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ディーン&デルーカのバゲットはどうだ?

Ddbgt前にも紹介しましたが、このオリーブオイルに出会ってから、気合いを入れて?買うパンは、ほとんどバゲットだけになってしまいました。とにかく、他になんにもいらなくなるほど、パンがおいしくなるお気に入りのオリーブオイルです。かな〜り夢中かもしません。

 そんなわけで、「このオリーブオイルに合うバゲット」をいろいろと探しているんですが、今まででいちばん好きだったのは、ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション六本木ヒルズ店で買ったやつか、PAULで買ったやつかなぁ〜。ま、わざわざ探しに行ったりはしてないので、行動範囲の中で買ったものに限定されちゃっているんですが、どちらも、奥歯でグイっと噛むと塩味と麦の旨味がじわ〜っと出てきてたいへん素晴らしい味だったように覚えています。ロブションのは焼きたてすぐを食べたのも良かったのかもしれん。それから、意外なほどおいしかったのが、白金高輪のクイーンズ伊勢丹で売っていた袋入りのやつ。これはちょっと驚いたなぁ。

 で、今日、渋谷の「東急のれん街」を通り抜けようとしたら、ディーン&デルーカにたいへん格好いいバゲットの包みがあったので、ジャケ買いならぬ「包み買い」しちゃいました。ロゴ入りの総菜の容器とかもそうですが、さすがコジャレた袋だわホンマ……。で、恒例の価格発表ですが、こちら、私が今までバゲットで未体験の領域である300円突破! 315円です(おいおい、ロブションでも270円なのに)。さすがに一瞬ひるみましたが、ここんちの食材、ときどきスゲーおいしいものがあるので、ここは腹をくくって買いました。
 で、味は……価格を考えたらまぁまぁかな。もちろんとってもおいしくて、クラストの香ばしさとか塩気はバッチリだと思いましたが、もう少しムギムギした味があるとさらにわたくし好み。ちなみに、いぬいぬ氏も全く同じインプレッションだったのでたぶん当たっていると思います(笑)。

 さて、バゲットを買うと「保存用の袋はご入用ですか?」なーんて聞かれますが、私はあれがどうも苦手。なんか、パンが窒息するような気がするんですよね。おいしいバゲットだったら、カチカチになってもシガシガやってると味が出てきて楽しいので、袋に入れて水っぽい感じになるよりも、紙包みのままで保存→歯が折れそうなくらいカチカチ、を選ぶ私です。もちろん、信頼の置けるスライサーが必要なんですが、わが家で愛用しているのはこちらのWENGER。安くてよく切れますよ〜。実家でも使ってます。

@ふなふな

オマケねた
→このごろ、コンビニなどでよく見る酸素入り(酸素増量??)ドリンク。だれかツッコミ入れてくれないかと、見るたびトホホに思っていたら、うちからもリンク張らせて頂いている市民のための環境学ブログ「今月の環境」にありました。

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久々のコーナーコムデギャルソン

Mujijkひさしぶりにコーナーコムデギャルソンに行ってみました。といっても、待ち合わせまでの時間調整だったので10分くらいなんですけど。よって、この日はオムをササーッと見ただけだったんですが、パッチワークのジャケットが「ほほおぉ〜」と、ちょいため息出るくらい魅力的でした。いろいろなパターンがあって、どれもこれもいいなぁと思えましたが、覚えている限りでは、パープルっぽい色の生地を使ったやつが特に魅惑の仕上がり。
 先シーズンもそうでしたが、このところのオムは、昔のそれを思わせるようなところがあってとっても好きです。先シーズンのリバーシブル&ストライプ裏地シリーズにも通じるんですが、今回のパッチワークのジャケットも、いかにも奇をてらったような感じは全くなくて、あんなツギハギ構造なのに、すごくきれいに、かっちりしたテイラードジャケットに仕立ててあるんですよね。さすがにこの歳になると「目立つが勝ち」みたいな洋服はそんなにいらないので、こういうベーシックな決まり事の中で遊びがある洋服はとても嬉しい(買えればですけど)。この日はチェックしなかったけど、きっとセットアップのパンツがあると思うので、シンプルなシャツを合わせたりして、上下で合わせて着たら絶対イイに違いない。そうそう、オムといえばパンツの形もすごくイイ。特に「デニムの5ポケットパンツみたいなカッティングなんだけど、スーツ生地にありそうな織りで、実はポリエステル」みたいなやつ、あるでしょ。あれが超絶にイイです。実は先日、セールで裏ストライプのポリエステル100%ヘリンボーンのを買ったのですが、秋冬に大活躍してくれそうです。

 ということで写真のこちら、MUJIのセールで購入したコットンブロード1枚仕立てジャケットです。オラオラ前フリと完全に無関係じゃねーかというツッコミはなしで。実は、ひさしぶりに購入した2ボタンなんですよね〜。サイズはSで、着てみると袖丈ジャスト+見頃はちょっとだけ小さめって感じで、夏に欲しい気楽な上着にピッタリ。小さめのラペルもいい具合で価格は3,500円、これなら買えるって感じです。洗いもかかっていて、少し縫いじわが出ているのもヨイです。お店によってはまだちょっと残っているみたいなので、よかったらどうぞ(?)。こういう質感なので、デニムのパンツとかにも合いますよ(わたしゃ、やんないけど)。

