« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

この映画には驚いた。「ラッキーナンバー7」

Lucky_number_slevin 「映画については偏食するうえにあんまりたくさん観る方でもないんだけど、これはいきなり年間ベスト級の作品では!?」(byふなふな氏)……ということで、品川のとあるイベントに顔を出したら何と中止で、「だったら映画でも観るか〜」と、常宿?化しているプリンスシネマの「マリーアントワネット」に出向いたら時間ギリギリでいっぱい、たまたま残席があったという理由で選んだ「ラッキーナンバー7(Lucky Number Slevin)」だったんですが、これは驚くほど面白い作品。シビレました。これぞ映画。

 ネタバレはもちろんナシなので詳しくは書かないのですが、オープニングからエンディングのギリギリまで、とにかく「?」がたっぷりで、何本も伏線が張られているんですよね。でも、わけわからん感じばっかりではなく、ヒントがさりげなく提示されたり、チョコっとほぐれたり、クスっと笑わせてくれたりしながら、だんだん解き明かされていくのです。ストーリーの長さは約20年。その時間の流れと物語を、絶妙に練られた脚本と、無駄のない完璧なセリフ、キャラの立ったキャスティングで作り上げたこの監督の仕事、ただ者じゃありません。冒頭から「へ?なななななにこれ?」と映画の世界に引きずり込まれ、その後は主演のジョシュ・ハートネットの、この人の良さそうな、ちょっとひ弱そうな笑顔に見とれていたら……おーっと待てよ!という感じなんですよね。

 ちなみにかなりの豪華キャストということも見どころ。ジョシュに加えて、ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ルーシー・リュウ、ベン・キングズレー。さらには、脇役の下っ端コンビなどもキャラが立ちまくりで素晴らしい。ちなみに監督はポール・マクギガンというお方。ワタクシどもふたりとも勉強不足で知らなかったのですが、前作は『ホワイト・ライズ』というスリラーで、この映画にもジョシュが出ているそうです。観てみようっと。また、脚本家のジェイソン・スマイロヴィックという人も、知る人ぞ知る凄腕さんらしい。人もいっぱい死んだりするんですが、読了感はとっても爽やかだったりして、とにかく、ぜひ観ていただきたい作品です。そうそう、コーエン兄弟が好きな人には絶対おすすめ。もうひとつ。パンフレットは、絶対に観終わってから買わないとダメですよ!

@いぬふな

※ちなみにルーシー・リュウのファッションがとてもキュート! 毛糸の帽子をかぶって、カバンを斜めがけして、コートのポッケに手を突っ込んで。下に着ているキャミソールも水玉だったりお花のモチーフがついていたりする。下北沢にいる女の子みたいなカジュアルさなのです。でも、役どころは検死官! 不思議……。

ジョシュのファッションもよかった。なぜかアーガイル柄だらけで何パターンかのセーター+ブラウス+グレイのパンツ、ブラウンのレザーシューズ+上着って感じ。ちょっとマネするつもり(笑)。

| | コメント (5)

いぬいぬ氏が化粧室だとかでマルキュー5階にいるんですが

いぬいぬ氏が化粧室だとかでマルキュー(109-2)5階にいるんですが
落ち着かない(*´Д`)=з

ごっつワイルドやな〜

ワイルドというか、初めて5階に行ってみたんですが、なんかこっち系のメンズフアッション、何とも言えない進化を遂げている気がするわー。D&Gとかとも違うし、もちろんディオールオムとかニールバレットでもなし、ホスト系そのまんまってわけでもなし、ウラハラでもなし。個人的にはスガ●カオさんとかがしてる格好とかが思い浮かぶんですが(音楽はともかくあのファッションはすっごい苦手!!)どうでしょう?


ところで、もうすぐフィッシングショーです。約500名と噂されるヒビコレ読者のみなさんはもちろんパシフィコにお出かけかと思われますが、ひとまずステラがどんな案配かというのが注目でしょうか。でもなんだかダイワに近づいているような気がいたしますねぇ〜。オシュレーティングスピードのアップとか、結局シールドが入った防錆ベアリングだとか、大口径スプールだとか。あのスプールリップの新デザインがどんな効果なのか、すぐに使って試してみたいけど、ツインパワーとかに下りてくるまで手が出ないのでした。ちなみに私はあの細いベイルもいまひとつ好きじゃないなぁ。そうそう、期待していた、セルテートの安いのは出ないのでしょうか。すんごい高いのは出るみたいだけど。何のエントリだ、これ。

| | コメント (5)

