1936年から作っているうちの20年ぶり
大学生の頃、黒のキャンバススニーカーばっかり履いていた時期がありまして、国内外のいろんなのを買ってました。コンバース、ギャルソン、ワイズ、リーガル、トップサイダー、無印、パラディウム、ヨウジ×パラディウム、スペルガ・・・・・・。で、当時、「これがナンバーワン!」という結論に達したのがフランスのスプリングコートでした。パラディウムも大のお気に入りだったので、「キャンバススニーカーはおフランスものに限る!」という結論に達していた私です(反対に、コンバースとはウマが合わなくて、今日に至るまで履いておりません)。
最初のSpringCourtは、今でも忘れない、当時京都BALにあったTOMORROWLANDで発見して購入したんですよね(たぶん、7,000円くらいだった)。使ってみると、耐久性と言い形といい、履き心地といいバッチリ。靴の内側からアウトソールまで貫通しているベンチレーション用の穴はムレ足だった私にぴったりだし、たっぷりしたやわらかめのインソールのおかげでソフトな歩き心地。それに、ちょっと平たい感じのシルエットがなんともかわいくて、一時はこればっかり履きまくりでした。
と、そんな最愛のSpringCourtを何と20年ぶりに購入(オッサン炸裂)。それがこの白G1 LO CUTです。白はなぜか初めてなんですが、某ブルータスでいい感じの白スニーカーコーデを見まして、秋冬はまたまたプレッピー崩しでもやったろか、と思ったのがきっかけ。ま、それもともかく、ここ数年またちょっと流行ってましたし、根城みたいになっているオッシュマンズで扱っているのを見て、ポイントがたまったらひとつ買うべ〜と思っていたのです。久しぶりに足を入れてみると、何だか前よりも履き心地がさわによくなったような印象。カッコよすぎない感じのシルエットもやっぱりツボです。また、付録というか添付されているあれやこれやの刷り物がどれもこれもまぁー見事にオサレで、2,000円くらい得した気分。この刷り物が欲しくて買っちゃう人いるんじゃないかな? メンズはもちろん、レディスもありますよ。
さてさて、SpringCourtと言えば、The Beatles『ABBEY ROAD』のカヴァーで、メンバーのあの方が履いている・・・・・・ってのが最大最高のウンチクなのは有名な話(CDのサイズじゃよくわかんないけど)。4人のうち1人は車のナンバープレートとか裸足で死亡説が流れたわけですから残るは3人・・・・・・さて誰でしょう? と、そんな話も楽しいスニーカーなのでした。
ふなふな@こういうのはE-330で撮ってます
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