@ふなふな

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ついに出た!ピンク・フロイド「PULSE」DVD(&シド・バレットに合掌〜)

Pulsedvd ふと、自分の、これまでに見たベストライブアクトを選ぶとしたら何だろうなぁ〜と考えてみたんですが、パッと思い浮かんだのはプリンス(2本、うち1つはアメリカで)と、1988年3月のピンク・フロイド@大阪城ホールでした。5本選ぶとしたらあとは何だろ?

 で、この1988年のピンク・フロイドってのはもちろん、アルバムの発売に合わせたThe“A Momentary Lapse of Reason”Tour。ロジャー・ウォーターズ脱退後「産業ロック」「思想無きピンク・フロイド」「ショービズ化」なんて批判もされましたが、そんな批判を蹴散らすかの如き驚愕のライブでした。このときのツアーはLD化されまして、ディスクがすり切れるほど見ましたが、今でも「本当にこのときの来日を見逃さなくてよかったよ〜オレの人生」と、オオゲサではなく思い返すほどです。

*この後、ピンク・フロイドに関する暑苦しいレビューが1,000文字ほど続きます。スミマセン(´ε`)スルーしてください

 その後、1990年代にも「The Division Bell」後のツアーがアルバム「PULSE」になっていたんですが、来日はもちろん、映像作品もDVD化などはされていなかったんですよね。が、ふとHMVをウロウロしていたら、そのPulse (2pc) (Dig)がついに発売され、店内で流れているじゃないですか!! 2枚組&リージョンフリー(*)&5.1chサラウンド音声&3,000円ちょいという落涙滂沱チョチョギレものの素晴らしい仕様だったので、迷わず連れ帰ってきました。

 細かいことはさておき、最大の話題はついに映像化されたDark Side of the Moon全曲演奏でしょう。見てみると、第2部(DVDではちょうど2枚目)の冒頭が、まさにあの心音のSEで始まって、客電がすーっと落ちていくという演出なんですよ(←ここだけで鳥肌)。「Dark Side of the Moon」の収録曲は、The“Momentary Lapse of Reason”Tourでも、セットリストに入っていましたが、最後の「Eclipse」まで本当に演奏されちゃってるのを見て、死ぬほど感動しました。しかも、「Eclipse」のバックに流れる映像は、アメリカをはじめ、各国の指導者を歌詞に乗せてコラージュした、実に風刺的なもの(観客もどよめいていた)。この第2部だけでも「買い」だと思います。ライティングや演出の凄さはもちろん言うまでもナシ!で、とにかく空前絶後と言える規模、スクリーンに映し出される映像も本当にシュールかつトリップ感ばりばりで素晴らしい。でもこの照明と、場内が白く煙るほどの火薬量、日本でそのまま再現するのはムリかもなぁ。ホールの中をプロペラ機が飛行してそれが爆発するところとか、日本でもあったような気がするけど、規模が違うように思えます。

Pfindex なお、ボーナスマテリアルがいろいろとあるのも泣けました。特に感動したのが、「Screen films」というフィーチャー。あの巨大な円形スクリーンに映っている映像「だけ」を、ライブの音声と合わせて見ることができるという、考えついた人間をナデナデしてあげたいくらいの素晴らしい特典です。ストーム・ソーガソンの世界が好きな人は、これだけで買うべし、です。
 
 今後、ピンク・フロイドの来日はあるんでしょうか。もし来たら3万円くらい払ってでも見に行きたい。もし北米で公演があったら、マジで弾丸ツアーしてもいい。とにかく、もう一度、死ぬまでにこの目で見たい・・・・・・と、それしか考えられなくなる、罪なDVDです。あれほどの聴覚・視覚体験はちょっと無いですから。あ、あと、テレビをデカいのに買い換えたくなりました(泣)。

@うしうし

(*)アマゾンではリージョン1と表記されていますがパッケージ表記は0でした。普通に見られます。買うしかありません。


“Shine on you crazy diamond”@YouTube

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セブンイレブンの「黒糖クレープロール」

Cocteau セブンイレブンの沖縄シリーズには結構、秘孔……じゃなくてツボを突かれている私ですが、この黒糖クレープロールケーキはまさにド真ん中でした。最近でこそ滅多に食べませんが、子供のころから黒糖系のお菓子・・・・・・たとえば黒棒(クロボー)<←ウェブサイトを発見して感動したのでリンク追加>、黒糖クリームコッペなどは大好物。しかも、クレープも大好きだしロールケーキも大好きなんだから、それらの三位一体であるコレをどうして否定できましょうか!って感じですけど。