パタゴニアから久々にフットウェアが

Diyshoes このテキストを書いている現在、まだ日本のサイトには掲載されていませんが、パタゴニアが久しぶりにフットウェアのラインナップを充実させるようです。これはビッグニュースですね〜。

 で、早速アメリカのサイトを見てみたところ、予想以上のラインナップがすでに登場していて驚きました。「パフォーマンスライン」と「カジュアルライン」の2つがあり、特にWomen'sのカジュアルラインに用意された豊富なバリエーションにはちょいとビックリ。国内市場に登場したら、オッシュマンズのレイアウトなども少なからず変化しそうです(笑)。パタゴニアのフットウェアというと、何年か前に、ヘンプを使ったスニーカーが出ていたような覚えがありますが(買い逃した!)、このところウェーディングシューズくらいしかラインナップされていなかったので、本当に久しぶりの登場ではないでしょうか。メレルとの協業という噂を、立ち読みしたFlyFisher誌で目にしましたが本当かな。

 さてこの新しいフットウェア、特徴は、やはりというべきか、徹底的にリサイクル素材や環境負荷の低い製造方法が採られている点です(恐らく、それらの問題が解決したからのラインアップ拡充なんでしょう)。たとえば、リサイクルラバーやEVA素材を使ったミッドソール&アウトソール、丈夫な麻繊維のシューレース(麻はアウトソールにも使われているそう)、オーガニックコットンのアッパー素材、水溶性の溶剤を使い、可能な部分は手縫いで製造する、などなど。毎度のことながらさすがの徹底ぶりです。
 で、そんなラインナップの中でもひときわ凄いのがこのDIY Shoeです。なんと、特別な道具も、ましてや接着剤なども使用せずに、スクラップの革と革紐を使って、自らの足に合ったサイズの靴を自分で編み上げるという究極のローインパクトシューズ。1足あたり、1時間ほどで自作できるそうです。下の画像がその「キット」みたいですが、これはちょっとワクワクする製品ですねぇ〜。いぬいぬ氏なんてもう買う気マンマン。国内登場が楽しみです。そうそう、もちろん、パフォーマンスラインの製品は、アウトドアでガシガシ使えそうな感じ。ぜひ、ウェブサイトをチェックしてみてください。

@いぬふな
Diyashoe2

| | コメント (7)

久々のヒットだっ茶

Pro6bjpg 飲んでみて久々に「ほほぉ〜これは秀逸」と思ったペットボトル茶がこちら、ヤマヒサさんのオリーブ茶です。とっても美味しいですよーこりゃ。
 ふつうのお茶とはちょい異なるパッケージが店頭で目を引いたので買ってみたのですが(なかなかうまいデザインです)、とっても気に入りました。オリーブの葉で作ったお茶と甜茶のミックスみたいですが、飲むと普通の緑茶とは違う、フワっとしたボディ感みたいなのがあって、そのあとに微かな苦みがやってきます。全体的にはたいへんまろやかなんですがモッチャリした後味はなくスッキリしていて、料理にとても合いそう・・・・・・っていうか、すっかり会社でコンビニごはんのお供です。
 ヤマヒサさんといえば、お醤油やオリーブオイルで有名な小豆島の会社ですが、セブンイレブンで手に入れたこの商品、今まで都内であんまり出回っていなかったのか、販路が限られていたのか、知りませんでした。ヒット商品になって定番化するといいなと思っています。見かけたらぜひ飲んでみて下さい。

ふなふな@忙しすぎてムダ話が書けない(´ε`)タイトルでこれくらいのダジャレが限界

| | コメント (4)

バーニーズ・オリジナルのラバーブーツ

Benysboots バーニーズニューヨークに贈り物を探しに出かけたらこんな素敵なブーツを発見、遅れに遅れたクリスマスプレゼントとして、ヒビコレのスタッフ一同からいただいちゃいました。
 このところカワイイ長靴=ラバーブーツがたくさん売りに出されていて「やっぱり安心してざぶざぶ歩ける靴がほしいな〜」と、もう一年以上考えていました。これまでは、濡れてもかまわない小汚いスニーカーや古い革靴を履いてやり過ごしてたんですよね。候補としてはいろいろありまして……エミリオ・プッチは素敵だけど、値段も素敵過ぎ。カラフルなコキュのものはリーズナブルだけどかわいすぎて年齢的に×。だったらエーグルでアウトドアにも通用する感じのものを……と、ほぼここで決定したのですが……友人も履いていたのでマネしたみたいになっちゃうな〜?と思っていたところ、このラバーブーツに出会ったのです。ひとめボレ! 

