ワインの味が落ちないふにゃふにゃ水筒

Pratypus_preserve

 アウトドア界隈ではふにゃふにゃ水筒とかちゅーちゅー吸い口付き水筒でおなじみのメーカー「プラティパス(カモノハシの意)」が出しているワイン用の保存水筒「プラティ・プリザーブ」(Amazonでも売ってます)を購入してみました。これたしかにいいみたいですよ、私の味覚では。
 酸素透過性の低い、多層構造になったポリエチレンフィルムでできたワイン入れ。飲み残しをこれに入れ、中の空気をできるだけ追い出して保存すれば酸化を防ぎ、味の劣化を抑えるというシロモノです。下記商品説明コピペ。

栓を開けたワインのテイストを落とさずに保存する方法は唯一、空気に触れさせないことです。プラティ・プリザーブに飲み残しのワインを注ぎ、完全に空気を絞り出します。そして空気が入らない様にキャップを締めることでワインを数日後、いや数週間後でも楽しめるかもしれません。アウトドアの市場で「折り畳める水筒」として10年以上の実績があるプラティパスから生れたプラティ・プリザーブだけの手法です。この方法はガラスの瓶やグラスでは不可能です。

 私はお酒が一度にそれほどたくさん飲めないので、フルサイズのボトルなんか買った日には2ヶ月くらいかかることもザラ。コルクを抜いて2週間も経過したらもう別物!ってくらいスカスカの味になっちゃうワインもあるのですが(安物だからかもしれんけど)、これに入れ替えたらたしかに味の変化はきわめて少ないと感じられます。最初は半信半疑で、まぁ気分の問題ちゃうの~くらいだったんですが、こいつからグラスに注いで飲み残したのを時間たってから飲むと、まさにあの、ひと月くらい経過したスカスカの味がするのです。てことは、プラティ・プリザーブに入れてる限りは劣化が食い止められているんですよね、という判断でよかですわな。
 イマイチな点があるとすればやや注ぎにくいことと、注ぐときまるで輸血バッグ扱ってるみたいな感じがするところですが、冷蔵庫で場所取らないし何度も洗って使えるし、ちびちびワイン飲むにはおすすめです。もちろん、ワインいっぱい飲む人にも。驚くことに、これを使うようになってから味がおいしく保たれるため、酒量が増えてしまった私です。

@ぷなぷな

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西小山のおすすめ持ち帰り系「ひのき寿司」

P1010163西小山駅にはどちらの出口方向にも庶民的な商店街がありまして、100キンなどと並んでお約束のように大手チェーンパック寿司店が店を構えております。うちもときどき利用してまして、ぺろーんと昆布&大葉の挟まった鯖棒とか大好物。んが、帰りが早くて店頭に品物があったら迷わず行くのがこっち、ひのき寿司さんです。おっちゃんとおばちゃんがやってる小さな店です。

 実は昨日、珍しく早い時間に前を通ったら初めて見る海鮮丼(30%OFF)がありまして買ってみたところやっぱりおいしくて紹介したくなってしまったのでございます(あっという間に食べちゃったので割り箸の写真しか掲載できませんが……)。何がいいって魚の味がするところ。メジャー系のパック寿司とか、都内の激安回転寿司って何がどうなったらああいうプラスチックみたいな感じになるんだろう?とぱくぱく食べつつも不思議になってしまうくらい、ちゃんとした味。市場で買ってきた魚の切り身の味(そのまんま)っていうのかな〜。食べたことがなかったいぬいぬ氏に「ちょっと食ってみて」と試食してもらったら全く同じ感想でした。「魚の味がする」って。しかも別に高価な寿司ってわけじゃないんですよね。
 ふだんはなかなか閉店前に地元まで戻ってくることができないのでここで買える機会は多くないのですが、応援しているお店のひとつです。これからどんどん暑くなってナマモノ扱うには大変な季節ですががんばってください〜。

@いぬぷな

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高尾山、死の彷徨

P3223738丹沢方面でハイキングする予定だったんですが急遽女子ゲストが参加することになり、それでは高尾山でゆるゆるしましょう……と、ゆるゆるどころか思いっきりダラダラしてきました。

