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パレスチナ生まれのオリーブオイル

Palestineolive ずいぶん前、管理人さんジキジキにコメントいただいていた「パレスチナオリーブオイル」をやっと紹介してみます。現在、わが家のメインオリーブオイルとして毎日大活躍中なのがコレ。派手さはないけど、たいへん美味しいオリーブオイルです。すっかりお気に入りです。
 でも、正直に言いますと、最初の印象はなんてことなかったんですよ。買ってきてワクワクしながらフタを開けたんですが、そのときは「特に特徴のないオリーブオイルだなぁ〜」って思いました。このところ、こういう黄色いのはあんまり買っていなかったし(←緑っぽいのほどイイと思っていたのかも)、香りもインパクトがなかったし。ラベルのデザインとかはシンプルできれいだけど、そこらで売ってる安いオリーブオイルみたいだな〜と思ったんですよね。ところがその後数日パンに付けたり、塩と一緒にサラダにかけて食したりするうち、すっかりこの商品の魅力に夢中になってしまいました。

 味に関するインプレッションは(そんなにたくさん食べ比べてきたわけじゃないので自信も無いのですが)ウェブサイトに書かれている通りじゃないでしょうか。オリーブオイルにありがちな、青臭い香りがなく、サラッとしているのに、しっかり味わいがある感じ。同じくウェブサイトに書かれている「村の農家の庭先で食べるようなオリーブオイルを志向していきたいと思います」という言葉そのものだと思います。「素材の味をじゃましない」というのもまさにそうで、生で使っても加熱調理でもうまく料理になじみます。例えば、ガーリックに火を通すときなど、ガーリックの香りをスポイルせず、実によい味と香りを引き出してくれます。これをメインに使い始めてから、香りの青っぽいオリーブオイルがちょっと苦手になってしまいました。

 この商品の魅力、もうひとつはSave the olive というプロジェクトそれ自体です。フツーに生活していたらゼンゼン接点なんてなさそうな、パレスチナのヨルダン川西岸の人が作った食品を手にして、実際に使うことができ、それが現地でオリーブを育てている人をサポートすることにつながり、その結果としてさらに美味しいオリーブオイルが味わえるとしたら、何だかちょっと楽しいじゃないですか。

 なお、この商品は「エクストラヴァージン」ではなく「ヴァージン」という表示なんですが、オリーブオイルの品質についての細かい話はQ&Aに書かれています。これを読むだけでもいろいろと勉強になること請け合いで、とりわけ、「エクストラヴァージン至上主義」として言及されている問題点は興味深く感じられると思います。じっくり読んでみてください。

 そして、取扱店はこちらです。価格もこれくらいなら買い続けられるかなー。だいいち、生食でもうまうまなんだから高くない。これをメインに、もう1種類キャラクターの違うフルーティなのを揃えておいたらもーバッチリではないかと考え中。ちなみに、うちは白金高輪店で買ってます。もうすぐ使い切りそうなのでまた買いに行かなきゃ〜。

@ふなふな

★小売店での販売分については、その後ビンのデザインが変わっているとのことです〜。

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プールで運動→食い過ぎ

Whitchair_1_1ということで、プールデビューしてきました。去年もマレーシアで泳いだけど、スイムウェアまで買って真剣に泳ぐのは久しぶり。すると、クロールが全くできなくなっていることに愕然(泣)。あと、息継ぎがうまくできなくて、鼻から水が入っちゃう。結局この日は「鼻から空気を出す練習」に費やすこととなりました。やっぱり水泳教室とかに行くのがいいのかなぁ〜。んで、プレイ コム デ ギャルソンのかいぱんは、もちろん中身がSPEEDOなんでバッチリ。タイトだと思っていたけど、水に入るとMサイズでちょうどいい感じになりました。それからarenaの度付きゴーグルが非常に優れていて感動。ボンヤリ見える程度かと思っていたらものすごく視界クリアだし、曇らないし、全く浸水しないし・・・・・・これはいいですねぇ〜。はなはだド素人判断ですが、おすすめかも。

Sateその後は、目黒通りの超ナイスなインドネシア料理のお店、「チャベ」(ちょうど目黒大学付属高校の向かいくらいです)まで足を伸ばし、疲れをいやす会(苦笑)。2時間たっぷり泳いでおなかが超ペコペコだったので食うわ食うわ・・・・・・。前にもちょっと書いたけど、ここの炭火サテは絶品! まずは何も考えずに盛り合わせ(マトン、ビーフ、甘口チキン、辛口チキン、つくね:写真)をどうぞ〜。焼きめし類もうまかった。