 んでこれ、どういう構造になっているのかと申しますと、作りとしては「ロールケーキ」なんですが、最外層が薄〜いクレープ生地でできていて、いわゆる2レイヤー(?)なんですよね。それをクルクルっと巻いてありまして、中央部分にはこれまた黒糖!な感じの薄茶色なクリームがドン!と入っております。食べてみると、クレープ独特の少し張りのある食感と、フワっとしたスポンジのコンビネーションがまず絶妙。この2つだけでも相当美味しくてたまらんのですが、真ん中のクリームがしっかり甘くて、これを生地に付けながら食べると昇天度さらにアップ。うーん、んまい。
 それにしても、これが220円で買えちゃうんだから、街のケーキ屋さんにとっては手強い相手。またしても恐るべし、セブンイレブンであります。とっても気に入っちゃったので、頼むから定番にしてください(オリオンビールも一緒にな〜)。


@ふなふな

 


<伏せ字だらけのひそひそ小声ネタ>全然関係ないんですが、『春の○場所』という映画を見ました。これがまぁ〜……。1時間くらいの作品で、堀○真希とか佐藤○子(←寛子じゃないよ(笑))とかも出ているちょっとした話題作、監督もその業界スジでは有名な方らしいんですが、まるで映画になってなくて、未編集のラッシュを見ているようなんで……(自粛)。そういう意味ではなかなか凄いので、機会があれば見てみてください(笑)。

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プレッツェル大好き〜

Pletz本日はいぬいぬ氏が習い事(中身はヒミツ♪)のため、ヤモメランチを堪能〜。ということでポリポリ食べたのはこちら、渋谷DEAN&DELUCAで清水の舞台から飛び降りるようにして買ったビアプレッツェルです。

 日本だとあんまりブレイクしたことも、これからブレイクしそうにもありませんが、わたくし無類のプレッツェル好き。甘いのもいいけどやっぱりダントツに好きなのは、こういうサクサクのしょっぱいやつです。で、パッと見てその焼き上がり具合に「こりゃ絶対うまいに違いない」、と、500円以上もする価格ながら買ってしまったわけですが、いやホントにおいしかった。焼き具合も香ばしさもガチンと効いた岩塩の味もバッチリで、あっという間に2本も食べてしまいました。ストップストップ。んで、あまりにおいしいので袋をジロジロ見てみるとこちらのプレッツェル、吉祥寺にあるドイツパンのお店、リンデさんの製品みたい。パンの味も、きっとタダモノではないんじゃないか?と思えてしまいます。吉祥寺ってほとんど行かないけど、近くを通ったらぜひ買ってみようっと。もしこちらのお店をよくご利用になる方いらっしゃいましたら、ぜひレポ聞かせてください。

@プナプナ

パッケージはこんな感じでした。
Pletzpcge

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W41CA、とっても気に入ってます

W41ca ちょっと前に機種変更して、たいへん愛用しておりますW41CAです。結局買ってんじゃん(笑)。しかも、イッキに2台、大人買い!(ってのはウソで、その後購入したいぬいぬ氏のと並べてみました)。

 この機種については、いいなぁ〜と思っていたらSTARBLOGGERさんもお使いだったりして(STARBLOGGERさんはこの秋のナンバーポータビリティ睨み中だそうですが)、ヨサゲな製品だと思ってました。手に入れてみるとさすが、発売以来ベストセラー街道驀進中というだけありまして、ほとんど不満らしい不満の無い優れた端末。カシオの製品は初めてだったのですが、さすがにユーザー満足度で高いポイントを獲得しているという話だけのことはあって、非常に満足度の高い製品でした。造り込みはいいし、ATOKはジャリタレの名前ばっかり上手に変換する前の機種がタコに思えるくらい的確だし、動作も機敏、PCサイトビューアも意外と速くて実用的、イザとなればExelファイルとかも開ける。しいて不満点を挙げれば、起動音がうるさいのと、文字サイズの「極小」と「小」の間が欲しいこと、辞書機能が割愛されていることくらいでしょうか。シャッターボタンの半押しでフォーカスロックがかかる(AEロックはかからない(笑))カメラの使いやすさ/良好な発色、BMWみたいな赤色のキー照明W41caredlight_1も気に入ってます。

Felicasuicaで、実は何がやりたかったかとういうとこれだったりして(笑)。私鉄の自動改札もどんどんRFID対応にリプレイスされ始めている今日このごろ(もちろん未稼働だけど)、携帯でイコカ(←関西風)できる環境にしたかったんですよね。財布を無くした時のバックアップ(?)にもなるし。でも、設定後、初めて目黒駅の改札を携帯で通過した時は「ホンマに入れるんかいな?」とドキドキしました(もちろん入れましたが)。モバイルスイカが、オンラインでチャージってのもよく考えたらなかなか凄くて、残高が足りなくなりそうだったら車内でチャージ→改札出る、ってことが可能なわけなんですな。
 あとはこれも設定するつもりです。ポイント残高がね〜よくわからなくなるので(そのワクワク感がいい、という話もあるが)。Felicayodobasi