 色はダークブラウン。なかなか高級感がありまして、遠目にはレザーっぽい色です。デザイン面でもいろいろと見所がありまして、最大のポイントはふくらはぎの方がこんな感じでオープンになっているところ。脱ぎ履きしやすいし、この手のブーツにありがちなムレやすさも解消されそうです。空いたまんまだともちろんダメなんですが、質感のいいライナーが備えられているのに加えて、レザーのスタイリッシュなアジャスターが備えられていて、フィット感が調節できるのもイイ。ヒールは3.5cm、高さは35cmくらいで、値段はエーグルと同じくらいかな? バーニーズのオリジナル、けっこう見くびってましたけど、なかなか良いです〜♪ 国内の工場に発注したオリジナル商品だそうで、作りもしっかりていねいな感じ。ちなみに、このオリジナルラバーブーツのシリーズ、濃い紺色の色違いのほか、もう少し短めでウェスタンブーツっぽいデザインのものもありました。気になる方、ぜひバーニーズのシューズ売り場をチェックしてみてください。

@いぬいぬ

| | コメント (4)

待ちに待ったVGA

W52t_morai 個人的に不満たらたらだったauのラインナップですが、16日は久々にワクワクする新製品発表でした。このところ、価格のこなれた生産終了間近の端末を買うのが続いていたんですが、今回は久しぶりに予約を入れるかも?
 思えば携帯電話というのもここ数年ですっかり使い道が変わりまして、友達があんまりいないこともあり(´ε`)マジで 音声通話はほとんどしない一方、アドレス、スケジュール、TO DOなど、palm(などのPDA)でこなしていた作業をすべて携帯に持ってきてます(iCal+iSync+携帯シンク)。また、着うたは完全無視、携帯サイトもあんまり見ないけど、ふつうのウェブサイトを閲覧することはすごく多いので、とにかく画面が命なんですわ。も〜頼むから早く解像度アップしてくれ!って思ってました。何年も前からVGA液晶を待っていたんですよ。で、今回の新製品で、auの端末にもやっと面白そうなVGA液晶の端末が出てきました。しかも、長辺側800ドット(!)×480ドットのワイドVGAで解像度イッキに5倍ですから、これはもうpalmどころじゃなくて、一昔前のスリムノートパソコン並み。で、具体的にはW52T、W51Hに絞り込まれるわけですが、やっぱり折りたたみが嫌いなので、自動的にW52Tかなぁ。東芝の端末は初めてで、UIに若干の不安がありますが、auの携帯はわりとそのへんの統一化が進んでいる印象なので、どうしようもなくタコということは避けられるでしょう、たぶん。

 で、解像度がこれくらいまでアップすると、フルブラウザも本気で使うようになるはずですし、pdfとかdoc、xlsの書類を開くときも一覧性が上がるので大歓迎。ケータイwatchとかで見たPCサイトビューアーの画面はなかなかインパクトがありました。タブブラウズ対応、ファイルのアップロード/ダウンロードもできるらしいし。また、やっとナビウォークも本格的に使うと思いますが、強力なグラフィックエンジンT5GPが入っているみたいなので3D描画性能も期待できそう。Bluetoothをサポートしているのもポイントがたいへん高いですし、「ぷちマルチタスクもどき(?)」も意外と便利でしょう。
 んで、価格はこれが事実上のハイエンドになると思うので、この春モデルでは最も高価な部類になるでしょうが、3MPクラスのデジカメ+テレビ(ワンセグ)+GPSナビ+PIM+ウェブブラウザ+FMラジオ+電子辞書だと思えば、どう考えても笑うほど安い。こういうときは日本のインセンティブ制度が有難く思えます(ま、そのぶん毎月7,000円も払ってるわけですが・・・・・・高いと思いません?? でも、毎月1万円超えている人ザラですよね)。
 ということで、ファーストインプレッションではW52Tに決定。ので、今回はMEDIA SKINはカッコイイけどスルーしそうです。MusTさんSTARBLOGさん、その節はレポよろしくおねがいします〜。有機ELは、きっと革命的に鮮やかだと思いますが、今回はとにかくVGAモデルなのでした。

@ふなふな

| | コメント (8)