Heartlandちなみにビールは懐かしのハートランド。よく、20代のころ心斎橋のハートランド(地下にあったね)に行ってたなぁ〜としばしノスタルジックな気分になりました。ごちそうさまでした。また行きます。お店の方も、いつもとってもいい感じ。このお店、目黒駅からバスに乗って(お金がある人はタクシーで、うちみたいに無駄使いでお金のない夫婦は歩いて)行く価値ありますよ〜。

Hannnaまんぷくになったら次はコーヒー欲しくなるのが人情ってもんでしょ。で、これまた目黒通りのカフェ、Hannnah でコーヒー&チーズケーキ。犬も入れる大好きなお店です。こういう(写真)木のスプーンひとつにもセンスが感じられて、壁も天井も真っ白で、とにかく居心地がイイ。そしてチーズケーキ、じつに美味でした。シアワセ♪ カフェに併設されているショップもいつもセンスが良くて素敵なんですが、スロヴァキア製のキャンバス・スニーカーがとってもカッコ良くて欲しくなりました。お値段も5,000円前後とお手頃なのでチェックしてみてください。

いぬふな@今回はすべて携帯で撮影してみました(のでちょっとノイジーだわ)

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ミー イッセイミヤケのブローチ

Meisseimiyakeときどきオジャマする、表参道フロムファーストビル(←コムデギャルソンがあった頃が懐かしいね)のミー イッセイミヤケで、いぬいぬ氏が購入したブローチです。カワイイでしょ。

 ま、ブローチはさておき、私がいいなぁ〜と思ったのは、プリーツのたくさん入ってシワっとなったTシャツ(っていうのかな?)。ものすご〜くカワイイです。同じくイッセイ系列のシワシワな「プリーツプリーズ」とかですと、割とお年を召した方に愛用されていて、ヨーガンレールくらいの年齢感(?)がしちゃいますが、meは若い女子が着ると絶対にいいんじゃないかと密かに思ってます。半袖のタイプとか、遠目に見たらフツーのTシャツなのに、テキスタイルそのものにすごく表情があるので、サラっと着てもすごくいい感じ。まさにこのブローチを買ったとき、お店の若いスタッフのかたが、ジーンズに白の半袖をとっても気軽な感じで合わせていたのですが、思わず「おおぉー」と見とれてしまうくらいかわいかった。あ、お店の人がかわいかっただけ?いや違うってば。一方、黒いのとか、旅行のときになどに1枚あると、荷物にならないしシワも気にならないし、カジュアルからちょっとフォーマルまで対応できて何かと便利かも。
 そうそう、イッセイさんのところのお店は、meに限らずどこでもとっても接客が明るくて丁寧で、それも好きだな〜。フロムファーストにはフラボアとかも入ってますが、ぜひミーもチェックしてみてくださいね。
 
@ふなふな

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本日は東京都現代美術館

本日は東京都現代美術館

カルティエ現代美術財団コレクション展です。やはり混んでおります。
入るタイミングを図っていたらどんどん列が長ーーーーく(泣)。すでに10分くらいぼーっと見ているんですが、ただいま異様に並んでます。また気が向いたらレポ予定〜

 と、珍しく携帯から投稿してみたんですが、なかなか面白かった。というか、やっぱりあそこは美術館自体が、広くて明るくて好きです。
 いちばん好きだったのは、実はナン・ゴールディンのスライドだったりして……サウンドトラックもクール!!これは全部見るべし、です。椅子じゃなくて、床に座って退廃した雰囲気??で見るのがおすすめ。それから、図録の表紙も飾っているロン・ミュエクの巨大な女性は、間近で見てその肌のリアルさに驚愕。可能な限り接近して見てみてください。
 森山大道さんの猫にもシビレました。ポラロイドで再現した自室では、当時私が仕事で扱っていたものが壁にかかっていて驚いた。
 マーク・ニューソンのジェット機も間近で見る事ができて、その本気の作り込み具合に感動。本体はジュラルミン、翼とかフラップはカーボンファイバーで今にも飛びそう。チケット売り場の近くにあるでっかい椅子とか、入ってすぐのすべてビーズで作った庭とか、ポップなものも多数。また、どこか、古い共産主義国家を思わせるウィリアム・ケントリッジのアニメフィルムにも名状しがたい魅力が……などなどバラエティ豊かです。会期はあと1週間しかないけど、ロン・ミュエクの皮膚を見るだけでも楽しいと思うので行ってみて〜。ミュージアムショップも相変わらず充実してるなぁ〜。展覧会のトートバッグ、1,800円というプライスながら、ジッパー付きの小物入れがあったりして良かったのでおすすめ。コムデギャルソンのあれも売ってました。

