« 杉養蜂園でペロペロやってきました | トップページ | ストラップも切れそうなカタログ12kg »

ギボシチューン、ふたたび

Se110_giboshiカナル型のイヤフォンって難しいな・・・・・・とまたまた実感。というのも、昨年から使っているSHURE SE110、買ったときは「何じゃコレ?」って感じでずいぶんガッカリしたんです。それまでメインだったのがあのハイまでシャキーンっと伸びたATH-CK9だったりするからローは締まりがないしハイは出てないしなんだか「鼻づまり」みたいな音。少しでも良くならないかとイヤチップをとっかえひっかえ、しまいには友人Y君と物々交換(YMOのCD&乾燥パスタ)でSE-110には添付されていないトリプルフランジ・イヤパッドまで調達してみたのですがこれが困ったことに最悪の音質。どうやらSEシリーズ、ソフトフォーム・イヤパッドが一番音がヨイのです。開口部の材質と大きさがその理由ではないでしょうか。

 それならばと、開口部が大きく取れる他機種のイヤパッドを換装するという荒技に挑戦。懐かしのギボシ改造(知ってる?)を施してオーディオテクニカのFineFitタイプとかSHURE e2cのイヤパッドを移植してみたらいい感じで、高域が少しスッキリしました(耳垢ちょっと心配だけど)。さらに、ある日装着しようとしたら、今までよりも耳道の一段奥まで「コクッ」っと入って、見違えるように豊かな中低域が出てきたからビックリ。結構なカナル歴の私ですが、きちんと挿入できていないと設計通りの音は出ないという同型の怖さを思い知った次第です。ソフトフォーム・イヤパッドではあそこまで入らなかったんですよね。

 そんなこんなで、それ以降はすごーく気に入って愛用中のSE-110。やっぱりちょっとレンジは狭いけど、中域の表現力にすごくいいところがあって、5フレット前後で動くベースギターのフレーズとか、タムのフィルインとか、古めの録音のいい小編成ジャズとかがものすごく気持ちいい。反面、スネアはスナッピーの響きが弱くなるし、女性ボーカルはちょっと老け声に。でも音楽的には気持ちよくて、しかも聴いていて全く疲れません。なかなか大人の音作りだなと感心しました(なわけで、ドンシャリなのが好きな人は全くオススメしません)。

 でも、さらにちょっと余談になるんですが、バランスドアーマチュア型のシングルドライバだと、あんまりマトモな音が出ないんじゃないかなという疑問も湧いてきました。SE110はエンクロージャー形状で中低域を少し膨らませるかわりにバランスドアーマチュア型の持ち味であるハイの伸びをある程度捨てているように思えますし、CK9は高域はビンビンに伸びているけど、ふくよかさはあんまりないんですよね(タイトでよいけど)。バランスドアーマチュア型でフラットな特性と迫力を両立させるには、シングルユニットの素性では相当難しくて、やっぱりドライバを2つ以上搭載したものになるのかな(となるとそんな高価なものは買えないので私には縁がない。SE310、SE420はぜひ試してみたいけど)。これに比べれば直径11〜13mmくらいのドライバをきちんと組み込んだフツーのダイナミック型が出す音は遙かに自然という気がしたりして・・・・・・。たまにE2CとかオーディオテクニカのCK5、古いですが同C51なんてのを使ったりすると「こっちの方が自然じゃないの?」って思ったりするんですよね。でも、バランスドアーマチュア型って独特のきめ細かい描写力があるし、長時間聞いていても楽な感じがするしなぁ〜と、ヘッドフォン探訪は今年も続きそう。


 ちなみに、最も注目しているのはオーディオテクニカのATH-CKM50です。ダイナミック型ドライバ/カナル型ではかなり大きなダイアフラム。実売価格アンダー5,000円ながら期待できそうな製品。オーディオテクニカは全体的にフラットな音作りでわりと信頼しているわたくし。質感はいいし装着感も悪くなかったので、ポイントがたまったら買っちゃいそう・・・・・・。

オーディオテクニカのATH-CKM50、黒はこれ。
オーディオテクニカ 密閉型インナーイヤーヘッドホン ATH-CKM50 BK
赤もカワイイ。
オーディオテクニカ 密閉型インナーイヤーヘッドホン ATH-CKM50 RD
白は清楚なアナタに♪
オーディオテクニカ 密閉型インナーイヤーヘッドホン ATH-CKM50 WH

<さらに以下、いぬいぬ氏が夜なべして貼ってくれたリンク集(笑)>


▼CK9、クラシックとか生楽器系にいいんだよなぁー。スティーリー・ダンとかにもいい。新しめの録音の女性ボーカルものとかもいいんだよな。
密閉型インナーイヤーヘッドホン ATH-CK9 BK

密閉型インナーイヤーヘッドホン ATH-CK9 WH

▼発表からずいぶん時間が経ちましたが、ダイナミック型ドライバのカナル型ではひとつの完成形じゃないかな……ってのがこちら。ロックにぴったり。レニー・クラヴィッツの新譜とかに合いそう(まだ買ってないけど)。
SHURE E2C-J ヘッドフォン(クリアー)


▼目下のお気に入りはコレ。上下レンジを欲張らない、いい頃合いのフルレンジスピーカーみたいな感じ?
SHURE 高遮音性イヤホン・ブラック SE110-K-J

SHURE 高遮音性イヤホン・ホワイト×グレー SE110-J

ぷなぷな@ま、あくまで好みは人それぞれなんで読み流してください

|

« 杉養蜂園でペロペロやってきました | トップページ | ストラップも切れそうなカタログ12kg »

コメント

>marimitakoさま
いやーERは海外のレビューでも評判いいみたいなんですよね。
で、SUPER.FI-5 PRO。これまさにドライバ2本でしょ。。
BAのドライバ複数タイプは、たぶん別世界なんじゃないかと
思ってます。
私はちょっと手が出ないんですが、
ぜひ買ってレポ聞かせてください(笑)。
やっぱ金かぁー(´з`)

投稿: ぷなぷな | 2008/02/09 18:23

話の腰を折るようでなんですが・・・、
バランスドアーマチュアのULTIMATE EARS SUPER.FI-3 STUDIOを現在使用中。
自然な鳴り方がいいのと、コードを耳に引っかける方式(アナウンサーとか、スパイなんかがやってるみたいな)なので、イヤチップへの負担が減ってラクチンです。特にSHUREは、チップが大きくて違和感があったので、元には戻れない感じです。
その上のSUPER.FI-5 PROが、ちょっと欲しくなってます。(さらにその上の、Triple.fi 10 Pro、4万ウン千円は、もっと欲しいのですが。)

やっぱり世の中「金」で解決です。

投稿: marmitako | 2008/02/09 00:31

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 杉養蜂園でペロペロやってきました | トップページ | ストラップも切れそうなカタログ12kg »