待ってました、のシンプルクレードル

Ips2g_cnctr またまたまんまとiPod関連製品を買わされている私。だってクレードル1つじゃ不便なんですもの。
 iPod shuffle 2nd.Gが発表された瞬間から「あのクレードルはねーだろ!」と思っていたわけで、USB端子の反対側にプラグだけくっついているの、早く出ないかな〜と思っていたら昨年の12月にまんまその通りのが出たわけです。それがこの写真の製品というわけ。もちろん純正ではなく、サードパーティ製のものです。ケーブル長は30cm以下でかさばらず、GOODです。ま、これじゃ「クレードル(ゆりかご)」とは呼べないんですけど。

 ああー、そして次に欲しいのはバランスド・アーマチュア方式のヘッドフォン。ダイナミック型のものしか所有していないんですが、解像度で評価が高いのはバランスド・アーマチュア方式なんですよね(原理はよく知らないんですが、マイクでいうところのダイナミック型とコンデンサー型のような違いがあるような印象)。低域はドドンといらないから、モニター的な精密感のあるカナル型が欲しい。もうすぐモデルチェンジする、CESで発表されたSHUREのSEシリーズが気になるのですが、オーディオテクニカのATH-CK9もなかなか良いみたいですね〜。
それにしても、久しぶりに足を運んだヨドバシ秋葉店1階のMacintoshコーナーのデカいことデカいこと……。iMac登場前夜のドツボAppleを昨日のことのように覚えている私としては、感慨深いものがありますよ本当に。

@ふなふな

| | コメント (0)

意外とメガでもない&予想外のメガ

Megamac夕方の3時なんていう中途半端な時間に用事が終わってコバラスキーだったのでちょっと食べようと思ったら手近にマクドナルドしかなく、ブログのネタになるな……んていうスケベ心も手伝ってメガマックを頼んでみました。もちろん、フォークもらってシェアです。
 出てきたときに驚いたんですが、意外と小さいんですわコレが。18年ほど前に、ハワイで食べた巨大マックはあまりに具が分厚くて、まっすぐ積み上げられておらず、2分割されてサーブされたのを自分で組み立てた覚えがあり(アメリカってスゲーと思った)、例のカンバンを見てそういうのを想像していたんですが、パッと見た感じはビッグマックと変わらないくらいなのでした。軽くコンプレスすれば、かぶりつけそうな感じです。写真のように展開してみてもなんだかミートパテは4枚あるけど、普通のチーズバーガーを複数オーダーするのと本質的に変わりません。肉以外は刻んだオニオン、ピクルス、レタス、チーズ。ソースをサウザンアイランドじゃなくて、もっとステーキっぽいにのするとか、なんかもうひと工夫欲しいなぁ〜ってのが正直なところです(というか、大人の食うもんじゃない)。再びオーダーすることは無いでしょう。さらば、メガマック。
 一方、出てきたらあまりにデカくてビックリしたのがこのマックフルーリーです。これはハーゲンダッツのミニカップくらいだと思っていたらその3倍くらいあって体がキンキンに冷えました。でも、こちらは粉砕したオレオクッキーをバニラアイスにブッ込んだ……というそのまんまの味でわたしゃ好きです! ぜひ、ハーフサイズをラインナップしていただきたい。おねがいします、原田様。

@うしうし
Macflurry*反省して、夜はガルバンゾーとかレッドキドニーを使ったサラダをたべました。

| | コメント (2)

ういろをこえたういろ

Toraya_willow ういろ、とっても好きなんですが、おみやげでときどきもらう「新幹線乗る前にそこらで買ったようなヤル気のないういろ」だと、「うわー、ありがとうございますぅ♪」なんて言いながら内心「こんなにもらっても食べ飽きるなぁ」なんて思っちゃうことがときどきある、わりと淡白な食べ物って印象。ですが、中には面白いのがあるもんですね。この虎屋ういろ株式会社さんの生ういろシリーズ、どれもこれも本当にオイシイです。たまたま、お正月に通りかかった東急東横店で発見して、おみやげに買っていったら大好評。写真のがそのときの3種類なんですが、粒あん+桜葉の香りがしたり、刻んだ甘いさつまいもが入っていたり、お抹茶の香りがしたり、まるでういろじゃないみたいな楽しさ。餡を使っていたりして、羊羹っぽいキャラ立ちがありながら羊羹ほど甘くないという「ういろ」ならではの持ち味があるのがちょうどよくて、2人で1本くらいすぐに平らげてしまいます。

