オペラシティでやってる「6+アントワープ・ファッション展」に行ってきた
マルタン・マルジェラ大好きなもので(持ってないけど)これ行ってみました。6+アントワープ・ファッション展。点数はそれほど多くなかったけど、実際の作品やアーカイヴのビデオなどが見られて面白かった。個人的にやっぱり別格なのはマルタン・マルジェラなんですが、あれにプレタを任せたエルメスの度量はやっぱりすごいなと思ったり。例の白衣はオートクチュールの作業現場から来ていたんですね。つい先日、CHANELのドキュメンタリーを見たばかりだったのでほほーって感じでした。
そのほかでいいなと思ったのはDRIESVAN NOTEN。逆に苦手意識を再確認してしまったのがRAF SIMONSで、なんだかわかんないけど上着の造形が苦手。ジルサンダーも同じような形になったので苦手になっちゃいました。じーっと見てみたんですが、シャツとテーラードジャケットの襟~肩のラインがどうもなんか私の好きな服と違うみたい!? ま、どうせ買えないので影響皆無なんですけど、そういう再確認もなかなか面白いもんです。イノセンスな感じがダメなのかしらん。自分が汚れてるからww
さて、入場料は1,000円。ちょっと高いよね~と思っていたんですが、同時開催されていた阿部岳史さんの展示(ひとつ上のフロアでやっていてそのまま見られる)が非常に素晴らしかったので取り返した感じ。言ってみれば現実のロービット・サンプリングみたいなもんで、その手法(デジタイズ)自体はハイテクなんだけど、再構成の手法が超アナログってところが素晴らしい。どちらかというとこっちに感動して帰ってきました(笑)。
@イヌプナ
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