 ところでこの機種、待ち受けフラッシュなどに登場するアデリックペンギンの評判がユーザーの間ですごくよくて、どんなもんだろう?と思ってました。もちろん、天の邪鬼ですから買うまでは「どーせ携帯にありがちなファンシーものなんでしょ?ダサいんでしょ?」なんて訝っていたわけ。ところがですね、これが全然コドモっぽくなくて、アート作品と呼べるほど、本当に素晴らしい出来なんです。場面場面に合わせて、黒いシルエットのペンギンとかイワシみたいな魚が出てきてトボケた動きをするわけなんですが、幾つか素晴らしく優れたスクリプトのものがありまして、使い始めのころは「えっ!?」と声に出して驚くことが何度かありました。例えば、電池が少なくなってきた時のあれとか、星座を見上げてるのとか、魚を保存するのとか、Ezwebに接続する時のチュッってやるのとか。中でも、花だと思っていたらヘビが出てきてヒャーとリアクションするのと、電気を消して画面が暗くなるのには本当に驚きました。お近くにユーザーの友達がいたら、ぜひ見せてもらってください。
 とにかく、テレビ機能さえ気にならないなら、おすすめの機種。たとえばこの冬あたりに機種変更を考えている人、もうちょっと価格がこなれてきてからこいつを買っても、結構長く使えると思いますよ。

@ぷなぷな

ちなみにこれを買った時、店頭でデータ移行してもらわなかったんですが、歩いて会社に戻りながらminiSDカードからデータを書き戻したら、ものの10秒くらいで元の携帯と同じ状態になりました。テクノロジーの進化って素晴らしい(笑)。

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テンピュールのインソールはやっぱりフカフカ

Tempur 好きだわ〜靴の中敷き。いや中敷きの臭いが好き♪とか、そういうマニア系じゃなくて、中敷きを買うのが好きなのよね〜。昔からよく、スニーカーとかの中敷きを自分で交換して、靴の履き心地を調節してきました。昔のパラディウムに入っていたジュートの中敷きを使い回したりとかね(そういえば、このブログでもニューバランスの中敷きを紹介したことがあるなぁ)。オッシュマンズとかに行ったら、必ずインソールのコーナーをチェックするし、ハンズでソルボセインとかウレタンフォームとかα-ゲルを買って、自分でインソールを作ったこともあります。自作するようになるともはや完全にヒマ人ですが、撥水とかルブリケーションと並んで、趣味の領域かもしれません。

 先日、恵比寿を徘徊していたら、アトレの書店でテンピュールのインソールがポロっと売られていて、勝手に5,000円くらいすると思い込んでいたら実際はそんなこともなくて2,000円台。ヒビコレ買い付けスタッフ一同が協議の末、ひとまず私が自腹を切って購入することになりました。
 履き心地ですが、ひとことで言ってフカフカです。歩くと、独特の粘性を感じさせる低反発ウレタンフォームが、踵からつま先への重心移動に合わせてジワっ&フカーっとクッション。通常のスポーツ系インソールだと、もっと反力がある感じですが、これは全く異なるフィーリング。ちょっと経験したことがない歩き心地で、はっきり言いまして、ものすごく気持ちいい。ソールが固く感じることの多いラバーソールのスニーカー(エアとか入っていないローテクなやつ)に組み合わせると別物みたいになります。ランニングとか、スポーツ用途にはあんまり向かないかもしれないけど、日常のウォーキングにおいては手放せなくなりそう。

 気になるのは、表面がビニルみたいな素材なので、通気性の低いレザーシューズなどに入れて使うと、ムレる感じになるんじゃないかということ。キャンバススニーカーに合わせているので今のところ気にならないけど、もう1枚、吸湿発散性の高い素材を貼り付けたりするとよいのかもしれません。あとは、ウレタンフォームのヘタりによるクッション性の低下がどれくらいで現れるか。これについては、長期間使ってみないと何とも言えませんが、この手の枕を使った経験から考えますと、意外と長持ちするんじゃないかと思ってます。興味のある方はいちど試してみてください。サイズも細かく揃ってました。なお、パッと見た感じはぶ厚く思えますが、実際に使うとペッタンコになるので、今履いている靴があまり余裕のないサイズでも、入れてみると案外使えちゃうかもしれませんよ。

@ふなふな

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MI:III@品川プリンスシネマ・レイトショー

Mi3本日のヒビコレ映画班はこちらでした。あっ、これじゃ何だかわからないや。コレ(音が鳴りますのでご注意)見てきました。
 とにかく、よく出来ていてビビりましたよ。朝早くから用事があった上、レイトショーだったので「この映画なら眠くならないだろうな〜でもちょっと心配かも」なんて言っていたんですが、全く眠くなるヒマなどナシ(笑)。とにかく全編、異常なほどの密度で、しかもそれぞれのシークエンスがむちゃくちゃよく出来ているんです。ネタバレになるのであんまり書きませんが、私(フナフナ)は前半すぐのベ○○ンにおける救出作戦のシークエンスがあまりに素晴らしいキレ味で、のっけから本当に驚きました。ヘリの上までたどりついた段階で、「こりゃ、この後も大変な展開になりそうだな〜」と予感したらその通り。いぬいぬ氏は後半の、シ○ン○○編が好きみたい。水辺をトムが全力で走りきるシーンが圧巻! だったそう。レイトショーだったので1,200円ポッキリ、というのもよかった……というか、これほどの内容だと何だか申し訳ない(笑)。