FunafunakinshiInuinublue
で、ちょっとサンポカメラもやってきました〜。左が私、右がいぬいぬ氏の作品。キャラ出すぎ(笑)。

@いぬふな

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初夏のお手頃防水シューズ選び

 オンライン写真おともだちのcabrioさんからコメントいただいたネタ、まさに現在調査中なので、モンベルのメドーウォーカー以外で、幾つか候補にしているのをネタにしてみます。条件は、1万円ちょっとくらいで、GORE-TEX(XCR)の軽量なライトトレッキングシューズ。なお、結構たまっているオッシュマンズのポイントを使って買うつもりなので、オッシュマンズで見たやつだけしか載っけてません。ちょうどダブルポイントセールだしなぁ〜。

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▲まずはこちら。このところデザインが良くなってきた(一時、ずいぶん安っぽかったけど復活してきた)感のあるメレルがいろいろと候補に挙がっています。で、現在の第一候補であるカメレオンIIのミッドカット。バーサタイルに使えるならやっぱり足首ホールドと防水性が高まるミッドカットかなぁ。なんつったって、水辺で履くことも多いですし。でも、普段使いにも・・・・・・とか考えると、ちょっとこのハイカットって、ゴワゴワするんですよね。

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▲そこで同じシリーズのローカットもいいかな?と思ってコチラ。これなら普段使いから軽いアウトドアまでなんでもこいだと思います。シューズ自体もミッドカットに比べて軽量になりますしね。このグレー×ライムグリーンの色も好きだわ。1.5万円くらい。

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▲軽量と言えば、こんなのもあるんです。アッパーにレザーではなく、ポリエステルメッシュを使ったタイプの製品。色は写真のもの以外に明るいイエロー、それからブラック。ブラックとか、フツーに普段から履けそう。しかも完全防水。心強い。

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▲んで、普段から履ける、といえばこんなのも。モックタイプでGORE-TEX XCR採用というちょっと珍しい製品です。ソールはそんなに悪路向きじゃないけど、都会中心で履くなら、これはラクチンだし、お値段も手頃だし、くるぶしのところも水が入りにくいし、最高だと思うんですよ。色はグレーとかもあり。今、モックタイプは持っていないんですが、とにかく脱いだり履いたりが楽なので、ひとつ持っておいてもいいかな?って感じ。1万円ちょっと。

 その他で気になるのは、NIKEのアウトドアラインであるACGラインの製品。実はここにもライトトレッキングに最適な製品がいろいろとあるんですよ。ACGのシューズは、ナイキお得意のAIRによって、ソフトな履き心地という評判を耳にしていますし、デザインも割と垢抜けてます。と、このへんをひととおり履いてみて、決めようかな〜と思ってます。あとは、カリマーのハイベントを使ったのとか、ティンバーランドの緑のとか、TNFとかもちょっとだけ候補。念のため、さかいやスポーツとかにも行っておくといいかな?・・・・・・と調査は続くのでした。
 それにしても、価格と内容のバランスを考えたら、メドーウォーカーってお買い得っぽさがヒシヒシ。木型の設計とかも日本人の足に合っていそうだしなー。

@ふなふな

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雨のサンポカメラ。

Signpoll 春の嵐が吹き荒れた夜、よく前を通る理髪店の有平棒(あるへいぼう)が倒れて、ガラスが粉々に砕け散っていました。道路にしゃがみ込んで黙々と片づけをしているお店の奥様・・・・・・ご主人はまだ店内で、お客さんの髪を整えています。
 前を通るたび、紫陽花の葉とクラシカルな有平棒、そして静かなお店の空気感に心を惹かれて、機会があればカメラに収めようと思っていたのに・・・・・・。まるで自分の大切なものが壊れてしまったように、心が痛みました。

 と、そんなことがつい先日あったばかりのこのお店、雨の日に通りがかったら何だかとてもいい感じだったので、実に3年目にして初めてカメラを構えました。前に車が止まっていたので、心の中でずーっと温めていたフレーミングとはかなり違いますし、駅へ急ぐ一瞬のショットだったのでうまく切り取れていない部分も。ピカピカの有平棒もまだちょっとお店に馴染んでいないかな。でも、サドルにレジ袋のかかった自転車の佇まいは、雨の日ならではの僥倖というところでしょうか。
 このお店、きっとこれからも季節が変わるたびにフレーミングを変えて、撮り続けることでしょう。そういう場所って、写真好きならきっとありますよね? 何ということのないカットなんですが、私にとっては、思い出に残る1枚になりました。なお、このところ愛用の製品とは異なるカメラを持っていたので、色の出方が違ったりします。それもまたよし、ですね。