 ひとつ残念なのは、この虎屋さん、都内であんまり購入できるところがないこと。レギュラーで営業しているのは池袋のお店だけみたいなんですよ〜。実はさっきDSM TOKYO(←セールは今日13日まで)の帰りに渋谷を通りかかったのでさらに1本仕入れてきたんですが、お店の方に聞いてみたら、東横店も期間限定で17日水曜日までの出店みたい。興味のある方、ぜひ食べてみてください。うちも機会があったらもう何本か食べてみたいッス。価格も1本500円前後とリーズナブルなのが◎です。それから、ベビーカステラのシリーズ「虎虎焼き」もおいしそうなんですよね。

@うしうし

| | コメント (8)

昨年からのハマりチョコ

Richstrawberry 毎年、携帯を買い換えたりするくせにどうしても200円を超えるチョコが買えない私ですが、税込210円という高価格にもかかわらずドハマりしているのが、明治の「リッチストロベリー」。ピカピカした包み紙に惹かれてひとつ買ってみたらこれがまぁブチブチのイチゴでウットリ。ここ1カ月はこれしか買ってません・・・・・・と書いてからそうでもないことに気が付いた。m&m’sも買ってる。

 とにかく、コンビニで棚に見つけたら反射的に手に取っちゃうようなアディクトぶりで、あまりにもしょっちゅう買うため、何となくパッケージを集めていたらこんなことになってしまいました。小さな番傘でも作ろうかしら・・・・・・という、ヤングにはわからないネタはともかく、このチョコがいいのは、イチゴの甘さだけじゃなく、酸味がうまく再現されているところです。このクラスのイチゴ系チョコって、アポロをはじめいろいろと名作がありますが、それらの多くはカカオチョコを演出する要素としてイチゴの甘さやフレイバー、さらには「イチゴ色」という表層的な要素を引用しているにすぎません。一方、この「リッチストロベリー」はチョコというフォーマットの中にありながらも、「イチゴ味」それ自体の再現を目指しているのではないかとすら思えます。きっと、その裏には厳しいコスト管理との戦い、営業サイドと生産サイドの息詰まる攻防、何度追い返されてもひたむきな姿勢でイチゴ農家を説得した商品企画部社員の汗と涙の物語・・・・・・などが秘められているのでしょう。知らんけど。とにかく、この第一歩は一般市民向けチョコ史に小さいけれど確かなフットプリントを残した・・・・・・と、思えたりして。ヤダーなんだかオオゲサになっちゃいましたが、まだしばらく中毒は続きそう〜。

@うしうし

| | コメント (16)

驚愕の完成度

Iphone 朝起きて、ひとまずMacを立ち上げてapple.comを確認してしまったんですが、今回ばかりはKeynote addressを先に見たらよかった・・・・・・と思いました。ここ数年で、これほど物欲を刺激されたディバイスは無いですね〜。根っからの小型ガジェット好きだし。でも実は、たいして期待していなかったんです。いかにアップルとはいえ、携帯電話を革新したり、既存のスマートフォンを凌駕するものはそう簡単に作れないだろうと。でも、心底驚きました。
 よく考えたら当然の成り行きなのかもしれませんが、いちばん驚いたのはMac OS X(のサブセット)が走っているということ。機能限定版とはいえ、あのエレガントなOS Xが手のひらの中で動くというのは興奮せずにいられるでしょうか。デモもぜんぶ見ましたが、タッチパネル式には否定的だった私も、考えを改めなければならないかもしれません。これなら、本当に使い物になるかも。

 iPod機能のデモまで見た段階ですっかり買う気100%になっちゃったんですが、その後の電話機能のデモ、Photo機能のデモ、ウェブブラウザのデモまで見て、本当に驚きました。手元の携帯が前世紀の遺物に思えてきたのは言うまでもなく(そういえばデモの中で、電話番号を1つずつプッシュするダイアル方法をlast centuryと形容していた)、普段使っているMac OS Xそのものすら古く思えるほど、よくできていました。特に、Palm OSの「ゼスチャー」をよりパワフルにしたようなインターフェースとそれに追従するスムーズな動作速度、それぞれの機能をシームレスな感じで行ったり来たりできるところが極めてうまく練り上げられてます。たとえば、Google Mapsで近所のスターバックスを探して電話番号をタップして(本当に電話して)ラテを4,000杯注文するところとか、レッチリを聴きながら電話を受けて、e-mailを送って、またレッチリに戻ってくるあたりのデモは本当に感動した。そりゃ、他の製品を組み合わせたりしてもできなくはないことなんですが、UIがとにかく素晴らしい。これが本当に今年には発売されるのだなぁ〜。まさに“not three separate devices, This is one device”。こういうことが現実にできるまで、まだ何年もかかると思っていたんですが、ウソみたい。

