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中学生とか高校生の頃に愛聴していたハードロックのアルバム5枚

6a09d809_1Van_halen__fair_warning26a00d8341c2b8053ef00e54f3f164988348744661fpp6datel_ss500__3正月にBSでロニー・ジェイムス・ディオ時代のレインボーのライブをやっていて、それ見て年賀状書いていたら(細かい事情は割愛)ハードロックに出会った頃のことを思い出しました。当時の私にとってラウドなロックといえば、ビートルズの「ヘルター・スケルター」くらいで(この曲はThe Whoを意識したものらしいけど)、あれですら「なんか不良っぽい・・・・・・」って感じていたから以下に書いたアルバムがどれほど新鮮だったか。なわけで5枚(と言いつつまだ全部思いついてない)。

(1)Difficult to Cure/Rainbow
YMOとビートルズばっかりだった中学生のとき、このアルバムに収録された「Spotlight Kid」を聴いたのがちゃんとしたハードロックとの出会いでした。今でも友達にレコード借りたときの様子を覚えてるくらいだからいかに衝撃的だったか、わかるってもんです。特に度肝抜かれたのがソロのところ、

・・・・・・熱心に書いていたら文字量増えて暑苦しくなってきたので 続きはこちら

本気で人間が弾いているとは思えなかったんですよ。よく考えていたら当時の自分にとってなじみのあったクラシックの世界ではいくらでも速いフレーズがあるのに、異なる楽器のユニゾンってのが理解できなかったんでしょうな〜。んでレインボーですが、今でもたぶんいちばん好きなハードロック・バンド。何といってもやっぱり曲がいい。どのアルバムもハズレがない。ボーカリストがみんな個性的。リッチーって超ド級のワガママ人間だと思っていたけど、弾きまくりというよりはアンサンブル至上主義者って感じがする。歌のバックのフレーズもうまいんだよなぁ〜。

(2)Fair Warning/Van Halen
ヴァン・ヘイレンのアルバムではこれが一番好き。なんかLAのアンダーグラウンドな香りが残っているというか、リフの完成度、アンサンブル、曲のダークなトーン、アートワークなどなどがとにかくイイ。なんつっても冒頭のタッピングによる特殊奏法ですよね。必死でコピーしたけどとてもあんなふうには弾けませんでした。「Unchained」とかのリフも本当にカッコいい。LAの地元で聞いた話ですが、エディはガキの頃に楽器店でギター試奏しているときからとんでもなく上手かったそう。実際、バッキングもソロも音の粒立ちとかギターの音色そのものとにかく素晴らしい(歪み具合も美しい)、フレーズも歌ってる。偉大なギタリストだなぁ〜。

(3)Blizzard of Ozz/Ozzy Ozbourne
ハードロック/メタル系のギタリストでは3指に入るほど好きなのがこの人なんですランディ・ローズ。時はまだイングヴェイ登場前夜、はっきりとクラシック・ギターの影響を感じさせるフレージングが新鮮だったなぁ。実はかな〜り熱心にコピーしました。「Blizzard of Ozz」は数年前にリマスター盤を手に入れて再び愛聴中、今の耳で聞くとリズム感があんまりよくない印象だけどいいプレイ連発。オジー&ランディの2枚のアルバムはホントに名盤だわ。

その後ひとり盛り上がって「Diary of a Madman」リマスター紙ジャケ購入(笑)。久しぶりに聴いて死ぬほど感動した。

(4)Michael Schenker Group/Michael Schenker Group
当時は普通に「Armed and Ready」「Into the Arena」あたりをコピーしていたくらいなんですが、数年前に最新リマスターを聴く機会があってじっくり鑑賞してみたらすごい完成度のアルバムだったと感心。曲が粒ぞろいだしギターもイイ。この人のアルバム、他ではボネット様の入ってるやつくらいしか聴いたことがないんだけどどれがオススメ?やっぱりコレ?