 このシリーズについては、ブライアン・デ・パルマはもともと好きなのでまぁ〜第1作はよかったものの、ジョン・ウーがど〜もニガテな私、その不安が的中しちゃった第2作目の後だったので、正直言ってあんまり期待してませんでした。ところが、じっくり伏線を味わったりする作品じゃないことを割り切ってみれば、シリーズ最高の完成度になったんじゃないでしょうか。トム&監督に抜擢されたJJ、よくぞこれだけのテンションの作品を作ったと思います。席があんまりよくなかったので、もう少し画面構成が見渡せるシートで、もう一度見たいくらい。適度なラブストーリーも絡めてありまして、夏休みのデートムービーにもおすすめですよ〜。


 さて、ここだけの話ですが、ヒビコレのスタッフは全員、この品川プリンス界隈が結構好きなんです。渋谷とか新宿みたいにグシャグシャに混んでいないし、わりとファミリー向け&外人さん多いこともあって、なんだかノンビリしているんですよね。映画だけじゃなくて、ボウリングとか水族館もあります。ショッピングも、コジャレた洋服屋さんみたいなのは無いんですが、地下の売店&雑貨店「ジャングル」(おみやげ物屋さんっぽい雰囲気)とかを流すとかなり楽しく時間が過ごせます。映画を見るときは、ここで輸入もののスナックとかドリンク類を買って持ち込むといいんですよね。この「ジャングル」近くにある「EVENING PRIMROSE」は、非常に美味しいドレッシングとかジャムなどがそろっていてオススメです。

 さらに、あんまり気合いを入れずに、メシもユルーく済ませたいときは、こういうアミューズメント施設にお約束のフードコートもありまして中はこういう感じ。若い頃のデートって、とにかく全編キメキメにしたかったけど、大人になるとなんていうんでしょう、別にカッコイイ場所じゃなくても、それはそれで楽しめるものなんですよね〜。ソフトクリーム食ったりして。Foodct
んでもちろん、中華、定食、クレープ、ラーメン、たこ焼き、スウィーツ、カクテル、ビールなんでも来いです。しかも今回行ってみて驚いたことに、期間限定でアイスバインが食べられるっちゅーんだから、ドイツ料理好きのヒビコレ食事班、また近いうちに行っちゃいそうです。
Fuudgerman
そうそう、こちらの品川プリンス、IMAX(アイマックス)という立体映像のシアターもございます。いぬいぬ氏が「酔う」というのでなかなか行けませんが、私はあの頭がフラーっとする酩酊感がかなーり好きです。

@ふなふな

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うちでよくやること(小ネタ)+ギャルソンの立ち上がりとか追加しているうちに何の話だかわかんなくなってきちゃった

Dogいぬいぬ氏がカゼでしんどそうだったので、元気づけるためにこういうお薬に。白い錠剤はいぬとかアザラシ、ピンクのほうは豚にしてみました。小さいお子さまのいるご家庭でも使えるテクニック(?)じゃないでしょうか。薬を飲むのをいやがるときとかにどうでしょう?
 で、「犬用」ってあちこちに書くのも今に始まったわけじゃなくて、いぬいぬ氏のSuicaとかにも油性ペンで書かれているんですよね〜。磁気の定期券だと恥ずかしくて使えないけど、タッチ&ゴーのSuicaだったら平気でしょ?あ、チャージするときにカッコ悪いか……。

@ふなふな

ところで、今日は渋谷の某タイ料理店。ここ、バスロータリー側に出来て、そんなに日が経っていないのでまだ何とか空いております。このところ月に何度も行っているんですが、現在、期間限定のソフトシェルクラブに夢中のヒビコレ食事班。うち、ふたりとも大好物なんですよね〜。ガーリックたっぷりで炒めて、甘辛いソースで絡めてあります。ビールがばこばこ飲めちゃいます。右の写真は初めてチャレンジしたグリーンカレーのチャーハン。これまた美味でした。特にこの時期はたまんないっすね、タイ料理。SoftshellGreencurryflrice

 そうそう、その前に行ったのが渋谷西武でございます。ヨウジヤマモトプルオム、手描きベースボール柄のTシャツがセールプライスでまだ結構あって、ひとつ買っちゃうかも。あれはマジでかわいい〜。オムの立ち上がりはパッチワークのカットソーとか、ゴアウィンドストッパーをラミネートしたコート、チェックの裏地付きブルゾンなど。プリュスはどちらかというとバイアス使いシリーズのエバーグリーンに惹かれました。ポリエステル100%の長袖が欲しいなぁ〜。バイアスのジャケットも良かった(高くて手が出ないけど)。
 レディスはコムコムのポリエステル縮絨シリーズが相変わらず良くて、特にロング丈のジャケットとライダーズが素晴らしかった。コレクションラインはまたまた洋服の限界に挑戦って感じで、凄い作りでした。全く異なる服が前後に合体してるんですもんネ。いぬいぬ氏は袖がダブルで付いているニットに惹かれていたようでした。ジュンヤのレディスは店内カーキだらけ。