 海外で発売が開始されたら、これまでのスマートフォンと同様に、国内でも並行輸入ものが出回ると思いますが、日本語が使えなくても買いそうです。PIMとしては完璧だし、WiFiを使ってブラウジングしてるのも確認しちゃったし。もし明日69,800円とかで発売されたら、必至で金策して、電話機として使えなくても間違いなく買うでしょう(笑)。また、デモでのYahoo!との関係を見るに、日本で出るとしたらソフトバンクモバイルと組む意外は考えられないでしょうが、そうなったらキャリア変更するしかないなぁ。

<ひとりツッコミ>
 でも、現在の日本の料金体系まんまだと威力は半減かも。ドコモとかソフトバンクモバイルのWindows Mobile搭載機もなんだか通信費用が気にかかって使いにくいでしょ(気にはなるけど、あれじゃぁねぇ)。端末の価格が「不当に」安くて、インセンティブ等で辻褄合わせのため、通信費がドラスティックに下がらない。さらに乱暴な言い方をすると、長期間機種変更しない人は、私のようにしょっちゅう機種変更する浪費家の端末代を払ってくれているようなものだ……とも言えるわけ(違うかな(笑))。端末の価格を原価に見合った真っ当なところまで引き上げる代わりに、通信費をもっともっとリーズナブルにしないとこういう端末はバリバリ使えないんじゃないかな〜。ま、数年以内に変化が起こりそうですけどね。

@ふなふな

My_iphone_1とりあえず、できることからやってみた(´з`) バカ?指でタップしても何も起こらんが。。

| | コメント (6)

ステッドラーのローラーボール1,000えん

Staedtler4000というわけで、京都の文具店「文明商社さん」でえぐり旅((c)Rod&Reel)してきたのがこのステッドラー4000capless rollerです。ステッドラーのローラーボールといえば、クジラみたいなデザインの、変なキャップレスのノックタイプをひとつ持っていたんですが、海外製の水性ボールペンにありがちな「ロクに使わないうちにインクがスカスカ」という症状を呈して「引き出しのこやし」に。キャップ式ならまだしも、キャップレスはドライアップしやすいのでしょね。そんな経験があったので、実用性については?マークばりばりだったわけなのですが、この超絶な造形美にやられてお買い上げしてしまいました。持ちやすいとか書きやすい形状じゃないけど、デスクトップにあるだけで凄い存在感です。片面がフラットでウェッジのついた形状は、まるで切れ味鋭いペーパーナイフのよう。また、説明が難しいんですが回転部分の「はめ合い」のクリップのところが必要以上に凝った設計になっていまして、何の意味があるのかよくわからないんですがカッコイイのでした。文字では説明できまへん。

 んで、店頭の商品を試し書きさせてもらったところ、これまた思いっきりスカスカになっていたので(あんまり使わないとは思ったんですが、せっかくなので)リフィルもろともお買い上げ。ひとまずドイツっぽいマットブラックを買ったのですが、パープルや木材を思わせるマーブルカラーのものも素晴らしく魅力的でした。次回京都に行ってまだ在庫があったら買い占めようかと思っているくらいです。
 で、東京に帰ってきて前に買った「こやし」を確認したところ「408」という型番で、リフィルが共通でした。そりゃスカスカになるわ……ということで、ひとまずまた「こやし」が1本増えました(でもカッコイイでしょ)。

@ふなふな

| | コメント (4)

Maison Martin Margielaのパンスト・ストール

Martinmargiela毎回毎回、こちらの想像を絶するクリエイションをカマしてくれ、ここ数年もっとも好きなデザイナーなのがマルタンマルジェラです。店頭における「のけぞり度」では、私の中で現在ナンバーワン。しかも、超絶ヘンテコリンなのにラグジュアリーなのが好き〜。ま、とはいいましてもフツーのサラリーマンなので実際に買えることはほぼ無いんですが、自由になるお金があったら毎シーズン2、3点でいいから手に入れてみたいもんです。プロパーで。

