早速見てきたAVATAR(スゴかった)
土日は絶対に混んでると予想したので24日にむりやり見てきましたアバター。率直に凄いと思った。
3Dものはあのトリップ感がもともと大好きでIMAX行ったり、スーパーマン・リターンズも3Dで鑑賞したりしていましたが、たしかに、これは映画の転換点になり得る作品だと思いました。「あの作品を3Dでリメイクしたら……」と、たくさん頭に浮かんでしまいましたからね。これまでの3D作品がどちらかというと、こっちに飛び出してくるビックリ効果を主体にしていたのに比べ(懐かしのキャプテンEOとか)、この作品では画面の奥行き感を増すことを主眼にしていて没入感を高める効果が出ています。最初の無重力シーンからしてオオッって感じですし、あのファンタジックな世界(宮崎ワールドそのものすぎて苦笑するほど)を描く上でその効果はまさに絶大です。
でも、ちょっと穿った見方をすると実はジェームズ・キャメロン、3Dを使って戦闘シーンが描きたかったんじゃないかな。それほど後半のシークエンスは凄いの一言。実は私、前半ちょっとダレ気味だったのですが後半の圧倒的なド迫力には完全にやられてしまいました。バンシーに乗ったナヴィとの空中戦、ミサイルの発射から着弾、破壊される森の描写など、まさに3Dならではの超臨場感あってのもので、これはもう実際に体験しないといくら書いても無駄。自分ではほとんどやんないのでエラそうなことは言えないのですが、家庭用の3D市場はゲームから立ち上がるに違いない、と確信してしまったほどです。まぁとにかくウェポンの扱いはさすがで、VTOL機の発進前にエアインテークのカバーを外す作業がわざわざ描写されているのには笑いました(かの星にバグが多いということを強調しているのかな)。あそこを見ても、キャメロンの戦闘シーンにかける意気込みはなんだかわかるような気がします。
ということで新しいもの好きの方にはぜひ見て欲しいのですが、最後に気がついたことをいくつか。
・3D上映必須です!
・IMAXと通常3D(XpanD?)の2タイプで上映されているみたいですが、通常3Dだとちょっと画面のデカさが足りません。ので、思い切って前の方に座ることをおすすめします。
・液晶シャッターのメガネですが、うしろにドローコードみたいなのが備えられています。見るときはこれを調節してしっかり固定しないとダメ!
・宮崎駿やら押井守オマージュはもちろんですが、ドリフも入ってるみたいです。志村けんの白鳥みたいなシーンと、その直後に「オイッス!」というセリフあり。
ぷなぷな@デートムービーとしても問題なしですよ
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