ふなふな@前のエントリとは別人

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混迷の次期携帯選び2006

42s_00sですっ。あれ、ちょっと前にもこの話題やったような……でも携帯って、やっぱり半年も使っていると飽きるんですよねぇ〜。ベツバラさんとかもそうでしょ??仕事柄、新しめのにしとかないと、という理由もちょっとあるし。

 とはいえ、最新機種をソク買いするのも財布が大変なので、この春夏くらいのモデルを冬くらいに手に入れることになりそうなんですが、まずちょっと気になっているのがW42Sです。理由はもちろん、パカっと開けるタイプじゃないから・・・・・・。早速モックを見てきたんですが・・・・・・何といったらいいんでしょうか。なんかミョーにキラキラヒラヒラしてて、私の苦手なエビちゃんOLみたいなんですよ。もう少し思慮深いデザインにしてくれないかなぁ。いや、エビちゃんOLがアホっぽいって言っているわけじゃないんですよ。いやいや、言ってるんですけど。ま、どっちにしても却下〜。

42ca_00sもうひとつ、気になっているのが復活したG’z oneです。私は屋外で、濡れた汚い手で携帯をいじることがとっても多いため、防水はノドから手が出るほど欲しい機能。ところがこれまたデザインがねぇ〜。モチーフとして「ロボットアニメ世代がどーのこーの」という開発者のインタビューをどこかで見ましたが、こんなに頭悪そうなデザインにしなくてもいいんじゃないかしらん。

 そのほかでは、ゲキシブなところでは、まるでスタータック+Lバッテリを彷彿させる(しないって)「ビジネスケータイ」B01Kとか。P_b01kPOPメール対応で電池がめっちゃ持つけど、だれも知らないでしょ、これ。
 さらにWebとかを見ていると、W42Hの「カスタムバングルを付け替えてビジネスシーンとプライベートシーン」ってのも、なんだか社内プレゼン資料が目に浮かぶ感じで微笑ましく思いました。パワーポイント上ならともかく、リアルワールドで本当にそういう事している人、いるんでしょうか??臍で茶を沸かしそうです。

 で、いっそこれかな?と思っているのがW41CAです。機能面ではほとんど文句ナシでバランスのいい端末だなぁ〜。ホワイトに使われている数字キーのフォントが嫌いだけど、造形は悪くないし、FeliCaに対応しているし(とにかくこれが欲しい)、価格がもうちょっとこなれたら買いそうです。ちょっとフツーすぎますけど。
 が、とにかく今ひとつ盛り上がりに欠けるのでした。あんまり若い人のことばっかり考えていないで、もうちょっとおじさん向けのノーブルなものも作ってくれないかなぁ〜。

@ふなふな
ところで最近、携帯の待ち受け画面をMacのデフォルトデスクトップにしてみたら、これがヒジョーにいいです。マックnard&奴隷な人、ぜひやってみてください。けっこう感動しますから(笑)。
Macau

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プレイのかいぱんです。

Playswim忙しくて湘南どころかまだ地元のプールにも行けず!なんですが、室内プール用にこれ買いました。結局プレイかよ、というツッコミも入りそうですが、さんざん、例のコラボのどれにしようか迷っているうち、逆にこっちがかわいく思えてきまして……それに、お値段もSPEEDO×COMME des GARCONSより2割くらい安いしなぁ。ちなみに、私は初めてのPLAYなんですがなかなかイイですな。袋もかわいいし。それにしても、コマゴマとした買い物ばかりにもかかわらず、いつもフレンドリーな応対していただく某路面店のスタッフのかた、ありがとうございます(´ε`)

 このほかのプール用セットアップですが、キャップはナイキ、ゴーグルはアリーナの度入をオッシュマンズ原宿店でゲット済み。特にアリーナの「オプティカルコンポーネントシステム」は、店頭で左右別々に視度調整レンズを自分でチェックして買える便利さに感心しました。お風呂で使っても便利かもしれん。あー、あとはプールに行くだけなんだけど……。
 ちなみに、Y-3でもちょっといい感じのスイムウェアが出ているんですよね〜。あっちはもっとマッチョな感じなんですが、セールで発見したら買っちゃうかもしれません。それから、パタゴニアのスイムショーツ(というかボードショーツ)に、糸による縫製を使わないCSSの製品が出てますね。こりゃすごそう。見てみたい。