 ということで、プロパーじゃなくても必死にならないと買えないのですが、これはいぬいぬ氏が死ぬ気で手に入れた(と、エラそうに書いているがもちろんセールです)、メゾンマルタンマルジェラのストール。例の「パンストシリーズ(?)」の1アイテムで、シルク混のウールストールが、パンストみたいな素材につながってます。パンスト(というか、チュール)部分は本物のそれじゃないと思うので「しっかりした肌色のパンスト」って感じですが、ウール部分の手触りはさすがに最高。色もロイヤルブルーな感じの、鮮やかなんだけどシックな青で、ものすごーくキレイ。で、パンスト部分はストールの中央部分にあるわけですが、このことによって巻いたとき首周りがモサモサしないという素晴らしい利点もあります。もともと軽めの黒いストールを探していたそうなのですが、どうやらこの軽さと色が気に入ってしまったみたいで、まだ使ってませんが超溺愛中。ひとつ気になるのはパンスト部分の耐久性なんですが、伝線しないかかなり心配。タグにもまぁこと細かく注意書きが書かれているんですよね。物の取り扱いについてはなかなかダイナミックなところのあるいぬいぬ氏、ぜひ大事に使っていただきたい・・・・・・と人ごとながら思います。

@ふないぬ

| | コメント (0)

帰省でサンポカメラ〜2

 E-330編はいぬいぬ氏の撮影カットが多数。レンズはZUIKO Digitalの14-54mm/f2.8-3.5で、いわゆる万能レンズですね〜(わたしゃ結局ほとんど広角端で撮影してるんですけど)。しばらくGRばっかりだったのでボケ具合が新鮮でした。京都の路地裏はやっぱり歩いていて楽しいなぁ〜。ちなみにこれは12月30日。お正月の京都もいいけど、お正月直前の京都が街歩きするにはいちばん好き。それから、写真を見返していて思ったんですが、冬の晴れの日って独特の空気感が出ますね。たぶん、早い時間でも太陽が低い位置にあるからでしょう。
 さて、GRと比べてE-330は(アタリマエでしょうけど)ハイライトとシャドウの粘りがある感じ。GRは光量が十分だとビシーっと出るけど、暗いとさすがに濁った感じになっちゃう気がするんです。まぁでも、一眼レフだからってよい写真が撮れるわけじゃなく、ようは使い方次第ですよね〜。E-330の使いこなし、レリーズのタイミングから色のクセまでまだまだなじんでいなくて、これからでございます。またまたフレーミングミスも手ぶれもそのまんまでスミマセン。Sudare2_yaito3_metal4_a_park5_butugu
6_teranaka
7_psimn8_karagate9_roji10_flower
11_mi
12_wintrsky
13_hakamairi
14_hakamairi2
15_gotiso

| | コメント (9)

MM

Mmmebisu_1既にセール突入しているメゾンマルタンマルジェラ恵比寿店に行ってみました。BGMの選曲がグシャグシャで笑ったんですが、お買い物はなんとも買えるものがなくて悲しかった〜(泣)。いぬいぬ氏はシューズ、私もシューズを狙っていたんですが(←結局、靴が欲しい)買える範囲ではちょっと……。うーん、お財布かカットソーでもよかったんだけどひとまずガマンです。ハイカットのレザースニーカーみたいなのですごくいいのがあったんだけどなぁ。ということで、とりあえずエントランスの様子をご紹介してお茶を濁してみます。お金のあるかた、この連休にでもどーぞ。

 しかたがないので中目黒に移動して「SOI7」でタイ料理。ちょっと風邪気味なのでトムヤム麺をオーダーしたのですが、ココナッツミルクの甘みがあるスープがとってもおいちかった。最後に食べたこれまたココナッツミルクのプディングがまたまた最高。シンハーとか飲みながら仕事初日の疲れをちょっと癒してみました。

@いぬふな

| | コメント (8)

帰省でサンポカメラ〜1

今回の帰省ではE-330とGR DIGITALを持ち歩きました。ズームのくっついた一眼レフを常用するのはいつ以来なのか記憶に無いほど久しぶりで、「やっぱり便利なズームには勝てないなぁ〜」なんてことになるかと思ったんですが、結果的にはGRの優秀さを再確認。ディストーションの少ないレンズは私のような街歩きオヤジには最高だし、28mm相当の画角は京都の狭めの路地にこれまたピッタリ、明暗差のある被写体に多用する露出補正の扱いやすさは今更言うまでもなく、コンパクトデジカメのフルタイムライブビューは、何とまぁ便利なことか(WBまでちゃんと反映されるし。ま、アタリマエなんですけど)。そして単焦点レンズの身軽なこと。足ですたすた歩けばフレーミングできるわけですから、ズーミングするよりもこれはある種、自由。ということで、カッコイイ観光写真でも何でもないんですが、旅の記録ってことで。レタッチもトリミングも、なーんもしてまへん。KanameGardenKyoto_2KyotoKyoto_3Raw
Sone_station
Nagaya
Umeda
Syokudoh_1