 基本的には城山まで行ってお湯沸しておしるこ。途中適当に団子とソフトクリーム。土産買って4号路で降りてから蕎麦……というプランだったのですが、なんか富士山ばっちり見て途中でおみくじとか引き倒しているうちに面倒になってしまい、登りも降りもケーブルカー駆使&舗装路、蕎麦食ってコーヒー飲んでだらだら楽しんでしまいました。まぁ4号路も6号路も倒木で通行止めだったし。いちおうフィールドテストとして、いつもORパリセードジャケットの背中が結露しているいぬいぬ氏に、初のソフトシェル、しかも名品の誉れ高いMHWシンクロジャケットを支給したのですが、あまりにも運動量が少なすぎて効果を実感していただくことはできませんでした。「なかなかいい感じ」とかほざいてましたが、吹雪の中セルフビレイ取ってるMHWのフィールドテスターが聞いたら臍で茶を沸かされそうです。


 さて蕎麦ですが、道路を渡ったところにある割烹 橋本屋さん。雰囲気いいしとろろ蕎麦もうまかった。とっても上品な味。蕎麦のあとはすぐお隣の和菓子屋さん、有喜堂本店に移動しまして、庭の見える座敷で饅頭とコーヒーで1時間以上うだうだうだうだ。ゲストのRさんは某けっこういい値段がするドメスティックブランドのデザイナーさんでして、業界の裏話をいろいろと聞かせていただきました。いやー面白かった。そのほか団子、濃厚ソフトクリーム、行動食の干し芋、チョコなどももちろん食いまくりで死ぬほど腹いっぱい。また行きましょう、Rさん。

@ぷなぷな

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下戸でもいけるぜ博多練酒

Hakata_nerisake基本的にうちは下戸なので、ワイン1本に2ヶ月くらいかけて味落ちまくりとか日常茶飯なんですが、これは珍しくいぬいぬ氏がひと月ほどで飲み切ってしまいました。九州は博多のお酒、その名もそのまんま「博多練酒」。知らんかった!
 武蔵小山の駅からPALMに入ってわりとすぐ右側にある酒屋さんにときどき行くのですが、棚のいちばん下に紙箱入りで陳列されていたこのお酒、トロリとにごった感じがいかにもおいしそう。「いやしかしコレ、うまそうだけどかなり強いんだろうな〜」と思いつつ手にとってみると、アルコール度数3度と書かれており、説明も甘口な感じ。原材料は米、麹、そしてもち米。おおっこれはもももももしやとピンときたので購入し、帰ってさっそく飲んでみたら甘酒にちょっと日本酒を入れたようなほんのりおいしいお酒で、ベロンベロンに酔っ払う感じはなさそうだし、確かにもち米っぽい、じつにいい塩梅のとろみ感がクセになる感じでした。
 ググってみたところ、なんでもめでたい席などで使われるお酒だったりもするようで、商品説明によると"戦国時代には出陣の景気づけに飲まれ、その後もおめでたい三三九度や、正月をはじめとした五節句などに用いられた多町衆の祝い酒です"とのこと。パッケージもこんな感じで白無垢っぽいというか鶴みたいというか、素敵なんですよね。
 入手どれくらい困難なのか、どこでも売ってるのか謎なんですが、とりあえず近日中にもう1本買ってみたいと思います。わが家の定番入り確定でございます。

ぷなぷな

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大岡山のドイツパン専門店「ショーマッカー」

Sdim0196いつも武蔵小山とか学芸大学方面で済ませがちな食材買い出しついでのご近所ランチ、たまには気分を変えてみようと環七を越えて大岡山方面まで足を伸ばしてみることにしました(特にあてもなく)。あいほ〜んで現在地を確認しながら思いっきり適当に歩いていたら、駅からわりと外れたエリアに、一見してツボな感じのパンやさんを発見。看板には"Die Biobackerei Schomaker"の文字が。ん?ドイツパンの専門店!?だとしたらめっちゃ嬉しい、、、

 で、昼飯と買い物済ませて突撃したのが写真のショーマッカーさん。やっぱりドイツパンの専門店でしたよ〜!店内には見ているだけでライ麦パン独特の味を想像してよだれがじゅわーと出てきそうなおいしそうなパンがゴロゴロしております。もうこの時点でガッツポーズな感じ。ナッツの入った高比重系のをひとつ買うことにしました。さらに、まるで作り物みたいに?ちょー美しいブラウンに焼き上がったパンタイプのプレッツェルもありまして、プレッツェル死ぬほど好きな私は迷わずトレイ載せ。んで、お会計しようとしたらレジ横にハードタイプのおつまみプレッツェル、しかもカイエンペッパー味!!なんてのがありましてこれも購入。おつまみプレッツェルは我慢できずに店を出てすぐに歩きながらボリボリ食べてしまいました……小学生か。そしてもちろんパンはすべてウマかった!ものすごく丁寧に作られている味。
 とにもかくにも、まぁまぁ徒歩圏内でドイツパンが安定供給されるという夢が実現してかなり嬉しいのでございます。ちょっとドイツパン勉強しようかな。ちなみにショーマッカーさん、通販もOKです。特に缶入りパンに興味津々。この手のが大好きな私、絶対にツボな味に決まってる、、、、