@ふなふな 

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期間限定かたつむり

Denden紫陽花の花が雨に濡れるこの季節になると、子供の頃によく行った親戚の家を思い出します。窓を開けた隣の家の木にたくさんの蝸牛。手を伸ばしてつかまえて、よく飼っていました。
 子供の頃は蝸牛に限らず、植物と生き物は分ちがたく結びついていました。今でも木の種類を見たら、どの蝉がとまりやすいかわかるし、イチモンジセセリをときどき見たりすると、小さな緑色の黄金虫とハラビロカマキリ、蔓の長く伸びた植物と、むんっ、とするような草の匂いを一緒に思い出します。夏はよく開け放した窓からカナブンが飛び込んできたり、蝉が家の柱に産卵しちゃったり……東京の都心に住んでいると、草木はあっても、そんなことは経験できないね、と思っていたら、帰り道のブロック塀に生まれたばかりの蝸牛がいっぱい!一匹手に乗せて連れ帰ってきました。手にネバーっと液が付きましたけど。

 ということで、期間限定飼育のこちら、うちの蝸牛「とぐろ君」です。名前は私が「お笑いスター誕生」世代ということもあって「でんでん」ってのも考えたけどやめました、と、そんな経緯もあるけど、だれもついてこないよね。
 えさはやっぱりキュウリだよな〜。と思ったんですが、手元に無かったのでひとまず茹でた空豆を。すると、体全体を動かすようにして、がんばって食べてました。ちょっと固かったかな。ちなみに、「本日はプリフィクスコースです」とか言ってホウレンソウも一緒に入れたけど、こっちはお気に召さないみたいでした。茎に登って遊んだだけ。苦いのか!?
 翌日、王道のキュウリをいぬいぬ氏が買ってきてサーブすると、さすがに定番、穴があきそうなくらいに食べてました。残ったキュウリは浅漬けにして私が完食(←カタツムリと同じ晩ご飯)。その後、殻の発育ために大切なカルシウム補給に卵殻を(わざわざ普段買わない卵を購入)。そして本日は満を持してニンジン。これまた、私がわざわざ1本購入です。さぁ、オレンジのうんちしてくれよ〜。

 ということで、飲み会に誘われても「すみません、蝸牛の世話があるので……」と丁重に断りそうな今日このごろですが、やっぱり自然の中で生きて行くのがいちばんですよね。ひと通り、色違いのうんちを鑑賞したら還してやるつもりです。

@いぬふな

ニンジンをあげたら早速ドカ食い。やっぱり好きなんだねニンジン。で、いまのところ緑とオレンジの間みたいなうんちカラーですが、だんだんピュアオレンジのうんちになっていくのではないでしょうか(→なりました)。ご要望があれば8メガピクセル/ファインモードで撮影してアップロードします(→アップしますた)。しかし、時々自分の殻にうんちつけたまま活動してるんですよね。あと、昨夜遅くにいぬいぬ氏が仕事をしていてふと見たら、ちょっと驚くような速度で移動していたそう。私は見ていないんだけど、マーズ・アタック!みたいなああいうスィーっていう動きかしら?

Orangeunchi
▲Hold your breath,and click.

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無印で発見したナイスなアンダーT

Mujiundert久しぶりに無印に行ったらいろいろといいものがありますねぇ〜。仕事忙しいストレスも手伝ってか、何点かまとめて買ってしまいました。買い物をするとスッキリするのは昔から変わらず。悪い子です。

 その中から幾つか紹介しますと、今回の収穫はアンダーウェアの棚にあったTシャツいろいろ。まず、写真右側の白のキーネックTシャツなんですが、オシャレ着のライン(?)よりもザラっとしたハリのある肌触り。目もすこし詰まり具合が粗くて、生地も少し薄くてそこがかえってイイ。そして何と言っても、税込み1,575円って価格。アンダーウェアの棚ならではのお買い得プライスではないですか!  Vネックベストと組み合わせ、ちょっと上品めに着てみようと思っています。

 もうひとつは写真左、ポリエステル/ポリウレタン混紡の黒い化繊アンダー。これまたザックリした光沢のある生地で、非常にカッコイイ。質感はうちにある先々シーズンのプリュスのに似ているんですが、購入価格が実に24倍違っていて笑えます。アンダーとして作られているためか、細身で袖も短かく、私はLサイズ(これで普通のMくらい)を選びましたが、スレンダーな方はMをタイトに着ると相当カッコイイと思いますし、ポリウレタン混紡なのでストレッチ性も高いんです。質感が特徴的なので、私は下にカラーのTシャツをレイヤーしようと計画中。この手の化繊Tというと、ユニクロの「ボディテック」が代表的ですが、あっちよりは普通な(立体的じゃない)パターンなのがかえって気に入りました。ちなみに、アトレ目黒では最後の1点が処分価格で爆安だったのですが、この先、他のお店で発見したら買い占めるつもりです。

 で、今期の無印ですが、個人的にヒットだったのはピンクの色味の素晴らしさ。鮮やかなピンクじゃなくて、ピンクの服を何度か洗濯して自然に色あせたような、薄〜いピンクみたいな色味なんですが、本当に今回のこの色は大好き。派手な感じのピンクを差し色に使うのはちょっとねーという人も、この色味ならグレイみたいな感覚で合わせられると思います。もうシーズンも末期に近いですが、何点か手に入れておくつもりのナイスカラーです。