@いぬふな


●時事ネタ追記●
 奥さんの実家で年末年始のことを話題にしていたんですが、例のOZMA問題が本当に裸だったと勘違いしていらっしゃって、訂正しておきました(笑)。ヒビコレのスタッフは実家で見ていたのですが、最初「エッ!?」っと思ったものの、ほどなく見破りました。でもね〜あれ、HD解像度だったら一発でわかっていたと思うんです。早くから次世代テレビの旗振り役だったNHKなんですから、会見で会長自ら「あれは、地上デジタルまたはBSデジタルのオンエアをご覧いただいていたら、すぐにおわかりいただけたと思うんですが・・・・・・」くらいカマせばカッコイイのにね。なおこの問題、よく拝見している青山貞一さんの「今日のコラム」でも「前代未聞の不祥事」なんて書かれてますが、こういう物言いはハッキリ言ってくだらないですね〜。金銭問題や言論統制・情報操作と同列に扱うべき問題ではないでしょう。昔のテレビ番組の、あの素晴らしく混沌とした下品さを思えばなおのことです。なお、個人的には、いくつも山場を作って、見事な演出だったと思います。最後も「オォー」と吃驚したし。歌はよく覚えていないけれど(笑)。

| | コメント (4)

実家の名犬・カナメさん

Kaname_sun
大阪では実家に滞在中なんですが、ようはヒビコレパンさんのところで寝泊まりしているというわけです。なわけで、台所に激ウマのパンやカステラがゴロゴロ転がってまして食いまくり。明日は原田神社にお参り予定(って、だれもわからんと思うけど)。

 で、実家には写真の名犬・カナメさんがいるのですが、年末の寒さがこたえたのか、ちょっと体調を崩し気味。家に上げて、毛布をしいてその上でぐーぐー寝ています。牛乳を飲む量もここ数日は半分くらい。ま、カナメさんももう14歳ということで、すっかりおじいちゃん。かなり耳が遠くなって、散歩しているときのトルクもかなり低下していますが、落ち着きのなさとか、食い意地が超はっているところは相変わらず。ゴハン食べる元気がなくなったら心配なんで、ちょっとイヤシイくらいがいいんですけど。鼻も昔から黒くてツヤツヤ、トリュフみたいなんですよね。ああ、トリュフ食べたい〜。おせちもいいけどトリュフもね(古)。

いぬふな@ちなみにこれもGR DIGITAL

| | コメント (4)

京都の万年筆専門店「文明商社」さん

FountainJR京都駅を出てすぐ、プラっと七条通りの方に向かって歩いていると、横断歩道の向こうに趣のある万年筆の看板が見えました。このところ、ステーショナリーづいていたこともあって(?)、なんだかすぃーっと吸い込まれるように店内へ。それがこちらの文明商社さんです。「どんなもんさがしてはるんですか?」と、おばちゃんがニコニコしながら迎えてくれました。お話を聞いてみると、おじいちゃんの代からもう90年近く続いている、古くからある万年筆専門店なんだそうです。万年筆の専門店がどんどん減っちゃって、今や京都で唯一の専門店なんだとか。

 小さなお店なんですが、珍しいものから定番まで意外なほどのバラエティで驚きました。ツウ好みのものでいうと長原宣義さんの竹万年筆とかプラチナのグラマー万年筆(ディスコン)、加藤製作所の手作りセルロイド万年筆(これがとってもステキだった!)などなど。また、ペリカンとかラミーみたいなおなじみ&人気の海外ブランド、入ったばかりだというBicのリトラクタブル型万年筆みたいなものもありました。もちろん、万年筆以外にも普通の事務用ボールペンをはじめいろいろと扱ってまして、店内の隅っこの方とかを、おばちゃんに「もう、そんなのやめときなはれ〜ほんまに」と苦笑されながらしつこく掘っていたら、ステッドラーのデッドストックのローラーボールを発見、思わず2本+リフィルなどをお買い上げ(笑)。おばちゃんもすごくいい方、しかもいろいろと詳しくて「あの万年筆の書き心地はこんな感じで……」「これは他の店では全然売れないんですけど、うちでは売れるんです……」なんてお話をしているだけですごーく楽しい。趣味のステーショナリーはこういうお店で買いたいな、と思ってしまいました。大阪の実家で調べてみたら、万年筆ファンの間では有名なお店なんだそうですね。京都に行ったらまた訪ねてみようっと。

@いぬふな
Fountainwdw_1
Obachan_1

| | コメント (0)

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »