05/25 13:08

素敵な記事に、感動することしきりです★
先日’今年の抱負’として「写真やりたい!」宣言した私のために・・・!(←ものすごい勘違い)
いやそれは冗談としても、本当、ふなふなさんのしゃしんに対する思いというのをひしと感じ、じんわり感動しました。
田中氏のブログでは読んでも何のこっちゃさっぱりわからなかった初心者の私ですが、作品集も合わせて、その「何気ない日常の風景」だけれど、そのなかに散らばる一瞬一瞬の心動かされる風景を切り取るという自然でかつ鋭敏な感覚に感銘を受けました。
作品集は、見覚えある風景とコピーの組み合わせにクスリとさせられ、何より写真が本当に素敵!!
京都は、特に一本路地に入るとカメラを構えたくなる風景があふれていて、私が写真をやりたいと強く思うようになったのも、京都に戻っているせいかもしれません。
長々すみません!
なにげに「さんぽカメラ」をいつも楽しみにしているfoggieでした★

投稿: foggie | 2006/05/25 12:18

過分なほどのお褒めの言葉をいただいた田中希美男です。

ほぼ日課になっている、朝のインターネット散歩をしていて、いつも見ているここを覗いて、いささか驚いた次第です。

ふなふなさんのコメントでぼくが嬉しかったのは「写真」を見てもらっていることでした。ややもすると文章についてあれこれおっしゃっていただくことがおおく、いやいやそうじゃぁないんだ見て欲しいのは写真、文章なんぞどうでもいいだよ、とふだんから感じていて少し忸怩たる思いもしていました。

ぼくは恵比寿にかれこれ20年以上“棲んで”いまして、ふなふなさんのテリトリー圏内ととても近しいし、興味の対象が似ているように感じなくもなくブログを拝見していていつも愉しい。

いぬいぬさんとともに、今後ともどうぞ愉しませて下さいね。

投稿: tanaka | 2006/05/25 09:29

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