@ふなふな

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素晴らしいデザインです、ATH-CK32

Athphoneわが家のサブイヤフォン(?)がこれ。オーディオテクニカさんのATH-CK32WH 密閉型インナーイヤーヘッドホンです(正確にはケーブルが60cmの方を使用中)。現在のリファレンスは何度も書いております、SHURE E2C なんですが、あれだとちょっと、存在の耐えられない重さを感じるときがあるんですよね〜。音はいいんだけどわりと嵩張ったりとか。ということで、ミニマムな装備で出かけたいときはこれとシャッホーを組み合わせています。胸ポケットにシャッホーを入れてこれで聴くと、もう何にも身につけていないみたいに快適なんですよ。
 もちろん、音質は価格相応。E2Cに比べると、全域で質感が負けてますし、ローもーー押し込み具合によるけどーーそんなに出ないし、ボーカルのちょうどシビランスとか、ハイハットのあたりがちょっとうるさい。ドナルド・フェイゲンはわりといいけど、レッド・ツェッペリンはダメって感じでした(笑)。でも、低域をドドンと出すために、ミョーな特性になっている製品が多い中、この無理していない音作りは私にとって遥かに好ましい。ま、このあたりは好みというか、聴く音楽によりますけどね。

 で、話はそういう細かい音質のことではなく、このデザイン。安価なカナル型の製品では出色だと思うんですが、どうでしょうか。iPod用に売られている(苦笑)白ヘッドフォンというと、本家アップルのは実に凄いデザインだと思いますが(あの円筒の使い方!)、他のはおしなべてイマイチに感じます。特に、私は樹脂のメッキパーツをアクセントに使うようなセンスとかが、どーもよくわからんので、この製品のマットな白でまとめたカラーリングとか、まるで素材それ自体が柔らかいかのような、優しい曲線を使った造形(指で押し込むためにこうなっているんですネ)にデザイナーさんのいい仕事っぷりを見て、感銘を受けました。
 この造形にして価格は2,000円ソコソコ。私は1,980円で買いましたが、安価なカナル型を探している人、おひとついかがでしょう?

@ふなふな

その後、ATH-CK5という上位機種?を聴いてみたら、音はダンゼンそっちがよかった。金属ハウジングが効いているのかな。ループサポートのところも、硬い素材だと思っていたらラバーだったりしてよくできてると感心〜。デザインはCK32のほうが好きだけど。

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News:Abu Garcia's upcoming baitcasting reel "Revo"series

 たまにはフィッシャーマンのみなさんのためになる直球情報も掲載してみます。Tackle Tourに、アブガルシアの新しいロープロファイルモデル(国内の某雑誌でもプロトとして写真が載っていた)がスクープされていました。Revoシリーズと呼ばれ、3タイプがそろってデビューする模様です。以下、概要とそれぞれのモデルの主な仕様相違点です。

●Revo S
・アルミニウムメインフレーム+ギアカバー
・ギアレシオ6.4:1
・6ピン遠心力ブレーキ
・カーボンマトリクスドラグ
・8ボール+1ローラーベアリング
・LH/RH

●Revo SX
・リニアマグブレーキ
・ハイスピードバージョンあり(ギアレシオ7.1:1、RHのみ)
・10ボール+1ローラーベアリング
・LH/RH

●Revo STX
・フラグシップモデル
・パーミングカップ側がアルミニウム・コンストラクションに
・ピニオンシャフトやウォームシャフトにコーティング
・軽量スプール
・LH/RH
・ハイスピードバージョンあり(ギアレシオ7.1:1、RHのみ)

ってところ。なかなか力の入った新製品になっているようですね。ただ、ついにベイトも中国生産になったようで、ボディにはSwedish Engineeredの文字が。価格はBPSとかキャベラズで79USD〜129USDくらいの間に散らすんじゃないかなと読んでますがどうでしょう。正式発表はラスヴェガスのICASTだそう(それって、いつ??)。以上、ほとんどの読者さんには興味なさそうな話題でしたスマン(笑)。

@funafuna

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PFSはだんぜん別館のほうが好き

Pfspartscenter 昨日は他のネタが飛び込んで来ちゃいましたが、恵比寿編の続きです。裏通りのこんなところにあると知らなかった(迂闊)のが、P.F.S.(パシフィックファニチャーサービス)さんの別館、「P.F.S.パーツセンター」です。私にとってはPFSの普通の店舗よりもこっちのほうが100倍魅力的(失礼)。まカンタンにいいますと、オサレな家具ではなく「ゴツい業務用品のお店」みたいな感じで、ロッカーとか、収納用品、巨大送風機、工具、郵便ポスト、水回り用品などがガガガっと陳列されています。いやー、いいわココ。

