歯と歯茎で歯と歯茎を磨く
財力の限り歯ブラシの新製品は試しているヒビコレ健康部ですが、久しぶりに個性的なブラシを手に入れました。それがこちら、シュミテクト エナメルプロです。1本買ってみたらとってもよかったので、いぬいぬ氏も導入済み。
寄る年波には勝てず、ここ数年はテクニカル指向?な製品よりも、とにかく当たりの柔らかい歯ブラシを選んでいるのですが、その中でも相当にソフトな逸品です。
そのヒミツは独自の構造。ピンクの部分が熱可塑性エラストマーでできていまして(とっても軟らかい)、それを白いポリプロピレン樹脂のフレームで支える仕組みになっているのです。ちょうど靴のシャンクみたいな感じと言えばよいでしょうか。手で持って力を加えてみるとよくわかりますが、ヘッドがいろいろな方向によく曲がるんですよね。これによって、歯にぴったり沿うようなブラッシングができるというわけ(だそうですが、ホンマかいな?)。
また、ヘッドの外側が軟らかい素材のため、口の中でも使用感がいい。さらに、ハンドル部分にかけても同じく「エラストマー&PP」の複合構造になっており、ぐにょーんと、よくしなります。ブラシ部分は私の好きな「飽和ポリエステル樹脂」。ナイロンのものよりも、これまた当たりがソフト(なのが多い)なんですよね。
ま、それもともかく、このデザインが好きだわ〜。モチーフはどう見ても「歯茎と歯」なわけで、ドイツ製らしいクールな押しの強さを感じます。価格は400円前後と高価ですが、見た目もフィーリングもかなりの高インパク製品。歯ブラシを購入するとき、各部の素材構成を欠かさずチェックしているようなヒマ人のあなた、ぜひどうぞ。
@ぷなぷな
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