※いぬいぬ注:袖がダブルというのはですね、長袖と半袖が両方ついているということなのです。ちょうど長袖の普通のVネックニットに、同じVネックの半袖セーターを重ね着したような形。しかもその半袖セーターには袖を通さなくても良い状態になっていて、そうするとちょっとヘンテコな飾りが両肩に付いている感じに。紺とか黒とかシック&ベーシックなモノだけに、形がものを言うんですよね。あああ、これで手に入りやすい価格だったらいいのに(涙)。。。。。

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がんばれウィルキンソン (G:w:I)

Wilkinson
 大好きなウィルキンソン(by ASAHI)のジンジャエールが、うちの近所の自動販売機に入っていて軽くビックリ。思わず買ってみました。ジンジャエールといえばカナダドライしか知らなかった若いころ、初めてあの、瓶入りのを飲んだ時は驚いたなぁ。ちゃんと生姜の味がするんですから・・・・・・。それ以来、大好きなドリンクになってます。ま、瓶バージョンの価格を知っているとカフェで飲むのはボッタクリされている気がするけど、ついついウィルキンソンを置いていると頼んじゃう。特に、暑い夏の日中、逃げ込むようにして入った涼しいカフェの冷蔵庫にあのグリーンの細い瓶を見つけると、なぜだかアイスコーヒーよりもこっちな気分になるんですよね。大切にしたい日本ブランドです。ちなみに、わが家が好きなウィルキンソンは、駒沢公園近くにある二階建てのガラスの大きなカフェで出てくるジンジャエール。あそこのは黒砂糖かハチミツが入っているんだと思うけど、トロっとした甘いレシピですごくオイシイ。ポタリングの途中に立ち寄るともう〜シアワセです。

■追記
→お店はたぶん「adito」(アヂト)だと思います。調べていたら「ポタ食」さんのブログが素晴らしかったのでご紹介〜。
http://eat-pota.cocolog-nifty.com/blog/

 で、この缶入りのウィルキンソンですが、ビンほどじゃないけどちゃんとした味。ちょうどカナダドライとウィルキンソンの中間くらいの味でしょうか。そのへんのコンビニでも定番にしてくれるといいなと思ってます。

 ところで、Wikipediaを見ていて「へぇー」っと思ったんですが、ここに書いてある兵庫の工場、よく青野ダムに遊びに行くとき、車の窓から見えていたことを思い出して懐かしくなりました。今にして思えばあのときはもう「跡地」だったんだと思うけど、私の夏の思い出の風景です。ちょうど1994年、すごく暑い夏だったなぁ〜。

ふなふな@すでにニイニイゼミが鳴いているのを聴いちゃった7/13

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白のレザースニーカーを買ってみました

Adyleather たまには服の話もしないとなぁ(苦笑)。いちおう、ココログでは「ファッション」のカテゴリで登録しちゃってるし。でもこのところあんまり服を買ってないんですよね(テントの方が欲しい)・・・・・・とそんな中、最近手に入れたのがこちらのレザースニーカー。おでかけ用に活躍してます。
 白のスニーカーはずっと欲しいと思っていて、候補にはいろいろと挙げてました。最近だとコムデギャルソンの路面店で売っていたスロバキア製のペタンコなやつ、マルタンマルジェラのソールが黄色ゴムのやつ、96HOURSのメッシュ×レザー、ヨウジヤマモトプルオムのベースボールっぽいやつ、スプリングコート、スペルガ、無印のオフ白、近所のカフェ「Hannnah」で見たやつ、ラクチン系ではナイキフリーでもエエかな?などなど。特にスプリングコートは大学生の時に愛用していたんですが、最近オッシュマンズでも扱っていて「やっぱりカワイイなぁ〜」と思ってました。基本的に、フランスのスニーカーが好きなんですよね。スペルガも持ってるけど、シルエットは断然パラディウムとかスプリングコートの方が好みだなぁ。

 結局、写真の白レザーにしたんですが、これがよかったのは真っ白じゃなくて、ダークブラウンのレザーとコンビになっているところ。同じデザインで黒のもあったんですが、履き比べてみると断然白×ブラウンがよかった。私は若い時からほとんどブラウン系のものを身に付けない習性があるんですが、このところちょっとずつ取り入れてます。そういえばピンクの服も挿し色程度ですが割と着てるし。だんだん若作りしたい気分=「リアルにオッサン化してる」ってことかしらん?

