WMF「グラングルメ」シリーズのユーティリティナイフ
あなたの宝物は?と聞かれてわりと早い段階に思い浮かびそうなのがこちら、WMF「グラングルメ」シリーズの包丁です。なんと、以前お仕事でご一緒させていただいた、とある料理研究家の方からいただいたもの。いや自分ではおいそれと買えませぬ。
とにかく、眺めていても手に取っても、そして切ってもただただ素晴らしいのひとこと。ごらんの通り、グリップ部分までステンレススチールでできていて、一体整形じゃないんですがまるでひとつのかたまりみたいに極めて美しい仕上げ。シャープな刃の部分、マッシブな(刀で言うところの)“はばき”、そして重量感がありながらもどこか優美なグリップという各部分のバランスが絶妙〜。んでこのグリップが手のひらに吸い付くようにぴったり収まるんですな。まるでカドのすっかり取れた流木を手に取ったときみたいな感じ。重量バランスもパーフェクト、もちろん切れ味も最高です。マッシュルームをスライスしたりクレソンを刻んでいるだけで幸せな気分になってしまいます。
んでこれ、ご存知の方も多いかと思いますが、イタリアを拠点に活躍している日本人デザイナー、蓮池槇郎(MAKIO HASUIKE)さんによるもの。どんなふうにしてこのプロダクトをデザインしたのか、ぜひお話を聞いてみたいほどです。写真の製品は刃渡り15cmもない小型のものなんですが、いつの日かこれのサイズ違いを買うのが夢です。
@ぷなぷな
蓮池さんの作品に興味を持った方、こちらでもぜひ見てみてね。スバラシイです。
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