 天現寺の某ショップとかもまさにそうですが、私はこの手のアメリカン業務ものテイストにとにかく弱いんですよ。機能主義的なシンプルデザインにもいろいろあると思いますが、例えばバウハウス系だと、もっとデザインの美に対する意志というか希求みたいなものを感じません? でも、この手のアメリカンな業務用品ってもっとドライな感じですよね。ステンレスの板をバキバキっと曲げて作った収納家具とか、素っ気ない樹脂の小物入れとか、鉄板にドド緑色みたいなペイントがなされたロッカーとか、割れたらそこらでいくらでも補充できそうなグラスとか。どちらかというと生産性とかサプライの均一性が第一で、デザインには割と無関心なのが結果的に機能主義的デザインに結実しているように思えて、そこに惹かれます。空港の備品とか、レストランの無機質な厨房とか、ああいう感じ。あ、もちろんバウハウスも死ぬほど好きなんですけど。

 この日は特に何も買わなかったんですが、次回はぜひいろいろとお買い物を。見ていて特にいいなと思ったのはPFS Parts Centerのロゴ入りレザーマン別注もの。深緑という色は、ちょっと地味すぎてアウトドアでは一発で紛失しそうだけど魅力的です。それから、アメリカそのまんまのでっかい樹脂製郵便ポスト。オーガニックコットンの無愛想な白タオル類もプロっぽくてよかった。白い鉄製に白ペイント&緑十字のFIRST AID BOXもいい。ステンレススチールの業務用ちっくなゴミバコもグッときた〜。

@ふなふな

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怖いよ〜ボーグ

Trek_2 あれっ、スルーするはずだったディアゴスティーニの「スタートレック・ベストエピソード・コレクション」創刊号がなんでわが家に!?

 どうせ買い続けられるワケないし、おだやかな気分でやり過ごそうと思っていたんですが、店頭で創刊号を手に取って度肝を抜かれました。一発目が何と、TNGから、かの有名な「THE BEST OF BOTH WORLDS 」なんですよ〜。この時点でもうほとんど撃沈だったわけなんですが、コンプリートボックスではバラバラの巻にお別れ状態だったPart I&IIが揃って収録されているのを発見してまたまた絶句。シリーズ最高傑作との呼び声高いこの重要なエピソードが揃って790円!?安過ぎるっ……。もう買うしかありませんよね〜。まんまと策略にハメられました。
 私はとにかくTNGが好きで、本当はコンプリートボックスで文字通りコンプリートしたいんですが、ブックオフで発見してもあんな高いの買えません(泣)。でも、ディアゴスティーニならコンプリじゃないけど、コツコツ買い続けられるかもしれん。次号からは隔週で1,990円だそうですが、もしかすると……という予感がしちゃってます。なお、音声はドルビーデジタルの5.1chですが、そんなにハイファイじゃなくて、テレビのまんまっぽいかな。今ちょっと見てるんですがもうメッチャ怖い。

@ふなふな

 ちなみに、全然トレッキーじゃなかったいぬいぬ氏も今ではデータのギャグとかピカード艦長が意外とモテモテとかがわかるように。あと、私は銀の笛が出てくる「The inner light」が好き。初めて見た時はストーリーの意外な展開に感動して呆然としました。しかも泣ける話。スタートレックをただの「宇宙戦争モノ」だと思っている人にぜひ見てほしいニャー。

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恵比寿裏通りのシンガポール料理

Sintongkeeということで続きのお店紹介なんですが、まずはこちら。シンガポール料理のお店、SING TONG KEEさんです。といいましても、この写真ではナンのことやらわからないと思いますが、お店の入り口から見える風景がこんな絶景(笑)なんです。動く歩道はしょっちゅう歩くけど、こっち側からはあんまり見ないもんなぁ。

 シンガポール料理については全然知らなかったので、定番っぽいのを2つ頼みました。まずこちらが「ラクサ」という太めのビーフンを辛甘いスープでいただく料理です。クリックで拡大〜。
Laksa
 トムヤムクンラーメンみたいなんですが、長い状態の麺じゃないんですよね。ブツ切れみたいな状態で、スプーンを使ってどんぶりみたいにいただきます。うははは、何ておいしいんだっ。タイ料理の辛甘さとは違うし、マレーシア料理の甘スパイシーとも違うし、中華料理とも違うんですわ。ナントカっていうハーブが効いているそうです。