(5)Live in Japan/Deep Purple

迷ったけどやっぱりもう1枚はこれかなぁー。あらためて夜中に爆音で聴き直してみたけど、バンドがいちばん強烈にドライヴしているころの演奏がそのまま収められ、まさに神懸かり的な演奏としか言いようがありません。オープニングのざわざわした感じから「ハイウェイ・スター」に流れ込んで行くところ、「スペース・トラッキン」が終わって一瞬、シーンと静まるところまで凄まじいテンション。ここに収められているテイクを聴いちゃうとスタジオ盤がAORみたいに聴こえる(笑)。ディープ・パープルの最高傑作はこれじゃないでしょうか(というか、数あるロックのライヴ・アルバムの中でも最高の1枚でしょう)。こういうのはやっぱりスピーカーで聴かないとね、てへへ。

というわけで、大学時代の私はジャズ・プログレ沼にハマっていくのでした。あと、ここでは書かなかったけど、最もコピーしたギタリストの1人はスティーヴ・ルカサー。TOTOのファーストから4枚目まではとにかく高校生の頃によく聴いた(実は今でもよく聴くw)。

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コメント

>ものものさま
そっちもいけるんですか(笑)。知らんかった。
私はちょうどその後のパンクへ行かず、プログレ経由でニューウェーヴです(汁)。
なので、ガンズは通らず。ニルヴァーナも後日。はははは
LAメタルの頃はブリティッシュロック界隈!?
いや、たとえばポリスとかジャパンとかウェザー・リポートとか。
ま、そっち系は書くとキリがないので、今回みたいなネタに
逃げてると、そういうわけです(笑)。

投稿: ぷなぷな | 2009/01/25 00:12

ランディ・ローズ!
中学の頃はLAメタル花盛りな時代でしたが遡ってオジーの2枚大好きでした。
後にでた「トリビュート」でしたっけ、ライブ盤も聴いたなァ。

「ヘルター・スケルター」は多分モトリークルーで知ったんだと思います。
ビートルズだと「レボリューション」もハードロックしてて好きだったっす。
アルカトラズの1stも持ってましたよォ。
スゲェ速弾きィ〜って(笑)

高校になるとパンク方向に流れましたが、ガンズとかホワイトスネイクとかも聴いてました。
懐かしィなァ。
多分私、ぷなぷなさんよりチョイ下なんでしょうね。

投稿: mono-mono | 2009/01/24 22:14

>yadorihamaさま
どもこんちわー。そうですか、そっち系もイケるクチですか!
んで、MSGですが、わたくしも同じように思い込んでいたんです。
ところがなーんと、これが全然いいんですよね。
アルカトラズの1stとかだと、ちょっと流行っぽい音が入っているせいで
若干ダサく感じたりしてますが、MSGは感動がそのまんまいい音で蘇りました(笑)。
で、シェーバーですが、実はブラウン諦めて、フィリップスのウェットシェーブのにしたんです。近いうちにアップしますがデザインはともかくこれがなかなかオモロイ。。。

投稿: ぷなぷな | 2009/01/24 00:31

以前コラーニの記事にコメントした者です。ブラウンのシェーバーにコメントし損ねたところ、またまたスルーできない記事が…。

マイケル・シェンカーは、中高生の頃によく聴きました。実家の何処かにレコードが眠っている筈です。こういうのって、今聴くとチープだったりするのかと思いましたが、結構聴けるみたいですね。ツタヤにあれば久々に借りてみてもいいかな。
他のアルバムだと「Assault Attack」なんかが当時は好きでしたね。グラハム・ボネットはやはり上手いですし。あとはUFOの「Phenomenon」とか。レインボーでは「Rising」の重い音が好みでした。
私のハードロック初体験は、中学の頃に深夜放送で聴いたディープパープルで、その後レインボーやマイケル・シェンカーに流れて行き、ビートルズなどを聴くようになったのはずっと後でした。ホワイト・アルバムをちゃんと聴いたのなんか、実はつい最近。元ハードロック少年としては、「ヘルター・スケルター」は勿論お気に入りです。

ブラウンのシェーバー、私が使っているのは10年ほど前のモデルですが、すでに曲面多用の気配が出ています。本当は昔のように黒くて四角いのが欲しかったのですが。でも国産メーカーのサイボーグみたいなのよりはまだましかと思い妥協しました。ブラウンに限らず、最近はヨーロッパの家電にも日本製の影響が出まくりで、以前のように素っ気ないデザインを望む者にとっては残念なことです。むしろ無印の方が良かったり。

長文コメント失礼いたしました。

投稿: yadorihama | 2009/01/23 12:24

この記事へのコメントは終了しました。

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