@ふなふな

*白スニーカーといえば大学生のころに白のK-SWISSが流行ったなぁ。すごいスリムシルエットの、今にしてみると妙なウォッシュのかかったジーンズに合わせていた人多数。カフェバー(´ε`)でモスコミュールとかスプリッツァーとかキール飲んじゃってね。ポロシャツの衿が立っていたりするともう100点。私はやってなかったけど、あのコーディネートは思い出すだけで赤面!

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ヒビコレin碑文谷バーミヤン

Bmyanなんだかダルーンとしていたので、家事をする気にもなれず。てくてく歩いて碑文谷・目黒通り沿いのバーミヤンへ行ってきたヒビコレ食事班です。嫌いじゃないですよバーミヤン。安いしメニュー豊富だし。
 が、ひとつ面白い話がありまして「ここのバーミヤンは味が違う」という噂があるんですよね。都内でも屈指の高級住宅街に位置するからでしょうか、どうも味付けが他のバーミヤンよりも本格的にチューンされているのではないかという話。「他店と違って素材が国産」「中国の一流店から呼び寄せたシェフが中華鍋を振っている」「コンロの火力が違う」などなどの噂もまことしやかに流れてます。特に、山椒の効いた四川風麻婆豆腐が実にウマい。近所にあるダイエーのやけにハイソ(←死語)な感じを見るにつけ、意外と信憑性あるんじゃないかと思えてきます。

 で、この日は山芋&レンコンがうまい黒酢酢豚とか(←豚自体はイマイチ(笑))、グリーンの麺が涼しげな冷やし中華とか、マンゴープリンとかをぱくぱく食べてきました。どうせバーミヤン行くんだから思いっきりやろうぜ!ということで、携帯で使えるクーポンまでわざわざダウンロードして、ドリンクバーをひとり52円で利用です。
 で、そのドリンクバーをチュルチュルやりながら、いぬいぬ氏と話をしていたんですが、私にとってドリンクバーのリクープラインって「3杯」なんですよね。お茶系・清涼飲料水系・コーヒー系・・・・・・なんていうふうに3杯飲んだら元が取れ、4杯以降は利益が発生(例:一緒に頼んだチャーハン380円→360円になった気分)。逆に、2杯までで済んじゃったらちょい負け。そう言ったら「そんなこと考えたこともなかったっ!!」と呆れられました。そういえば子供のころ「マクドナルドのドリンクで、最も原価の高いのはオレンジジュース」(真相は知らんが)と聞いて、そればっかり頼んでたっけ・・・・・・。みなさんはどうでしょ??

@いぬふな

■ドリンクバーといえば、2mixもやります。なかなかふだんできないコーラ×スプライトとか。お茶の2種混合とか。やんないっすか?

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うちのepos、入院中

Epos いぬいぬ氏の時計がこわれました。正確に言うと、いぬいぬ氏が時計を壊しました(笑)。これは買ってすぐ、こんなこともあろうかと(?)ピカピカのころに撮影しておいた現物、eposの小径ダイバーズです。サブマリーナだと思った??・・・・・・というわけで現在、入院&見積もり待ち中。原因はガラスの割れで、とりあえず、すぐに密閉して乾燥剤を添えて時計店に持ち込みました。安く治るといいんですが。

 エポス、リーズナブルな価格でちゃんとした機械式時計を作るメーカーという印象があります。この製品も、それはいくらなんでもサブマリーナだろ!というツッコミが入りそうですが(実際に入ったのか、このモデルは消えたみたい)、シック&スポーティで素敵なデザインだと思います。このあとのモデルはたしかアラビア数字のインデックスになっちゃったんですが、断然このバーインデックスのほうがカッコイイですね〜(特にこのサイズだと)。

 サファイアクリスタルの風防をカチ割って入院しちゃうくらい、ばりばり使っていたので、今はかなりキズも目立っていますが、ベルトやケースの仕上げもきれいでした。しかもエポス、正規でもじゅうぶんリーズナブルだけど、平行モノならさらにお手頃だったりするんですよね〜。それに、ムーブメントは普通にETAとかなので、平行でも整備性は大して問題ないでしょうし、ラインナップも豊富だし、機械式時計入門、そして贈り物に最適なブランドじゃないかと思います。興味を持った方、さくらやとかフォードットウォッチでチェックしてみてください。

ふなふな@ちなみにIWCとSinnが好きだったりして

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モントレイルCTC Mid XCRにしてみました

Ctc_mid_xcr_2いつか、これくらい外で自由自在に遊べるヒトになりたい……と、密かに尊敬しておりますmorikatuさんのオススメ通り(?)結局モントレイルCTC Mid XCRにしてみました。いやいや、たいへん気に入ってます。カッコイイんですよ、特に、履いたところを上から見ると(笑)。