 もうひとつはこちら、海南鶏飯(ハイナンジーファン)。これ、まさに定番みたいですね。知りませんでした。
Singa2_1
 言ってみれば「蒸し鶏ジャスミンライス定食」なんですが(揚げ鶏も選べます)、まず左のジャスミンライスの美味しさに驚愕。チキンスープで炊いてあるようなんですが、全く臭みとかがなくて超〜クリアな鶏の香りだけが入っている感じ。実はひと口め、何がどうなってこんなおいしいのかわからなかったくらい自然なんです。とにかく、こんなにおいしいジャスミンライスを食べたのは初めてでした。鶏は3種類の付けだれでいただくのですが、どれも不思議に個性的な味で、すんごい美味い。スープもこれまた清冽な感じでたいへんおいしゅうございます。

 というわけで、ひとまず2品だったのですが、食いしん坊のヒビコレ食事班、必ずや夜のメニューを食べに再訪することでしょう。オープンからまだ半年くらいだそうですが、目立たない通りにあるにもかかわらず、口コミで評判が広まっているようです。あと、こういうロケーションなもんですから、「向かいのビルで働いていて、トイレから見えたので来ました」とか、「ホームからいつも見て気になっていて来ました!」なんていうお客さんもいるそう。線路を渡って崖を登ったらすぐなんですが、そうもいかないもんなぁ。ぜひ、ホームから見つけてみてください。

@ふなふな

★★★いぬいぬ注
トムヤンクンラーメン風の「ラクサ」に使われているハーブは、その名も「ラクサ」! 緑色のハーブなんですけど、けっこうピリッとします。「ラクサ」専用のハーブなんですって! ★★★

 それにしても、下のサンポカメラ(趣味写真?)よりもこの料理写真(取材もの)のほうがずっときれいに撮れてるのがトホホっつーか……。だんだんブツ撮りが上手くなってきたよ(´ε`)

@ふなふな

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裏通り(など)でサンポカメラ。

Pandachair_1_12日連続で、ほとんど同じような時間帯に、家の近所でもないある地域を歩くというちょっと珍しい経験をしました。正確に言うと、たまたま単なる抜け道で通ったところがあまりにもピンときたので(←昨日)、翌日もう一度歩いてみた(←今日)という感じ。1日目は写真のパンダとかを数点スナップしながら一瞬通過しただけだったんですが、2日目はゆっくりサンポカメラすることができました。今まで歩いていなかったんですが、驚いたことにいいお店がいっぱい。また順番にご紹介予定です〜。それにしても、カメラ(レンズ)によって、正面から撮影するアングルが増えるなぁ〜。
TablechairBlue
 そういえば今、カルティエ=ブレッソンの撮影風景をテレビで(動画で)見たんですが、カメラを目立たないようにグリップして、細かく動く方向を変えて、かなーりキョロキョロして、一瞬立ち止まったりしてシュート、という一連の動きが、のんびりお散歩しながら、視神経と指先で狩りをしているみたいでとってもよかった。ちなみに、エレガントさはともかく、右手でカメラを持つ感じは私もちょうどああいう雰囲気かもしれん。

@ふなふな

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マルシャン ド レギュームのポップなリストウォッチ

Mdrwatch 東京で最もポップ&キュートな雑貨屋さんのひとつじゃないでしょうか、マルシャン ド レギューム。今は無くなっちゃったみたいですが、表参道ずずーんと奥のお店に初めて行った時は「キャー!なんてかわいいものだらけなの〜ココ!!」と、はしゃいだ思い出が。なんつったって、数百円くらいから買えるオモチャやら雑貨やらがいっぱいなんですよね。本当に楽しいお店です。これが、ザ・コンランショップとかだと、何も買えるものが無くてそのまま帰りの送迎バス、ってことが8割くらいだけど、マルシャンなら1,000円くらい握りしめて行けば死ぬほど迷えるし、結構実用的なものも多くてイイんですよ。あ、もちろん、低価格モノだけじゃなくて、いろいろとあるわけなんですが。

 写真のコチラ、そんなマルシャン ド レギュームで数年前に買った、値段もデザインもかわいいデジタルウォッチでございます。バングルタイプのブレスレットみたいに手首にスポっとはめるわけですが、この涼しげな色とデザイン、なかなかのもんでしょ。長らく死蔵されていたので電池も切れちゃってますが、自分で交換できるのでまた夏に向けて復活させようかと計画中のいぬいぬ氏でありました。
 ちなみに、大阪は梅田にもお店がありましまして、こちらはうちの妹(ヒビコレパンじゃないほうの妹)も御用達。ロディ濃度の高い雑貨店としてもおなじみの存在なんで、そっち方面の方もぜひどうぞ。

@ふなふな

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