これほど鬼のように流行ると今さら紹介するのがトホホなんですが、使ってみたらとても優秀で「こりゃ売れるのも当然じゃ!」と納得してしまったのがクロックス様です。今回は屋外でブツ撮りしてみました(W41CAです)。
もともと、ベランダ履きにしようと思っていただけで、使う前は「デザインのかわいい、ただのサンダルなんでしょー」と思い込んでいたんですが、靴としてなかなかのハイパフォーマンス。まず歩き心地がいいですし、もちろん軽量だし、通気性はいいし、フニャフニャした感じもなし。普通に長距離歩けちゃうのでビックリしてしまいました。また、ヒールストラップが非常にうまく設計されていて、普通のサンダルみたいにスポスポ脱げたりする感じが皆無なんです。
なお、オプションでベルクロアジャスタ付きの「ターボストラップ」が売られていますが、絶対これに付け替えた方がいいと思います。私、裸足とちょい厚めの靴下という2種類のコンディションで履いたのですが、調節するとさらに快適になりました。特に坂道などで効果的だと思います。もちろん足首のサポートとかが無いので、勾配は基本的に不向きなんですが、それにしてもこれほど「使える」とは……見くびっていてゴメンなさい。
ということでムチャ気に入ってしまったため、ちょっとした旅行とか山に行かないキャンプだったらこれ1足で済ませちゃうことに決定。南のリゾート系海外旅行なんかにはもぉーピッタリじゃないかな。
@ふなふな
ちなみにバカ売れしすぎでOD-BOXとかオッシュマンズは泣けるほどスカスカですが、渋谷の明治通り沿い釣具店「S」が驚異的な在庫量です。どこだかわかる? あの、品揃えはいいけど、肝心のリールが結構ポイント対象外であんまり高いものを買わない「S」です。……って説明が個人的すぎ(´Д`) とにかく前を通ったらドバっと展示してあってすぐにわかるのでおすすめ!
* なんか、事故報道があったりしたので大きなお世話ですがいちおう追記。別に擁護するわけじゃないですが、私が目を通した何種類かの報道だと、情報量が少なくてクロックスそれ自体に構造上の欠陥があるのかよくワカランというのが正直な印象です。だいいち、メディアの報道を丸飲みにする純朴な人が多すぎ。丸飲みだけならいいけど、そこからさらにバイアスのかかった情報をアウトプットするオッサン、オバハンがいたりするから困りもの。この手の「わかりやすい」報道に出ているパラメーターは、いちおう読み替えを試みるのが大人の常識!
たとえば、「3カ月で40件の事故」という数字ですが、これがどれくらい「とても多い」のかいまいち不明。ちょっとググってみたところ、エスカレーターの事故は都内だけで年間1,000件も発生しているそうです。そのほとんどは単純な転倒事故だそうですが、子どものゴム長靴が巻き込まれる事故は日常的に発生しているとのこと。
他の靴における事故の発生状況がどうなのかという情報も出てませんよね。トウガードのないサンダル、ラバーのゴム長靴、各種スニーカーなど、履き物なんていくらでも種類があります。これらで、巻き込み事故が発生したときの怪我の状況や頻度などは?
エスカレーターがある程度危険なものだという認識は蚊帳の外?人間を軽々と運搬できるほどの大きな力で、金属がわずか数mmのクリアランスで稼働してるんですから、端の部分に立たないのはアタリマエ。ほかの靴でもエスカレーターの使用法を誤ればそりゃ巻き込まれるでしょう。
クロックスやウォルディーズなどと、激安で売られているパチもんが特に識別されていないのも謎を残します。材質や構造上の差異があったら?
というわけで、思考のシンプル人ならいくらでもミスリードできそうな(笑)情報の偏った報道がほとんどなので、クロックスそれ自体に欠陥があるのかどうかはよくわかりません。材質が柔らかいから巻き込まれやすいのはたしかにそうかもしれませんし、大流行ゆえにトラブルが目立ちやすいのも事実だと思います。私がユーザーとして思い当たったのは、サイズがデカめなので、普段の靴の感覚よりもエスカレーターの端に近くなっちゃうのかも?ってこと。とにかく、もうちょっとフラットな報道がなされれば、より正確に注意が喚起できて有益だと思うのですが。
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