@ぶなぶな

いろいろと調べていたらこれがなんとドイツ「ショーマッカー」の「暖簾分け」だったんですよ。本国からショーマッカー氏が来日して開かれたイベントの様子がこちらでレポートされていました。

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武蔵小山を代表(おれ調べ)するベーカリー「nemo」

Photo私の中で今や「武蔵小山にnemoあり」というほどの存在感になっているお気に入りの店が写真のネモ ベーカリー&カフェさんです。オープンして2〜3年くらい?
 実はオープン当初に何度か買った記憶があったのですがそのときはそれほど印象に残らなかったんですよ。ふつーにおいしいって感じ。ところが今年になってプラっと買って帰ってみたらめちゃくちゃ美味しくて驚き、それからはしょっちゅう買わせていただいております。この場をお借りしてわが味覚の至らなさをお詫びしたいくらい……。特にハマってしまってずーっと買っているのは「タマイズミ」という小麦を使ったパン。今日も買ってきた!

 ここのパン、おいしいんですよね〜。パンもいろいろあって華やかなのとか懐かしい感じのやらお店の個性が出ますが、ここのは小麦うま〜な感じなんです。料理にものすごく合う。山形の食パンとかレザンとかバゲット、クロワッサン、チャパタ、ライ麦系、バターロール、フォカッチャとかベーシックなのは一通り買いましたがどれもこれも素晴らしい味です。
 そして恐ろしいのが甘い系のパン。中毒になるのが怖くてあんまり買ってないのですが、ときどき買ってみるともうれつにうまくて、食べながら「クソーもうデブでもエエ」とつぶやいてしまうような感じ。さらに恐ろしいのがひっそり並ぶ焼き菓子系。たいてい1〜2種類、季節物のタルトとかパイみたいなのがあるのですがこれがまぁーそこらのパティスリーを蹴散らすような極上っぷりでございます。焼き具合も甘さもフルーツの仕込みも完璧。スポンジ生クリーム系に手を出してないところがなんだか信頼できたりします。あーそうだ、ラスクもめっちゃオイシイです。
 さらにエエのが店内にカフェスペースが設けられているところ。コーヒー頼んでパンをぱくぱく食べてもいいし、ワインをとっておつまみと一緒に一杯やってもイイというわけ。てことでわが家、武蔵小山で好きなのはココと、前に書いた「サーカス」さん。タイプはかなり違うけどどちらもよいお店です。

@ぷなぷな

 

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駒ヶ根の素敵なパティスリー「takemoto」

Takemoto_komagane遠くに素晴らしい山並み、その手前は写真下のような所謂シャッター商店街。平日夕方ということもあるんだろうけど人通りは少なくて名物ソースカツの看板もどこか寂しく、駅のキオスクも10月28日に閉店とか書いてあるしなぁ〜とやや切ない感じの界隈でしたが、そんな中に素敵なパティスリーがあったんです。それがこちら、駅から歩いて5分くらいのところにあるtakemoto(竹本)さん。発見したときは「やった!」って思いましたよ。

 ご覧の通り、上品な和洋折衷の店構え。店内も長く営業していた和菓子店をきれいにリフォームしたとおぼしき素敵なインテリアでコーデされており、品揃えは洋菓子、和菓子がいい具合にガラスケースに収まっております。きれいに皮の焼けたどら焼きもあれば、クリーミィなモンブランもあるという感じ。
 そんな店内には、甘いものに興味など無くても思わずお得意さんになって毎日通ってしまいそうなほどキュートで明るい若奥様と、いつまでも世間話をしていたくなっちゃいそうなそのお母様(お義母様?)が。おいしそうだったのでいろいろと買い込みつつ、辛抱たまらず店内のいすに座って食べさせてもらい、新宿へ向かうバス待ちのひととき、いろいろと世間話に花を咲かせたのです(シャッター商店街を憂いたり)。持ち帰ったどらやきも、実にうまかった。上品なあんに芥子の実(たぶん)が入っていてプチプチなんです。これにはやられたと思いました。