 モントレイルのこれ、実はノーマークだったんですが、もともとトレイルランニング/ロッククライミング系のシューズで定評のあるメーカーが作ったマルチパーパスシューズという成り立ちの製品で、かなりユニークです。トレイルランニンングシューズをGORE-TEX&ミッドカットで作ったような感じで、いわゆるトレッキングシューズみたいな剛性感はないんですが、私みたいにそんなヘビーな使い方をあまり想定せず、そのかわり軽さとか通気性とか柔らかいフィット感が欲しい人にはピッタリではないでしょうか(見る人が見れば中途半端に感じるのかもしれませんが)。アッパー部分はしなやかで、ヒールはそこそこガッチリ、ミッドソール厚め、トウボックスは細身で割と繊細、つま先に近いところまで、靴ひもでフィット感を細かく調節できます。まさにライト&ファスト((C)モンベル)って感じ・・・・・・と、エラそうに書いてますが、全然詳しくないのでお使いの方、インプレ聞かせてください。

 で、早速この週末に、千葉のはずれを半日ばかりテクテク歩いてきました。割と舗装路が多かったのでちょっと本来の使い方とは異なるんでしょうが、スニーカーみたいにらくちん。私は軟弱なので、ヒール部分にもう少しクッションが欲しいため、インソールを交換してチューンするつもりです。近いうち、いぬいぬ氏とともに、もうちょっと山系のアップダウンがある道で試すつもりでございます。

 写真は、川の護岸に座って休憩中&ヒモ締め直しの図。特殊コンパウンドを使った有名な「GRYPTONITE」は、斜め護岸でもさすがのグリッップ力でした(笑)。それにしても、年を取るにしたがって、コドモ回帰が加速中なんですよね。もーほんと、別に何をするでもなく川を眺めたり雑草をかきわけて歩いているだけで楽しい。一番好きなのは雑草の匂いを感じながら迎える日没。あのちょっと寂しい、でも一日外で遊んだ充実感は小学生の頃とおんなじなんですよね〜。

@うしうし


★モントレイル、箱もナイスです。
Mbox1
Mbox2
そういえば、夏になるとセミが獲りたくなるのも同じだなぁ。よく道を歩いていて、目に付いたセミを手で捕まえるとビックリされますけど、みんなやってるよね?やってないって??

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アンリ・カルティエ=ブレッソン「瞬間の記憶」

Ca33000100010001「アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶」を見てきました。いやー、写欲がまたまた高まっちゃって、出口で←早速(笑)モノクロでワンカットwithケータイ。たまたまモデルになってくれた方、ありがとうございます。気分はすっかりブレッソン。カンフー映画を見た後はなんだかステップが軽くなっちゃったり、クライム・サスペンスを見た後、武蔵小山が危険な街に見えたりするのと同じですね。

 でも、実は「あれ、ブレッソンって、そんなに好きじゃなかったのかも?」なんてことも思ったんですよね。若いころはもちろん大感動していた覚えがあるんですが、今の私が撮影したいものに比べると、写真芸術すぎちゃって。計算され尽くしたフレーミングとか、モチーフの配置とか、こんなにアーティスティックじゃなくてもいいなぁオレ・・・・・・なんていう失礼なことも考えてしまいました。熱狂的なファンのかた、ごめんなさい。
 ちょうど、数ヶ月前に見た岡本太郎さんの写真展(@東京都写真美術館)の方が今の自分にはしっくり来たんですよね。あれは、インタビューに答えていた岡本敏子さんのおっしゃる通り、“写真を撮影しよう”なんて考えず、ただ見たものに向かって夢中でシャッターを切った(←正確な言い回しはウロ覚え)のがそれぞれのカットから伝わってきて、写真としては全然シロウトっぽいんですが、魂が揺さぶられました。写真を通して、岡本太郎の脳が震える様子を見るかのような・・・・・・。これぞまさに“視神経の延長だよなー”と思ったんですよね。
 なので、この映画の中では、著名な「美しい」カットよりも、アメリカ/メキシコにおける写真が圧倒的に好きでした。ブレッソンが、より生身に感じられるというか、ブレッソンの魂が震えている様子を感じるように思えたからです。ご覧になった方、いかがでした?

 ま、どちらにしても、写真好きならぜひ見ておいてください。名言「フレーミングが正しければトリミングは必要ない」いやーその通りですね〜。これからも私、少々ショボくてもノーレタッチ&ノートリでそのままアップしていきます(解釈違う?)。また、「写真は瞬間の芸術」と、やっぱりブレッソンさん、バン!と銃を撃つような身振りで言ってました。特にストリートスナップはスナイパーみたいなもんですよね。それからいぬいぬ氏とふたりで言ったのは「写真って、モノクロで充分かも!」ということ。てことで、うちのデジタルカメラ、さっそくB&Wモードになってます。わかりやすい(苦笑)。

@ふなふな

それにしても、当時としては当然の事ながらピントも手動で合わせて、あんな「瞬間」をきっちりおさえられるって、本当に凄いな、、、と素直にびっくり。出来過ぎですね(笑)。そんなブレッソンが、途中から写真ではなく絵画の方に興味が移っていったというのも面白い。彼にとっては写真が簡単すぎたのかも。。。ちなみにパンフレットは1,000円でしたけれど、写真集としても使えるかなりのボリューム! ハードカバーだし、なかなか良いです。映画を見に行けない超忙しい方もパンフだけは手に入れておくとよいかも。

@いぬいぬ

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