 新宿からバスで4時間ほどと、えらい遠くもなければ近い感じもしない駒ヶ根ですが、なんつってもキャッチが「アルプスがふたつ映えるまち」なんて素晴らしすぎじゃないですか。できれば冬の間に、そして春にはぜひまた行きます(今度はぱっつんぱっつん対策を施して上まで行きます)。takemotoさんにはいろいろとお世話になっちゃったのでお土産持っていきます。ありがとうございました、ととりあえずお礼を〜。

@いぬふな

Komagane

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和ドライフルーツもここまできた

Photoこのところ(ナチュラルローソンだけかもしれんけど)小袋ドライフルーツが豊作な気がします。マンゴー、クランベリーなんていうドライフルーツは昔からポピュラーだったけど、レモンピールを砂糖で甘く煮たやつとかも普通に買えちゃうし、この夏は和ものがいっぱい出てましたな。甘夏とかゆずなんて、あまりにうまくて狂ったように食べましたよホンマに。で、今朝またまたナチュラルローソンのドライフルーツコーナーみたいなところを徘徊していたらなんと、こんなのが出ていたので思わずゲット。「かぶちゃん農園の ひとくちほし柿」。そう、ドライフルーツ世界は秋に突入なわけです。

 このかぶちゃん農園ですが、どうやら長野の名産「市田柿」界隈の大物みたい。左記のウェブサイトにはこれでもか!ってくらいのメニューが揃えられております。んでこいつの味はひじょーに上品で甘ったるくなく、「柿は好きだけど干し柿はあんまり……」なんていう人でもおいしくいただけそうな感じ。おいしゅうございました。ま、干し柿を細かく刻んだだけでしょ、といえばそれまでなんですが、これまた話題になったのも記憶に新しいドライ生姜に続いて話のネタとしてはなかなかインパクトのある商品です。ドライフルーツ好きな方はぜひ一度。200円オーバー、ちょっと高いけどね……。

ぷなぷな@甘すぎないので和食に使えそう。煮物にこっそり隠し味で入れたり、あえもののアクセントにしたり。イヤーン発想が乙女

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平和通り商店街のお気に入りmarchand de légumes

Yaokin目黒本町には、ずいぶん遠方からもプロの料理人が仕入れに来るという大きな市場があって(平和通り商店街セブンイレブン裏)、よく買い物に行きますが、ここもお気に入り。同じく平和通り商店街の「八百金」さんです。セイジョー隣。

 そこらのスーパーなどに比べて価格の安いのはまぁもちろんなんですが、やっぱり商品知識がある人に話を聞きながら買い物するのは楽しいもんです。その日お店に並んでいる野菜それぞれの味を分かって売ってますから、アドバイスがとっても的確(ま、当たり前なんですけど)。また、もし使ったことのない野菜に興味を惹かれたら、どういうふうに調理すればいいのかその場でいくらでも聞けちゃうのもよいところ。料理に慣れている人なら、たとえば基本的な下ごしらえとかポピュラーな味付けの情報があるだけでいくらでもバリエーションが思いつくでしょ。んで、これくらいのコンパクトなお店にワンシーズン通うと、季節の旬も身に付くような気がするんですよ。これ、釣りと同じような感じであります。ま、私はやっぱりこういう昔ながらの買い物スタイルが好きなんですよね。

 で、このところお気に入りは桶に入って売られている、うすい緑色をした枝豆豆腐。自然な味わいでひじょーにうんまい。あと、自家製のお新香がおいしいんですわ。「あららら、おにいちゃんお漬け物なんて食べられるの〜?」なんて聞かれたりしますが、ぜんぜん中年なんでばくばくいける私です。鮮やかな暗算、それから閉店間際のターボ値引きもステキです。

@ぷなぷな

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こりゃやばい、はまりそう、セブのドライグリーンマンゴー

G_mango_packjpgさっき「なちゅろー」ことナチュラルローソンに行ったら見慣れないドライマンゴーがぶら下がっていたので思わず目が釘付け……なななななんとこれ知らんかった、CEBUのドライグリーンマンゴー。

完熟になる前に乾燥させて加工したものらしいですが、商品の説明はデルタインターナショナルの通販@楽天見てちょーだい(ドガっとまとめ買いしようかな……)。早速、真夜中の1時にもかかわらず辛抱たまらず食べてみたら期待通りのグリーンな甘酸っぱいお味。こってりした甘みがおさえられ、そのかわりにスッキリした酸味が感じられます。リンゴと青リンゴの違いって感じ。ウェブサイトでは「2009年5月、ドライマンゴー業界に新しい風が吹く」と大仰なキャッチが踊ってますが、業界ではともかくうちで吹くのは確実って感じ。こりゃたまらんですわ。ベーグルとか作ってみようかな。

@ぷなぷな


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